雨音は優しく
掌に溶けていく
頼りない指先を震わせながら
包み込む無機質を織っては
瞬間を紡いでいた


蒼が泣き
灯りの落ちたアスファルト
落ちた星星が還る頃
力なく映す街灯の柔 ....
僕は君にはなれない
そんなあたりまえのこと。

あらためて思った
僕は君にはならない

いつだって君を探して
駅のホームも
CDショップも
雑誌の中だって
山崎まさよしを笑っていた ....
春だと言うのに 
炎天下の下 陽炎が流れゆく
晴れだと言うのに
正午の憩いに 心も流れてしまう
日常の光と 影は
いつも 葛藤しながら
それでも 流していく汗に
虚無と 虚構とは
決し ....
おしずかに!おしずかに!
きぇ〜い!
勘定奉行におまかせあぁ〜れぇ〜いぃぃぃっ!
んんっ
失礼
んほんっ


ビニール製のナース服を着た女が
スポットの落ちた舞台の上で立っている
 ....
単純にやってこうとすればするほどに
鏡に映る己の姿は醜く歪んでいく
「お前は誰だ?どういう事だ?」
ホロホロホォロロ
砕け散る鏡の中で
億千万のけものが嗤う

行ってきたよ好きな所へ
 ....
 見えないとはどういうものか
 いや
 見れないということに
 恐怖を感じるべきだ

 ここにいる誰にも問うことが出来
 解決には至らない
 詩人よ
 歌人ではない詩人よ

  ....
ドラの音
ジャーン
シンバルの音
シャーン

新しい世界が
今開かれる
ないていたカラスが
ほらまた笑った。

気合入れて
人に流されて
自分も残す
人生は完璧を要求されない
個室のテレビで 
モノクロの映画を見ていた 

画面に映る
その古びた部屋には 
一台のストーブがあり 
上に乗せた{ルビ薬缶=やかん}の口は 
いつまでも湯気を昇らせていた 

無 ....
消えてく。

消え行く。

生まれたコトバたちが。

deleteの呪文で。

消えて行く。

消えてく。

消え行く。

消えちゃった。

新しいく生まれる、コト ....
あまえるなら もっとじょうずに
I want you
I want you

すなおになってよ もっとさあ
I want you
I want you

おとなになんかなんないで
か ....
「 みなさ〜ん 
  ぼくのあとについてくると 
  穴に落ちますよ〜     」 

背後から 
ぞろぞろと 
杖をつくお爺ちゃんや 
車椅子をこぐお婆ちゃんが 
頼りない 
ぼく ....
『私』はどこに存在する

視覚を占領しているのはどの私

聴覚、嗅覚、味覚、触覚

どれも、この『私』にはない

でも、『私』には心があった

『私』に五感がないように

他の ....
ぼくたちの

よろこびや

かなしみには

いろいろないろが

ふちどっている


どうかどうか

まぶしすぎることが

かなしみにならないように




 ....
宇宙の理法は『善』なので
再度 ご確認願います。

宇宙の理法は 煎じ詰めれば
『南無妙法蓮華経』なのですが・・・

考えれば 人間の理性は
限りなく拡大しています。

科学の発展が ....
窓際で
君の寝息を背中に聴きながら

どう仕様も無く渇いた空を
見つめていた

形にならない雲と
伏せ目がちな太陽と

遠く飛ぶ鳥がすっかりと
吸い込まれてしまうまで

いつか ....
 ひどく髪が傷むのは
 瓶詰めの中で 
 チェリーが
 悲しんでいる



 死にそうな動物を
 殴る
 歯間から漏れる
 折れ曲がった
 釘のような嗚咽

 ....
ずっと悩んでいたんだ
懊悩、抑制、嘔吐、覚醒
を繰り返して日々生活していたんだ
でも今さら気付いた
俺は答えをずっと知っていたんだ

「出会えて良かった
ずっと確信が持てなか ....
どこもかしこも歪んでるんだ
だれもかれもが歪んでるんだ
僕の未来も 悲惨な過去も


MOTHER FATHER BOTHER わかんない
BABY ジィチャン バァチャンじゃ なおさら
 ....
風の中に夏がいる
瞳を輝かせている夏がいる
汗の匂いが風を通して
伝わってくる

じりじりとする太陽の
その気温に負けないくらいの
心に燃えるものを抱いて
一生懸命の夏がいる

結 ....
              白い白い白い
              夏の雲にどこへ
              連れて行かれようか
              桜がスキップをしてかけて ....
空を知らないぼくは
うまく空というものを描けない

ぐるぐる巻きのパー
あれを太陽だと信じているから
漫画の吹き出しみたいな形
あれを雲だと信じているから

今日も空っぽの卵の中で居候 ....
真っ赤な靴を履き
真っ赤なドレスを纏い
真っ赤な髪留めをつけた
真っ赤な美しい女の
そのくちびるはなぜだかいつも
半分だけ真っ黒でした

女は
いつもの酒屋の
いつも ....
ボクはナニから逃げてイルのか

足は思い通りに動かない
キモチだけが先を行く

あぁ
なぜボクはこんなにも遅いのか
あぁ

後ろからナニが追ってくるのか
そこはまるで
ひとつの街であり
ひとつの物語でした

私はもう誰も居ない
公園のブランコに

キーコキーコ
と揺れていて

さようならの練習ばかりを
しています

あなたには ....
 「 僕というとてもちいさなすべて 」

                      現在は錯覚。
                      感覚の針は常に
               ....
なめらかに幼子の
桃に染まった柔肌の
質感と光沢は珊瑚

或いは

とろり新鮮な濁りなき
真に最初の一雫
甘い乳白は象牙

真似て

何れ程焦こがれて
唯身を染めて桃に白に
 ....
理想の仕事を選ぶというのは非常に難しい
まず当たり前だが興味を持てる職種のほうがいい
そうでなければ私の性分からして長くは続かない
その為にはまず自己分析が重要になってくる
このことは非常によ ....
唸る 大空 
その飛翔を 速める 鳩

太陽は 今 南中
素早く たなびいて 雲

飛行機の残音
この 大空に 響き

風は 光の軌跡を 曲げ
大風 天を轟かす

太陽の光を求 ....
 いい子ねえ、って
 大人からいつも
 あたまをなでられていたから
 ぼくはおおきくなれなかったんだ


と、いって
そらちゃんは笑う


海のみえるブランコが
そらちゃんのなき ....
そのままでその{ルビ瞳=め}のままで
僕を呼ぶあなたがいる
ほほ笑みの中で
いくつ時が過ぎたの?

やさしさは時に誰かを
傷つけるものなんだね
そんなやさしいまなざしで
僕をみつめない ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ブレス見崎 光6*07/5/12 21:49
君にならないそらいろ☆コ...0*07/5/12 21:22
愛を語る人へ天野まさたか0*07/5/12 21:18
腹上死虹村 凌0*07/5/12 20:56
創書日和「風」[group]0*07/5/12 20:38
詩人改め死人doon2*07/5/12 19:46
住み分け術ペポパンプ3*07/5/12 19:28
古びた部屋 服部 剛407/5/12 19:26
ひとつ。狠志307/5/12 19:25
Sweet Childゆうと3*07/5/12 18:37
お婆ちゃんのきっす 服部 剛8*07/5/12 18:01
私ではない『私』狗の骨207/5/12 17:31
びーだま玉兎507/5/12 17:31
君への手紙アハウ507/5/12 17:17
渇く空松本 涼1007/5/12 16:59
この音楽の奏者は一方的に失うカンチェルス...307/5/12 16:47
poison doublemaynar...0*07/5/12 15:49
キョウトタワー[group]北大路京介3*07/5/12 15:44
風の中の夏ぽえむ君9*07/5/12 15:20
雪 解けてかけあし貝だったらど...307/5/12 14:51
空を知らないしでん8*07/5/12 14:29
赤ノアイ朝原 凪人2*07/5/12 14:16
・亀の鬼ごっこ・はち107/5/12 13:33
ブランコ松本 涼707/5/12 11:40
僕というとてもちいさなすべてae96207/5/12 11:01
椰子哀歌ICE7*07/5/12 10:30
エリートと呼ばれるために快晴3*07/5/12 9:07
太陽の光を求めてアハウ707/5/12 8:53
そらちゃんのそらまほし26*07/5/12 8:33
青嵐未有花15*07/5/12 8:12

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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