くらげが空をおよぐ
季節の弱気なおやすみに
動けなくなるようで
うみ星は腫れ上がる


あれは、びっくばん、というんだ。
という夢をみてしまうと
うまれてしまいました
あたし ....
ぼんやりとした光が
畑を一面に降り注いでいます
真っ赤な郵便局のバイクが
畑の中を通り過ぎて行きます
なんだか春らしい
道の草が風で揺れています

ゆるやかに道が曲がっています
雀が私 ....
朝が欠伸をして
太陽を連れてくる頃
夜は目を擦って
6:00の地平に沈んでいく
 
太陽が生まれるずっと前から
月が引っ張られるずっと前から
 
それは、
変わらない奇跡
 
  ....
  春に桜ほどではないが
  君の長い髪に君の白い丸顔が似合いだ
  いつか散ってしまう危うさは無いが
  熟れてゆく愉しみがある



  夏に雲ほどではないが
  君の笑う ....
デイケア、僕はひとりぽつん、いつもひとりぽつん。
浮いているのには生まれてしまった時から慣れていたよね。
だけどね、その日は違ったんだよね。
女の娘が話しかけてくれたんだね。
名前はUちゃん。 ....
こうえいの
ぷうるで
しんでいるかのように
ひとが
かんせいをあげている

いきているひとは
ときおりじょうずに
しんだひとの
ものまねをしてみせる

そして
みずのしぶきをみ ....
砂原を歩いていると、人間の手が蠢いていたので、掘り出した
父だった
父はこんなところに埋まっていたのだ
途中から誰かがわかったので、指先でなでるように、焦って掘り出した
息をし ....
一二一二三、一二一二三
変な拍子頭がこんがらかる
ティンパニーが又叩きたい
シンバルを打ちたい

クラシックそれは昔聞いた
音楽懐かしい
スネアドラムは難しくて
叩けなかった。

 ....
暗い暗いトンネルの中
やっと見つけた微かな明かり

触れてみると
ほのかに温かくて
融けはじめた心
湧き上がるのは感情
{引用=あぁ ここはトンネルなんかじゃなくて
あかるい太陽の下だ ....
 この先にある午前中の玩具屋
 眩い白い光に包まれて
 僕は2004年に戻ってきた気分になる
 バスを降りて暫く坂を下ると
 異国の風情漂う町が見えてくる
 そしてその一角に僕が働いている小 ....
ある飲み会の後
ひとりで坂をのぼる

街灯が白い坂道を照らし
空の黒と鮮やかなコントラストをつくり
感傷に浸るに充分な舞台を与えてくれた
星は出ているだろうか
うつむいて歩くから ....
 初めには
 
 何もなかった



 果てしなく続くと見えた世界

 いつのまにやら

 こんなところまで来てしまって

 気付けば

 僕の残した足跡が

 この今 ....
夜の、
雨の、
それぞれのゆくえを
ひと色に染めて
あかりは桜色

煙る雨の甘さ、
舞う花びらの温み、
絡めた指が
やさしさを紐解く
夜に、
雨に、
焦がれる桜

時計の針 ....
始まりの色に染め上げられた
空気に浸かって


呼吸を開始しようと
している


まだ
何も始まっちゃいない
いないのに

僕は産声を
上げた気で いる


ここより ....
蛸男と偶然すれ違った
僕と君たちと一体何が違うって言うんだ
開口一番蛸男は僕に突っかかってきた

何も違いやしないさ
君は十分に魅力的だよ

当たり障りのない言葉を返すと
 ....
照明をを落とした夜のワンルーム

音を消したテレビが無機質に
目の前の裸体を点滅させている

果実から流れ落ちて乾いた液体の匂い

ワンルームの部屋中に充満し
くちのまわりには
唾液 ....
逃避行ロケットに乗って行こうよ
火星なんかがいいんじゃないか
知ってるかい
あそこには何でもあるんだ
地球に送られる映像は
やつらが勝手に作ってる

お父さんに挨拶はしない方 ....
砂遊びをしていたら
砂がさらさらと流れ出した

驚き慌てている僕の口の中に
砂は潜入してきた

砂はたださらさら言いながら
僕の体を流れていった

閉ざした扉をくぐりぬけくぐりぬけ
 ....
みんな気になる
人の事
他人の事

気にしなくてもいいのに

気になる

目に付く
鼻に付く
耳に付く

何が出来るの?
何が変わるの?
何が変なの?

人は人
 ....
わたしがこの家にやってきたのは
もう十七年も前のこと
途方もなくよく晴れ渡った
それはそれはなんの変哲もない
おだやかなある秋の日
一機のエアプレーンとともに
デパートで買われたわたしは
 ....
あの子やその子の孤独は
柔らかそうで素敵

まるで女神が産み落とした赤子のようで
健やかな膜は健在なのね


この体は 何かが出ては入る循環を好んで
一色にしか染まらないけど存在は莫大 ....
なをかけ
そらす

わにゆれ
くいる

つつしむ
よるに

こびんの
はおと

すめない
つちに

とべない
かぜに

まつうた
うたう

はなれぬ
はると ....
馬はずっと土の中で
千年以上も埋まっている
生まれた時は丘の上にいたが
数え切れないほどの戦乱と
自然の変化によって
冷たい土の中へと潜っていった
それでも馬は
丘の上から見た日の出を
 ....
木が二つで 林。
木が三つで 森。

それなら
おれんちのちかくは

木木白木木木木木木木木木木木木木木木光土土土土土土
木木木木木木木木木木木木木木木木木木木木光土土土土
鳥木木木赤 ....
キュッとくびれ〜たほっそい腰
ユっめッのよッほっなぁ〜 ツツツ
オ・n・な
の子ぉお〜
へへへッ
おィえいYeaいエッ
へっへっ
へへへッ
ド〜ンドンドドドドド〜ン

愛したりな〜 ....
愛し人を真白の紙に立たせようとすると

僕の脳は一斉に窓を閉め始める


どんな世界に連れだしても
独占は止められず
清き風は吹かず


広大な海原は
狭く細長い橋になる

 ....
すぐに落ち込んで

飽きっぽくて

調子に乗りやすくて

ウルサイ私だけど

今日は少しだけ

褒めてあげよう。

”ホッ”が無くなる前に。
生まれて来た、ことばに感謝。

綺麗に使えなかった、ことばにごめん。

聞こえた、ことばに涙。

汚した、ことばにキスを。
僕は深夜の公衆電話ブースで
キミに聴かせる物語を暗誦している

 動物病棟に緊急搬送されたクマリスの
 バイタルは比較的安定している

すでに眠りについたキミの枕元には
3年ほど前に発禁 ....
        街路灯が薄目をひらき
パチンコ屋のネオンがウインクし始める
    沈潜ひとしおの黄昏はひととき
   玩具の壁時計が噎せるセコンドは
  歯車の音をなぜか故意にひびかせる
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
巡りくる月。鯨 勇魚4*07/4/21 11:20
なんだか春らしいぽえむ君12*07/4/21 11:10
当たり前、が山中 烏流3*07/4/21 10:55
約束草野春心307/4/21 10:34
優しすぎるUちゃんうおくきん5*07/4/21 10:22
くんれん(ものまね)たもつ607/4/21 9:58
砂原にリーフレイン38*07/4/21 8:56
パーカスペポパンプ4*07/4/21 7:24
勇気を持って優飛3*07/4/21 5:49
君に触れたくてはじめ3*07/4/21 4:09
短い針〜ある坂道の途中で〜青の詩人2*07/4/21 2:47
エンドレス ドリーム山崎 風雅307/4/21 2:30
桜色の夜LEO31*07/4/21 2:04
「始」山中 烏流107/4/21 1:57
蛸男なかがわひろ...3*07/4/21 1:42
ベランダ小川 葉3*07/4/21 1:19
逃避行ロケットなかがわひろ...1*07/4/21 1:16
砂時計ツキミサキ007/4/21 0:29
どうでもいいポンテク1*07/4/21 0:18
季節外れに壊れた扇風機3*07/4/21 0:17
x と yRAVE307/4/21 0:02
古蝶石流砂木13*07/4/20 23:55
土の中の馬ぽえむ君7*07/4/20 23:36
ウッドランドイグチユウイ...007/4/20 23:31
花のような日々♪A-292*07/4/20 23:24
想像世界でさえRAVE407/4/20 23:19
”ホッ”來稚1*07/4/20 23:15
ことば。狠志1007/4/20 22:50
うごきだす、シリ・カゲル507/4/20 22:34
Confession(3)信天翁107/4/20 20:51

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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