海岸に太陽が落ちていたので、
拾ってポケットに入れた。
手のひらは、
じゅって、
音を立てて燃えたけど、
そんなの気にならなかった。
どうしてもこれを、
 ....
青色はあの日見た夕焼け前の空の色

くすぐったい君の前髪はいつの間にか輝いて

僕の心にひどく青色の斜線を引いてしまった

ゆるがない気持ち

たゆたう心音

平行線は絶え間なく伸 ....
風邪を引いてしまいました
熱があるわけではないのだけど
のどが痛くて鼻水が出て
とっても不愉快

アメリカに留学中に
風邪を引いたときには水をたくさん飲みなさい
ってホストマザーに言われ ....
 僕は瞬間的に庭を受け止める
 そこには平安が待っている
 一時的な小雨がばぁぁぁと降り注いでいる
 僕は庭のデッキチェアーで君を待っている
 君は嫌がるかもしれないけど僕は君を待っている
 ....
「気球」




気球に乗って
ぼくは旅に出る
今 ふくらましてるとこ
きみは
地上に立って
それを見てる


ぼくはたぶん
他の人らとそりが合わなくて
もうずいぶんつか ....
「めそめそさん」



ある朝目が覚めると
隣に知らない女の子が寝ていた
くびが細くて大きい目をしている
名前はめそめそさんというらしい
それからぼくはめそめそさんと暮らしている

 ....
誰もが同じような

(((フレーズ)))

を並べ立てて、
好きな音楽のように思い出しては感動して

みたり、感動した
ふりして、
飯食って、
うんこして、



「さくら ....
見ることで広がる景色

古びて黄色がかったキャンパスに
薄い紅を敷き
遠くで光るピンポン玉
遠くに広がる影達


聞くことで広がる景色

水たまりに落ちる雫の一滴
木々たちの話声 ....
恋をしているひとは
強い匂いを発している

ところが
恋をしているはずなのに
匂いを発しないひとも稀にいる

心のどこかに多少嘘があるとか
思った以上に相手に正直になれていないとか
 ....
本当のことはカチッと停止している、これが本当だとすぐに分かる。

本当っぽくても本当でないことは、たいてい良い条件が揃っている。しかし時計の長い針のように少しずつ輪郭がズレていく。
ズレに対 ....
             2000/04/20


歩いてゆく後ろ姿
貧弱な胸の筋肉
あれでは戦えまい
今夜も背中を貫いて星が降る
キラキラと光っているうちは
危険と教えられた

 ....
うまく言葉がでてこなくて
一生懸命探すのだけど
やっぱりしっくりこなくて

あなたに伝えたいという思いだけが
あなたに届いて
何を届けたいかが伝わらない

きっともうそれは
言葉で表 ....
          2000/05/31

17歳の桜の木
満開の花を咲かせる

ほんとにやつら
好きなこと言ってやがる
いったいおれたちの
基本的人権も労働者の権利も
そんなものど ....
家出をしようと思った
理由なんて適当だ
ただやってみたかったんだ

とりあえず思い切り外へ飛び出した
母さんが追いかけてきて
財布だけ取り上げられた

仕方がないからひたすら歩く
と ....
 ありふれた【豆】。――心奪われて
一粒づつ、手の生えたやつを鋏で切り落とし、
妖しい黄緑の笑いに負けまいとする
僕は生体機械。幸せなど知らない

 そう。かなり前に飯炊きの胎から生まれて
 ....
 
耕す
土の中にも幾千もの命
ちぎれても生き抜くものもあれば
七年ののちの七夜の花で
ついのなりわいをとげるものもあり
それを耕す
おかに生きるものよりも
海に生きるものが多いとか
 ....
臆病者だけが
乾いている
磁石のにおいの
ひどい穴ぐら
窓の外では
アスファルトが
黒曜石に濡らされている

  仕切の向こうの笑い声が
  うるさくてちょうどいい
  そんな時刻 ....
いつか寺院で見た 生け贄の山羊のようには 悲しみは私を殺さないから 
汚れやすい白く甘い菓子を 両手一杯に掬う
死者が出そうな陽射と気温の中 恐らく理不尽に叱責されていた少女は
その破れ ....
炎の河を布に包まれた遺骸が流れていく
沐浴する人々が不浄な指先に漁火を灯す
対岸の火牛の群れが過反芻した泥を吐く
河面に落ちた星ぼしよ燃え尽きているか

新しいカースト制
ビル・ヴィオラ
 ....
幾時を重ねたなら

無色に染まれるのでしょう

幾風になびかせたなら

虹色は澄みわたるのでしょう

抱えきれないほどの罪と

背負いきれないほどの罰を

幾雨に溢しても 尚 ....
           2007/04/25


木漏れ日の郷
足軽の猫たち
群れをなして
ミャウミャウ
みゅうみゅう
みゅーみゅー
MewMew
mewmew
ミ ....
「一人前」という人が
どんな人なのか
今でもわからないけれど
多分自分はそうではないだろう
世の中からすれば
自分はきっと
立派には生きていないだろう
お金になるようなことに
とても不 ....
つまんない
なんかもう
笑えない
一年中
どうすればいいかわかんない
明確な明日
その先の輝かしい未来
そんなもんフィクション
どうすればいいのかって
一年中
つまんない
ほんと ....
アベニューにみどりのかげが溢れだし
  タンポポも路肩で微笑みはじめた
            というのに
 精の分身に水晶の輝きが見られない
    神の化身に清流のせせらぎも
      ....
知ってるの


あたしの気持ちが




あなたに届かないことくらい










けど


なんか

あたし、ヒネくれてるからさ



 ....
もうわたしゃ たくさんの世界をみてきたよ

食べるものがない世界も見てきたし
悲しみしかない世界も見てきたし
人を恨むしかない世界も見てきたよ

みんながひとつの目的に向かって
夢のよう ....
あなたという太陽が消えた時

わたしは今でも

決して明けることのない夜の中

わたしも星空になりたいな

すると雪がはらはら降ってきた

わたしの好きな雪

今日はここにいよ ....
自分のことサイコーとか思ってんだろ
悪くは無い意外とCoolとか思ってんだろ
お前が全てを放り出してデカイ事言った時さ
あの時のお前の話さ

分かってんのか?
日本人の3人に2人 ....
キミの口許は

楽しいとか

幸せとか

夢みたいとか

そんな希望を垂れ流して

完璧な微笑みを浮かべていたけど

目だけは笑っていなかったね

本当にただの一度も笑わな ....
なりたいんだ。王子様に。

『礼儀』
という名の服を着て
『優しさ』
という名のマントをつけて
『暖かさ』
という名の靴を履いて
『強さ』
という名の剣を持って
『美しさ』
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
「 ポケットの中の太陽。 」PULL.15*07/4/26 6:49
僕は青色が好き 、目眩。箱犬407/4/26 6:25
風邪と水相良ゆう1+07/4/26 5:38
土曜日9時48分の庭はじめ4*07/4/26 4:13
「気球」ソティロ5*07/4/26 4:11
「めそめそさん」10*07/4/26 3:46
メロディひろっち0*07/4/26 3:18
感覚テルテル坊主1*07/4/26 1:39
匂い小川 葉807/4/26 1:23
みる猫のひたい撫...5*07/4/26 0:57
適性あおば5*07/4/26 0:53
きもち優羽9*07/4/26 0:44
17歳あおば4*07/4/26 0:41
はじめての優羽6*07/4/26 0:37
ビーンズボーンの詩atsuch...4*07/4/26 0:19
木漏れ日隠れAB(なかほ...907/4/25 23:52
雨を許すと濡れてしまう[group]たりぽん(大...1907/4/25 23:51
特別な日キヨカパパ6*07/4/25 23:30
さかまく、炎シリ・カゲル107/4/25 23:12
罪と罰見崎 光307/4/25 22:49
木漏れ日隠れあおば8*07/4/25 22:33
立派に生きてはいないけれどぽえむ君6*07/4/25 22:18
a go goたいにぃぼい...407/4/25 22:08
にびいろの声紋(五)信天翁307/4/25 21:53
手紙蓮未2*07/4/25 21:37
いとまごい相良ゆう007/4/25 21:32
悲空(ひくう)森下 流華1*07/4/25 21:15
Message tomaynar...107/4/25 20:59
glass pumps[group]三架月 眞名...2*07/4/25 20:47
あたしは王子様になりたい。愛心1*07/4/25 20:36

Home 戻る 最新へ 次へ
4696 4697 4698 4699 4700 4701 4702 4703 4704 4705 4706 4707 4708 4709 4710 4711 4712 4713 4714 4715 4716 4717 4718 4719 4720 4721 4722 4723 4724 4725 4726 4727 4728 4729 4730 4731 4732 4733 4734 4735 4736 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.71sec.