枕元に立つ影は一言ポツリ

罪悪感に苦しみ抜いてください

と、声にならない声で

でも

ボクの意識にダイレクトに

そして

フッと漏れた笑いを残して

消えていった
 ....
重ねるほどに
見えるものまで見えなくなる

それを情け無用と切り捨てようにも
思うが侭にならぬ身体と
曖昧な優しさで隠す意志の弱さ

諦めることさえ捨て去ってしまい
手の中の小さな夢を ....
朝が来て
さぁ 始めようって
誰が言う

じゃあまたね
また会おうねって
誰に言う

声に出しては
風になって
流れて迷って
自由になって


昨日の自分へ ありがとう   ....
「死んだ方がましだ。」と
貴方は 母さんの事も考えてくれず
部屋に閉じこもってしまった

貴方の好きな 全員集合が始まったのに
貴方が部屋から出て来なかったのを
母さんはね てっきり貴方は ....
あなたの隣に
夢を置かせて下さい
ほんの小さな夢ですが
あなたの隣にいる限り
とても生き生きとします
あなたが喜ぶと
小さく羽ばたく音を出します
ただ
あまり見つめられると
照れて縮 ....
書いてみたのだ
へのへのもへじを
思い出せなくなって
目を閉じ黙想してみたがどうにも曖昧だったので
チラシをひっかきまわし裏が白いのを見つけて
そそくさと書いてみたのだ
しかしおかしいのだ ....
疲労の日
弾丸の詩口より寒い報告書
それはさせません
どれが静かに叫びましたか
どれが塵を払うお金の
どんな雨季への小さな指の間隔まで
その日数倍のバスの間に敷かれたことでしょう
 ....
焼けていくその空は
思ったより高くなかった

天に伸ばした手が燃え染まる
風が私と空をつなぎ
とけていく境界線

明け方の雨が露のごとく
草にとどまっている
匂い立つ今 ....
お仕事は何ですか、と
聞かれたので
コピーライターです、と答えたら
あなたは不思議そうな顔をしました
そこで、コピー機の説明書を書く
仕事なんです、と付け加えると
ああ、と少し理解 ....
春色の街 新緑の芽が
朝露に 光る朝

山の目覚める 春の光に
雪どけ
ながれる
川の 音色は
せせらぎ‥

新しい空気に 深呼吸
風に ゆれる
新緑の葉

雪割草が  ....
駱駝が
ゆっくりと通り過ぎるのを
ふたりは
石の窓からみている


駱駝は寡黙な動物だと
女が言う
男もずっと
駱駝の言葉を探していたのだが


砂嵐の中へ
ときどき駱駝 ....
ジュースが飲みたい。
そう言って男の子は歩いていきます。

ジュースがいよいよ飲みたい。
そう言って男の子は少し汗ばむ五月晴れの中を歩いていきます。

ジュースが飲み干したい。
そう言っ ....
5人目のマリオは
川に落ちて死にました
4月の暖かい日曜日でした
私は庭の片隅に小さな穴を掘り
真っ白いノートに「やりなおし」と書いて
ビリビリ破って埋めました
あれから毎日、
 ....
明日雨は止むから
もう少しだけ
待ってくれないか
 
そう言って
鍵を閉めたのは
君だったのに
君、だったのに
 
 
絶妙に見えない
位置関係で
勝手に進んで行くのも
君な ....
いいとか
わるいとか

みんないろいろ
いうけどさ

きみとぼくは
ただの

はなれていられないだけの
かんけい

またいっしょに
はしゃいでうたおう





 ....
ねぇ
君は知らなかっただろうけどさ

その小さなニキビであったり
背の低さに悩んでるとこだったり
あんま太く無いくせに深刻な顔してたり
そんなとこが僕は好きだったんだよ

ふざけて二の ....
あんなに降っていた桜は
何処へ流れていったのだろう
夜の手がそっと集めて
すこし北の、
山並みを越えたところへ
風に溶かして運んだのだろうか


翠を湛えた葉桜は
それはもう、
ひ ....
止まない雨



消えない雲



見えない気持ち



気付かぬ想い












晴れろ空



照らせ太陽



届け ....
まず蕗の薹
雪が溶けて、側溝に水が流れたら大根を
切干しに干せるのは寒のうち
あとは塩して、漬けものの樽

味噌を仕込むのは
麹菌が繁殖するほどにぬるく
雑カビがさほどには混 ....
叫びは夜のしじまに消えた

涙はコンクリートに吸い込まれた

どこにも行き場のない

思いだけを抱えて

月を見上げた
さあ、ご覧あれ

タネも仕掛けもございません

あるのはただのカラの箱

いいですか?

中には何もありません

ではこの中に何を入れましょうか

そうですね…

昔、私が ....
四月も終わろうかという頃
まるで冬枯れの車内に身震いで目覚めたので
夕暮れの油山を取り囲むように出現した街に
シビックの眠気を誘うパッシング
モールス信号を試みる
間髪を入れず
一斉に返答 ....
排泄された
コトバたちが

都会の
ドブ川を

流れてゆく


コトバに
裏切られ

届かない
想いは

心に
沈殿し


ナミダは
羊水となり

コトバは ....
それぞれには帰りたい場所というものがあった
所属欲だ
僕と君は何故か駅で別れた
君は東京へ向かった
東京とは、夢の中に出てくる場所、のイデアを
指す、幻の国の名、ではないのかと
僕は呟く
 ....
恐怖を盾に
今日も前進するのだ
前線を1ミリでも詰めろ

思考の渦に飛び込み
深く沈んでいく
酷い眩暈に襲われても
酷い吐き気に見舞われても
消して後退りはするな
お ....
努力していると
人は寄ってくる
涙していると
人は逃げてゆく

苦労と共に
太って禿て行く
映画館で涙をする
いつまでも孤独

ペンギンの目が見えない
原子爆弾が怖い
何が欲し ....
桜の花びら舞い散る 春の
冷たい雨空のした
叫ぶ声はどこへこだまする
言葉に出来ない 胸の内の
想いあふれて 流れ落ちる涙

どこから来て どこへ行くの
母親の胎内を這うような
生温か ....
木々のうろから

ひとがでてくる

人間は海からきたのではない

山からうまれたのだ


宇宙の階段を

つまづくことはない

死への階段を

つまづくことはない

 ....
降り注ぐ雨に光が照らし
それはあの流星群のように輝いた
あの流星群は夢を食う虫

どこで無くしてしまったの?

どこで無くしてしまったの?

降り注ぐ流星群は
あちらこちらで

 ....
木の葉が開き始める頃
言葉も広がり始めます
光が当たるように
大きく伸びてゆきます
そっと行ってごらん
風が葉を揺らし
言葉が鳴っています

木の葉が開き始める頃
心も広がり始めます ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
selfish bubble[group]三架月 眞名...3*07/4/27 23:13
恋月 ぴの32*07/4/27 23:12
坂の上の青Hantam...207/4/27 23:05
母さんはね[group]板谷みきょう0*07/4/27 22:47
夢を置かせて下さいぽえむ君12*07/4/27 22:12
写真うつりも気になるのだ若原光彦307/4/27 22:08
真夜中の小さなキメラ507/4/27 21:58
いつもの朝にさくらほ14*07/4/27 21:46
優劣Tsu-Yo507/4/27 21:43
春の居眠り鈴鈴5*07/4/27 21:40
駱駝(らくだ)yo-yo9*07/4/27 21:37
執着ジュースブルース瀬戸...507/4/27 21:34
ゲームTsu-Yo207/4/27 21:32
待ち惚け山中 烏流3*07/4/27 21:29
かんけい松本 涼807/4/27 21:16
バイバイイヴ5*07/4/27 20:36
みどりのスケッチ銀猫15*07/4/27 20:10
明日蓮未3*07/4/27 19:37
春の食卓リーフレイン1107/4/27 19:32
夜のしじま有扉なぎさ707/4/27 19:30
マジシャン太陽の獣3*07/4/27 19:04
夢と君とさよならの話soft_m...10*07/4/27 18:52
浄化槽043BLU...107/4/27 17:58
縮尺チグトセ10*07/4/27 17:49
前進せよmaynar...007/4/27 17:32
日々徒然なるままにペポパンプ4*07/4/27 17:16
かけらSky5*07/4/27 15:03
階段吉岡ペペロ307/4/27 14:34
流星群テルテル坊主0*07/4/27 13:40
言葉が鳴っていますぽえむ君8*07/4/27 13:12

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