嗚呼!・・・・・

神田書店でビニ本を
二千五百円で買った あんたは

後ろめたさも感じる事なく
かえってウキウキ気分

ウエシマで彼女と待ち合わせ

淫靡な瞳 探りながら
ビニ ....
残虐な貌も一瞬、穏やかな
蒼いヒヤシンスの花に埋もれ
ゼピュロスの風、//そして雷。
 ――ドドンガーガー!

くちづけをし、離れれば「死、
昼も夜なくつづく 愛撫の舌

首筋の、永い ....
誰に逢うために僕は生きているのか・・
ということを考えていた
グーチョキパ、グーチョキパー
グーチョキパ、のアカンボゥ

グーチョキパ、とやって来て
グーチョキパーで立ち止まり
グーチョキパ、と駆けだした

グーチョキパ、グーチョキパー
グーチョ ....
極楽浄土は
実在していて
 
分岐点は
今まさに
 
 
 
灯台下暗し
 
あまりに近くて
離れてみて
やっと見つけれた
 
 
 
異なる幸せ
秤にかけたら
も ....
有刺鉄線と荊の性癖と属性
暴力的サディスト
人格障害のような高揚感
傷つけ殺す快楽
あふれる脳内快感物質


有刺鉄線と荊の性癖と属性
他人を傷つけるから
誰も愛せない
愛する人の ....
臨界点まで
達してしまった温度は
やっぱり
オーバーヒートを起こして
冷却装置の
スイッチを入れてしまった
 
 
(ただいま)
(くーるだうんちゅう)
 
(しばらく、おまちく ....
瞳の湖には魚が住んでいる
普段はのん気に暮らしているが
ときどき湖が氾濫して
涙の滝となりそんな時には
湖から流れ落ちぬよう
人知れず遡上しているのだ
この事実は案外知られていない
つら ....
今年も川上から
棺が流れてくる
棺流しのおじさんが
一つ一つ流していく

棺流しのおじさんは
いつも無言で棺を流す
時々話しかけてみるけれど
にこりと笑みをこぼすだけ
 ....
むかし、
いやなことがあったりすると
よく近所の公園の砂場に来た
 
いつも靴をぬいで
はだしになって
そっと 冷たい粒にふれた
 
ひんやりとして
きもちよくて
なんだか心が落ち ....
ボクらは生き物です
心臓があって、脳があって、
生きています
おもちゃじゃないよ
ボクらだって笑いたいし
ほめられたい
同じ扱いされなくても
せめて愛してほしい
心から撫でてほしい
こんな季節があるとは
もう何年も感じていなかった
少し汗ばむような
その汗をさらりとぬぐう風が
そっと優しく流れていて
お日様太陽

今日はゴムの木に水をやって
お外に出 ....
あのころ僕らは草原を這いずり回っていて、いつかこの大空に罠を仕掛けてやろうと企みながら待っていた。必要なら鶺鴒だって呼び止めた。まるでピンを刺すようにして。でもそのときから、大空も僕らを罠にかけようと .... そうだ、女房が先に死んだら強盗やればいい

ナイス!

男に生まれてよかったのは婦人病の心配が無いことと
夜道をひとりで歩けることだな

そう
女房が先に死んだら
ゴ・ウ・ト・ウやる ....
ちょうど今日のような能天気の日に、いつものようにシーラカンサス。
あいうえお、
あい、    ゆえに、

独禁法、レディースディと口走る軽薄な女、

コーカサスオオカブト、
視力検査で右 ....
          2007/04/29


ぎんだら ぎんだら
ステップ踏んで歩く道
緑の風が吹いてきて
天然孤児の頬なぜる

イチゴミルクの配達に
岡を登った林の影に
太った ....
あの町の夕暮れにはカレーの匂いが良く似合う
大体
二日目
ジャガイモが煮崩れてるぐらいで丁度良い

あの夕暮れの町には
人は流れていなくても
夕凪にてろてろとした
柔らかさが流れていて ....
その夢は終着駅から始まる
分厚い切符を駅員に渡し
改札を出ると
そこから終わりのない物語の
第一章がある
駅前広場から
右の道を上れば山があり
左の道を下れば海に着く
今は左の道に菜の ....
小さい頃からお世話になっていた診療所には
セイコさんがいた

しなびた手のお年寄りで
診療所の奥で薬の調合をしたり
患者がいなくて暇な時は掃除をしたりしていた

小さい頃はよく風邪をひい ....
新緑がつくる

外灯の影

五月のファド


セルロイドのひかり

大人しく、白く

ハナミズキ、まわる


新緑がつくる

外灯の影

五月のファド
夕まぐれ

あんがい星が

きれいだな


郊外までは

いかない空に

青がすこし

濡れています


いのち以外のものなんて

ほんとこの世にあるんかな

 ....
ことし

目を落とした

植え込みに

つつじ、つつじ汚れる

五年まえより

きょねん

気づいたときより

植え込みに

つつじ、つつじ汚れる
見た目ほど大丈夫
人目ほど気にならない
垂れて来る液

家の中 浸る 潤う 赤い液

呼吸をするストロー
もし 塞がれたら

家の中 漂う 瞑る 黒い液

酔っているカクテル
 ....
水面に映るのは
あの日の残像
決して、私の顔なんかでは
ないこと
分かっている
 
溶け込むことは
容易なのだけれど
「ただいま」を言うことは
何よりも
何よりも難しい
気がする ....
美しい交通事故でした
交差点での
高級車同士の
派手な
豪華な
品よく切れのよい
輝くばかりの
正面衝突

破片を頂いて参ります
貴方への
貴方のお母様への
貴方のお兄様への
 ....
目を持つ限り 支配される
鼻を持つ限り 支配される
口を持つ限り 支配される
心を持つ限り 支配される

人である限り 支配される

物である限り 支配される

国である限り 支配さ ....
友達が象を飼い始めたというので
見に行った

五匹の象がいた
大きいのや小さいの
ひとしきり眺めたり触ったりして
友達の手料理をご馳走になり
楽しく喋ったりもして
遅くなったし、そろそ ....
 いずれは誰にでも
 やってくる終わりのときを
 誰が教えてくれるわけでもないけれど


それはまるで
人生という山に積もる雪が
まさにその季節に向けて
静かに融けてゆくように
 ....
遠いところへ行く
だれもいない所へ
わたしという存在を
消すために

紫がかった夕暮れ
落ちていく太陽を
目で追う
暗闇が訪れた時
わたしは、無に帰る


砂の混ざった荒れ ....
 かなしい、はもう 全て 捨ててしまおう
 あの海の底に ずっと 沈めてしまおう
 はかない もろい
 くだらない夢をみるのも もう やめてしまおう
 がんばる
 あたし がんばるから
  ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
外面菩薩内面夜叉板谷みきょう007/4/30 1:59
春の嵐atsuch...5*07/4/30 1:54
修行僧P.B.007/4/30 1:52
独り言あおば2*07/4/30 1:41
ふるさとの星瑛治207/4/30 1:14
「刺トゲ」たかよし1*07/4/30 1:00
くーるだうん山中 烏流307/4/30 0:55
遡上小川 葉7*07/4/30 0:33
棺流しなかがわひろ...1*07/4/30 0:13
原点(公園の片隅の、)倉持 雛1307/4/30 0:05
コトバにならないけどcass4*07/4/29 23:31
太陽春日和maynar...007/4/29 23:23
鶺鴒10010007/4/29 23:04
夜道A-290*07/4/29 23:04
シーラカンサスひろっち4*07/4/29 22:59
瑠璃色苺大革命あおば4*07/4/29 22:45
夕暮れ町ねなぎ607/4/29 22:42
その夢は終着駅から始まるぽえむ君7*07/4/29 22:20
セイコさん[group]ふるる13*07/4/29 22:05
ハナミズキ、まわる吉岡ペペロ307/4/29 21:38
あんがい星が207/4/29 21:35
つつじの汚れ207/4/29 21:33
夢のプール酸素の枷3*07/4/29 21:01
回帰山中 烏流5*07/4/29 20:46
A-292*07/4/29 20:38
恋は盲目酸素の枷007/4/29 20:02
象を飼う[group]ふるる907/4/29 19:44
名残雪ベンジャミン807/4/29 18:12
白の世界今田コボ7*07/4/29 17:33
リストカットくるす.wh...107/4/29 17:31

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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