賽は振られた
目が六では足りないから
賽を追加

きっちりと納まる
そう、確率の問題なんだ
一番出やすい目で
一番望まれる数
二つの賽を手放す前後
前には出目の総てを握り
後には ....
そうして…

ふと口ずさむ歌に思い出した君は 遠い過去
口癖の様に語った夢は歳に不似合い 笑いの的
耳をふさいで眼をつぶり がむしゃらに生きて 

そうして…

学生時代の幼なじみ ....
曇を知らずに
ついばむかたち
花のかたち


あこがれ
うしろめたさ
午後の砂の輪


置き去られた目の幾つかが
むずがゆくからだにひらいても
窓を見つめることがで ....
非常階段の隅っこに小さな灰皿
割とヘビィな銘柄の吸い殻
押し付けられて そのまま

残された抜け殻か それは

空気を震わせながらする呼吸は
僕の部屋ではやけに神聖な行為で
深く閉じた ....
一人で 足を伸ばして
ぼんやりと 考え事をする
お風呂の時間が大好き
でも 貧しい我が家では
気づかないうちに
浴槽の中は 冷めて 妙に寒くなってくる

あなたと一緒に入っていたときは
 ....
静かに窓を閉じる
終わってしまった映画の後で
部屋の明かりを静かに閉じると
空間が水の中に満ちたようになる

溺れてしまうと、答えは出るだろうか
息継ぎをすれば、漏れてしまうだろうか

 ....
ポイントは、スロウ

誰かが間違ったとか、テレビが吐き出しているけれど
それが本当かどうかなんて誰にも、分からなくて
無駄なものを省いてきた、そんなつもりの生き方だけれど
結局何も捨て切れて ....
それはもう私の中で始まっていますか
とか、君は問いかけて
僕は聞いてない振りをしながら
大きく頷いたりする

海へ突き出した街へ向かう電車は
青い車体に、菜の花が描かれていたりして
最近 ....
幸福な女優は、金持ちの男を好んだ。
或る日のことである。
彼女は都内の高級ホテルで、大富豪のF氏と寝ようと試みた。
F氏は、83才。無論、機能しなかった。
―夜が明けた。

それ以降、彼女 ....
陰口言うヤツはどうして
俺の前で堂々と文句言わねぇんだろう

卑怯だ卑怯だって僕達の前で
散々愚痴を言うじゃない
聞かされる方の事も考えて欲しいよ

君がしている事はアイツらと
どう違 ....
いつかそんな風の中で、
僕らは、

  (僕らは、といっても、極極限られた世界の中の

回る。
くるくる回る。
その霜を吹き飛ばす?は、知覧一体の茶畑の中に{ルビ犇=ひしめ}く林立し、
 ....
(そこはそらのとおりみち
なもないとりがとんでいて
はながたくさんさいている
そんなゆめをみた

ゆめはずっととおくまでつづいていて
そらはすんでいてとってもきれいだった
だからきがつか ....
この詩は、僕自身のために書く極個人的な詩である。
僕は世の中にある、
極普通の24歳である。東京在住のさえないサラリーマンである。
僕が世の中にあって感じていることをここでは、言葉の力と形を借り ....
大木にそっと手を当て歳を聞く 家族に絶望して
ああようやく私もここから
逃げ出せると
そう思いました

血のつながりを
絵の具の白で塗りつぶして
ああ白色は
このためにあったのだと
私は思いました ....
  5

ささやきとゆめとで満たされている

乳白色の匂いが駆け巡り
スカートの裾と共に影がゆれる

したたかに群れるとりどりの手足に
手招かれるのは
おなじ匂いをさせる 少女

 ....
朝だ
頭蓋の奥に茜差し
朝露の
薔薇園の蔓が女主人を締め上げる
ぶちぶちと肌を刺す棘のわたし
油虫ほどの死を数えてましたわたし
華奢な皮袋の血肉詰のわたし
生まれる時には皮袋を破りました ....
透明な

透明な場所に

色を付けていく。

そんな小さな革命。
ここしか知らない
ここしか分らない

僕は3歳

今回の街は特に難しい
5歳までには身に付けたい

どのスタイルで住んでみようか
考えているけど 悩むなぁ

だって人生の半分決ま ....
意味はと聞かれても
答えられないけれど
「す」という響きは
なんだか心地よい
心に角が生まれた時
「す」という音は
角を滑らかにしてくれる
「ふう」というため息よりも
言い始めに肩があ ....
あなたは 若いころ
バラの精気を予見できましたか
血の匂いを嗅ぎわけられましたか
湧き水の澄明度を見極められましたか
 
ところで いまになって 骨髄から
なにを運び出そうとしているんです ....
一人暮らしの アパートに
大きな箱が とどいたよ

野菜 果物 地場産品
お米 お茶っ葉 お手紙と
意味不明なる ふるさとの
町の指定ゴミ袋

でも なによりも うれしいは
 ....
南風に乗って、夏が
駆け込んできた

いつだったか あなたは
疑いなく寄せるそれを
レモンの光、と呼んで
指先で掬い上げて口付けをした

透明な時軸につかまって、僕は
ひとま ....
          2007/05/12



テレビの中にも
イースターエッグが飾られて
西欧の春のお祭りとして
楽しげに語られていて
季節の再生の喜びで
人々は笑顔ではち切れそ ....
神様の形は人と同じ
くびれはあるのかしら

神様にお願いしても
神様自信に無いとねぇ

いつからなんて知らない
気付いた時には 
手遅れだったんだもの

いやでも そんなに酷くない ....
さあ 遠い 遠いだろう
線路がどこまでも広がってる 遥か
矛盾の地平線を越えて

此処にはもう何も走らない
ただどこかの荒れ狂った国の
少女の吐いた溜息が風葬されるだけ

視点が届かな ....
そばで健気に咲いている人を毟り取った
ピンクを手にできない天邪鬼なわたしに免じて許しておくれ
男になりたい
可愛く咲くあなたは綺麗でも
そこにはびこるアブラムシみたいに
あなたを誰よりもやら ....
五月の日差しが強くて
今日も真っ白なレースの日傘を差すの

傘の細い柄を ちょっと傾ければ
私は日傘の中に消える

すぐ横を通っても あなたは気づかない

別に あなたを気にしてるわけ ....
あなたが わたしを
過去のこととして
話すときがいつか
くるのかな。
だった・・・だった・・・だったって。

時間は無限に循環しているといいます。
じゃあ、この風はどこからきたの?
 ....
眠れない夜には手を繋いで
目覚めない朝には肩を揺すって
やさしく やさしく

エッタ カーテンの向こうをのぞいてごらん
お月さまが金色でまぶしいだろう
たくさんの星が光っているね
あした ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
エンド ファイル ナンバー賽秋也1*07/5/13 3:30
ふるさとはどこですか。板谷みきょう1*07/5/13 3:15
ひとつ まばゆく木立 悟807/5/13 3:00
君の来ないアパート藤原有絵607/5/13 2:36
お風呂ななこ507/5/13 2:35
フォルティッシモ霜天607/5/13 2:34
アンダンテ1107/5/13 2:34
ピアニッシモ607/5/13 2:33
幸福な女優蔦谷たつや10*07/5/13 1:39
愚痴AKiHiC...307/5/13 1:34
開聞岳ひろっち2*07/5/13 1:29
夢の中の夢白昼夢6*07/5/13 1:19
鼻歌落第生107/5/13 1:04
キトハナスめぐちみ107/5/13 1:03
ファミリー・アフェアなかがわひろ...4*07/5/13 1:03
スライド(抄) 511*07/5/13 0:53
陽炎蛇ノ宮1*07/5/13 0:19
日々。來稚6*07/5/12 23:57
ジャッジ酸素の枷107/5/12 23:35
ぽえむ君6*07/5/12 23:10
遊行期  信天翁307/5/12 23:00
ホームシック小川 葉11*07/5/12 22:59
炭酸レモンRin K43*07/5/12 22:57
やわらかい肩[group]あおば17*07/5/12 22:35
神様と女の子酸素の枷2*07/5/12 22:33
くぐもる声が届くのは、くもりガラスのこちら側[group]ピッピ607/5/12 22:31
咲く人暗闇れもん007/5/12 22:25
日傘ななこ9*07/5/12 22:22
FOR  YOU美砂7*07/5/12 22:18
エッタ日和6*07/5/12 22:13

Home 戻る 最新へ 次へ
4663 4664 4665 4666 4667 4668 4669 4670 4671 4672 4673 4674 4675 4676 4677 4678 4679 4680 4681 4682 4683 4684 4685 4686 4687 4688 4689 4690 4691 4692 4693 4694 4695 4696 4697 4698 4699 4700 4701 4702 4703 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.5sec.