どこまでも続く桜並木の先に在るものを
確かめたくて
あなたと手をつなぎ歩く

親子ほどにも見られそうで
控え目なあなたの腕を
胸元にまで引き寄せ
歳の差なんてね

桜は潔く散るから美 ....
雨がちっとも止みません
雨がちっとも止みません
しとしとしとしと降るばかり
しとしとしとしと降るばかり

雨がちっとも止みません
朝からずっと降っています
もうそんな季節だし
しば ....
          ―あるいは隠棲と知識


その先は海へといたる低地帯
広大なだけの空が暮れはじめると
きょうも
{ルビ背=せい}の高い草は
静かで乾いた音をたてる

立ってること ....
安心していたら
乗り過ごしちゃった
 
らしい
 
 
らしいので
 
 
線路を
てくてく歩いて
戻るよ
 
ほら 思いの路線は
いつだって
一方通行だからさ
 
 ....
思い出の糸を手繰り寄せる

思い出の数だけ増えた糸は
今や無数にあるけれども

手繰り寄せる糸の手応えは
どれもあきれるほど弱く

数だけが増えた思い出の糸

これだけの思い出が
 ....
月は雲にかかり見えなくなる

間抜けな獲物は蜘蛛の巣にかかる

月は微動だにしないのに

獲物はじたばたともがき続ける

それは最後まで続く 命あるものだけの贖い
傘のしたでだけ
降り続ける雨がある

 強弱では語り得ない、それ



交差点を渡る黒たちの
はじまりの日は
白だった
或いは
今も

 嘘とほんとを
 分けたがるけれ ....
見てはいけないのだとわかってはいた
誰か忘れてしまったが誰かに教わったのだ
父でも母でも兄でもない誰かに
たいして長くもなく広くもないその川のその場所には
かつて利用されていた潜り橋の名残があ ....
教育的な政治は無いが、政治的な教育ならある。

弱者に群がるのが正義の味方である。

消費税を上げる前に、政治家の口に課税するべきである。

金に裏切られる者より、人に裏切られ ....
傘を刺す
左手にはつめたい砂を詰めた
ビニイルの袋、


死んだ、
しあわせに笑い過ぎて
太陽が


死んだんや


聖歌隊が
空に吸い込まれる


 ....
素敵なことがあればいいのに

そんな事を嘯いて

僕らは今日も夢をみて

眠っている間に去ってしまうよ



素敵なことがあればいいのに

そんな事だけ考えて

僕らは今日 ....
やわらかい

新緑の色

クリームだ


すいこまれている

同化しそうになる

やわらかな外がわ


やわらかい

新緑の色

クリームだ
ひとが
しをかいている
ひとは
しをかくのがすき
かいていると
こころが
きれいになる
きぶん
しをかくひとのことを
しじん
というらしい
ちなみに
しにん
とよぶと
 ....
 
まずは、
背中の秋を追いかけて
レダの卵を採取しなくてはなりません。
(ゆめです。きづかれぬようにかくしてしまった、)

それは、此処からずっと北、
一つ長い橋を渡って弓なりに沿っ ....
コトバひとつ追い求め 導かれ
空想越え目指しペダル踏み込む

小さな小さな話題 縒り合わせ
いつも君の手の中へ届けたい

切れそうなライト点滅する世界 マンガから拾う恥ずかしいセリフ
ぼ ....
春が吹いてくる
強い風だ
今は春だぞと
言っているようだ
どこまで吹いてゆくのだろう
林が揺れている
鳥はどこにいるのだろう
蝶はどこにも見当たらない
春の声が大きすぎて
みんな黙り ....
こんにちは、
はじめまして。
いい服ね。
とってもあなたに似合ってる。
それは彼女のお気に入り?。
へぇー彼女って、
そんなに趣味が悪いんだ。
その指輪も ....
色を失くす
また夜が迫る

傍観者になりきれない

この街さえ 
新しくなっていくのに

思い出せなくなる
みずみずしい指先が
どういう風に
この胸にふれたのかを ....
「希望」作詞 天野まさたか

夜空を 
見上げて みよう

力強い 個性と 
弱いが 確実な従順が
絶え間なく 煌いている

その 輝きの果て に
羨望と 奢りが な ....
 故郷スラム恨む
 連む連中絡む連中 皆足らぬ連中で
 悪意ばかりはタランチュラ 性根は至らず線虫レベル
 ゴミクズゲスカス 南国ハイビスカスも枯らす程の毒 毒 毒……

 呆れ果てて 己  ....
わたしは朝に満たされる。
熱く火照ったわたしは、
彼を待っている。
彼は引き寄せ、
唇を付ける。
彼の唇は巧みにそこを避け、
わたしを甘く、
咬む。
わ ....
     デビルのマジックが余りにも
            お見事なのか
     ジュピターの黙示が余りにも
             透徹なのか
口から吐く言葉となるものが淀んでいる
 ....
春は優しい風の音色で
ひらひらと踊りながら地に還る


田舎の祖母の他界の知らせに
慌ただしく帰郷の支度をしながら
移り行く季節の名残に
そっと目を閉じる一時

思い出はいつも
 ....
かぜ。が、
なみ。を、

いちばん。
(ちいさくしたから)

しんとう。
(するようなやさしさで)

つつまれ。
(きょうめいするのは)

はる。が、
(うまれたから ....
見慣れた景色から
昨日まで在った なにかがひとつ
消えていても
今日はなにも変わらない

ただぼくらは
別の景色でそこを繕いながら
いつか忘れてしまう

飽き飽きする毎日から
昨日 ....
いってらっしゃい
見送る朝がある
おかえりなさい
迎える夕暮れがある

うそつき
わがまま
くちげんか

だいっきらいって言いながら
いっしょに揺れる影法師

そしてまた朝が来 ....
高層_ 大理石建築の なかで なつかしい

( いまは、どこのひとなのだろう? )

ウオシゲに あった

かれは 色の 白い きれいな 顔を して

シャープな フレーム ....
時計はほっとけい
ホットケーキだ 二人でホットケーキを食べに行くんだ
仏になるまでホットケーキを食べ続けるんだ
時間という絶対的な制約
俺たちはそれを乗り越えるという契約
ハンデをうまく使い ....
さいしゅうかいをいっしょにみる。

サッカーのはなしをいっしょにする。

すきなうたをいっしょにうたう。

かがみのうつりぐあいをいっしょにみる。

みつめあっていっしょにふきだす。
 ....
今年も一年 

あなたを好きでいられて 幸せでした。


来年も 

きっと ずっと好きです。


あなたを想えることが 何よりの幸せだから。
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
さくら、ふたたび恋月 ぴの38*07/4/22 21:19
雨の日はるこ3*07/4/22 21:05
ハリエニシダ「ま」の字6*07/4/22 21:00
乗り過ごした、ので山中 烏流10*07/4/22 20:39
小川 葉3*07/4/22 19:56
狗の骨107/4/22 19:28
よくある話千波 一也15*07/4/22 18:10
橋の下にある藻屑について佐々宝砂5*07/4/22 17:49
真理むむ107/4/22 17:43
残響はらだまさる11*07/4/22 17:12
素敵なことがあればいいのにそらいろ☆コ...4*07/4/22 16:53
クリーム吉岡ペペロ207/4/22 16:34
くんれん(し)[group]たもつ1207/4/22 14:32
九月童話紅魚1307/4/22 13:57
ものもいサンデイもる007/4/22 13:44
大きな春の声ぽえむ君10*07/4/22 12:01
「 ひとめぼれ。 」PULL.6*07/4/22 11:50
記憶の箱アオゾラ誤爆8*07/4/22 11:44
希望天野まさたか107/4/22 11:42
過去メメント影山影司207/4/22 10:56
「 満たされて、 」PULL.6*07/4/22 10:47
軌道のそよぎⅡ信天翁207/4/22 10:37
散るベンジャミン607/4/22 9:24
春。鯨 勇魚5*07/4/22 9:08
さよならの先yaka2*07/4/22 8:00
しあわせ10*07/4/22 7:59
たましいのともだちモーヌ。12*07/4/22 7:42
H.T.K新守山ダダマ207/4/22 7:19
いっしょ。空 春色4*07/4/22 6:59
今年最後の日に。0*07/4/22 6:53

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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