ゆふぐれ
ふみきり
みずたまり
おむかえの
はは、したがへて
黄いろいぼうし
せおう赤
あたらしいくつ
よごさずに
じょうずに
とべた、よ
はがいっぽん
....
小さな夢も
大きく育って
素敵に叶うと
信じてる
小さな希望も
大きな翼となって
はばたけると
信じてる
人を好きになる度に 誰かを傷つけて
誰にも愛されなくなるようで恐いんだよ
誰の助けも借りず 借りられず傷ついて
自分を追い込むだけ追い込んでも答えは見つからない
誰か あたしを ....
人の幸せ考えて
行動できているかな
人の気持考えて
言葉を言ってるかな
愛のある暮らし
本当に楽しい
恋のある暮らし
毎日が刺激的
人を困らせてやろう
嫌がることしよう
人 ....
大切な言葉の群れを守れたのか
言葉の洪水は
何の温暖化のせいなのか
NT○は A級戦犯
電話ボックスで喰う昼飯は
うまいか
大切な言葉の群れを守れたのか
ローションをたたきこ ....
雨上がりの食パンは
暗い部屋の中で
その白さが大きく目立つ
外が明るくなるよりも
少しだけ早く
明るさの存在を示してくれる
そのやわらかさを見ていると
午後はどこに出かけようかと
なん ....
花が散るなど構わない
心に焼き付く姿があるから
年を取っても構わない
過ぎた季節だけ利口になるから
夢破れても構わない
敗れるほど膨らませたのだから
壊しちゃっても ....
素敵だなと
思う言葉は、全て
ばいばいをして
脳に帰っていく
消えたくはないから
決して
さようならは 告げずに
またね、とだけ告げて
帰る 帰る
伝える事だ ....
せなかに
けいさんきをうめたのを
わすれたまま
ひとは
いた
ひふのうえから
るうとのあたりを
おしてあげた
ひとはときどき
ひとであることを
わすれてしまう
らしい
時は昼を告ぐ
車にのりて
街角にあり
見上ぐれば
欠け電球柱上にあり
冷や汗がでる
鉱夫石を掘る
広い野原
風がふく
材もなく
夕食こしらえる
女二人
蝉がささやく ....
あぁ、マリー
君は覚えているだろうか
あの丘で、あの木の下で、僕は
白い、{ルビ花冠=はなかんむり}を
あぁ、マリー 君は
少し頬を、赤く染めて
そのリンゴを、僕は
優しく、ついばん ....
霧雨で
全部言ったら霧雨で
それは何千日っていう僅かな
俺たちの
永遠で
霧雨に緑は映えて
おまえの瞳の緑は映えて
そんなに静かに
生まれたての春の花々のように ....
6月の京都の雨の暗い午前中に縁側で印象派の絵を描いている 庭には草木が生い茂っていて屋根からぽつりぽつりと雨が垂れている 僕はそれがやけに気になる 草木の湿った匂いがする 居間には僕の描いた絵画や印 ....
明けない夜は無いだとか
苦しみを糧にだのと
気休め紛いの雑言は吐かないよ
苦しみの時に大いに悶える貴方は孤独
その身の内に全てを終わらすのだから。
僕が出来ると言ったら精々目 ....
破壊と安寧が絡んでは軋む
音がする
たくさんの死体を背景にして
突き進む僕ら
それでも絶え絶え繰り返す
呼吸を続けた先で
そして見えたモノ
抱えて放り出さずに守ってよ
重ねる埃塗れ ....
【女】
あまがえるが恋をしたからって
雨が止むわけでもないけれど
どうせ降り続くなら
恋をしたあまがえるの時がいいわね
【男】
耳そうじのやり過ぎで
三半規管が ....
黒猫の腸はとても長いっていうから
綱引き縄の代わりに使ってみたんだ
ぬるぬるしていることは事実だよ
それはとても握りにくいものではあった
だけどそれなりにコツを掴めば
ちゃ ....
今朝は少し寒くて
息をはぁってやったら
一瞬で凍り付いて
まるで刃みたいになって
そこら中に飛んで行って
隣のおばあちゃんがまだ眠ってるって言うのに
勝手に窓を突き破って
....
急な休みで私は寝巻きでぼーーーっとしてるんで
せっかく来てくれた
宅配便にも出ることは出来ません
平日の昼間はカーテンも半開きで
外はなんだかいい天気らしく
時折
鳥の声や ....
机の下の指先が
とても不器用に見えた時
祖父と同じように
草木の汁が染み込めばいい
と思った
へび苺の味は思い出せない
祖父の出畑は
すぐに草やつるが生い茂るので
それをな ....
躍動の風が
生い茂る森を抜け
黄金色の穂をそっと揺らして
この海に波を起こして
この帆まで届くなら
そっと優しく受け止めて
時の航海を始めようじゃないか!
でも届かない ....
まことしやかな優しさを盾に
痛みを持たない言い訳の為に
小鳥は精一杯飛んでいる
すずは凛と鳴っている
わたしはわたしらしく生きている
言葉がなくても構わない
誠実で ひたむきな姿が ....
その日
少女はふられた
暮れ泥む夕日に背を向けて
永遠であるはずの
太陽の時代の終焉に
背を向けるように
湖を前に立ち
鏡の静かな凪の湖に
少女の影
日がしずむほど
....
灰と黒の輪のなかに
ただ無造作にひかれた線が
鳥と魚と人になり
じっと浅瀬の水を見ている
珠の髪飾りをつけた影が
影から影へ走り去り
赤茶の径 銀の腕
角から角へ増え ....
何も
何も・・・
何もっ!
得る事もできず
与える事もできず
また一つ大切なものが
手の届かない場所で
認識の遥か彼方で
知る事もできない空間で
失われていく光を
見送 ....
聞こえる 冬の声 広がる 雪の色
涙どれだけこぼしても 愛されたときは戻らない
ふたりで描いた夢だけど 色がつく前に消え失せた
いつまでも 君を忘れられない
沈みゆく 太陽追 ....
レモンティーの中に入れた角砂糖が
スプーンでかき回すことなく
ゆっくりと溶けてゆけば
それはもうすでに春です
紅色の中でもやを出して
やがてその中にうちとけ合い
春がしっかりと出来上がるの ....
雨上がりの午後3時
虹の架かる空を笑顔で迎え
長靴を履いて
水たまりにジャンプにする。
星のない空です
花冷えの風が吹いています
胸のうちで風車が回ります
からからと心の臓に触れながら
淋しいのです 淋しいのです
神様 私の弱さをご存知でしょう
私にもう一度 愛を教えてく ....
あれからさ
また
あんなふうになってる
おまえと別れて
二ヶ月後くらいの
痛みのなか漂ってやがる
ごめんね
ダイエットみたいにさ
また
着信拒 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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