あたしが忘れるものは
 どうしていつも
 大事な 大事なものばかり

 この手からこぼれだしてくのは
 どうしていつも
 大事な大事なものばかり

 路頭にまよってる
 将来の ....
綺麗で流れるような文章は
心にすんなりと受け入れられるけど
ありきたりで不器用だけど
それでも気持ちがこもってる
そんな手作り言葉が微笑ましい
規格化された文字体では
伝わりづらくて
他 ....
ずっと
船に乗ってた
訳も分からず
切符を持っていたものだから

夜空が美しい
けれど夜が汚い
信じていた
その濃色を

波が輝いている
チェロの音色が聞こえてくる
離さない
 ....
可愛い声で啼いたかと思えば
急にそっぽ向いて遠くに消える
嘘なのか冗談なのか本気なのか何なのか
ちっともわからない声で笑う
流し込むショットガン
君を好きな13の下らない理由全てを
数え上 ....
なぜそこに居るのか分からなかった
気が合う仲間たちから離れて
早く一人になりたかった
そう思えば思うほど
一人になることが怖かった
通いなれた八王子の雀荘に
喪服姿の若者が四人

「最 ....
俺は大陸を股に掛け
不幸を振りまくために造られた
戦略核を搭載し
愛も
死も
美も
その風景すら残さない
一瞬にして灰にするのだ

俺は飛翔する
大気圏を突き破り ....
ある夜から、ガラス球が衝突によって砕ける事さえ悦んだ。
哭いても仕様がないのに、ひとつにはなれないのに。

まるで知らない、仄明るい迷路を彷徨う内に。
はしり火、彗星の尾ひれ、その燐光を追うよ ....
光と影の悪戯な満ち引きに操られるように
僕の足は急いだり止まったり

そして派手に曲がった{ルビ歪=いびつ}な足跡が
僕のたましい

美しい汚れと汚れた美しさの
どちらにも触れながら首を ....
眠る前、羽みたいな手がおりてくると
ぼくはそれだけでなにもかも忘れてしまう
今日はきてくれるかな

階段のしたから、食器を片づける音がきこえてくる
きてくれるかどうかは わからない
機嫌が ....
抜け殻
風にそよいで色あせていく毛皮からでたりはいったりするたましい
水たまりのわだちで
のぼりたての太陽がぼんやりと揺れている


ハレルヤ
ハレルヤ

ハローしんせつなサマリアの ....
高校時代に覚えたはずのプリントを、全部捨てることにした。
色褪せすぎた高校一年生のプリント。黄ばんだ。
そこからのフラッシュバック。剛球が、脳に。
もう二度と触れられないものたち。
高校の思い ....
桃太郎の話をしてくれた両親も
物語のおじいさんやおばあさんと
同じくらいの歳になった
今の時代、洗濯は機械がしてくれるけれど
腰が痛いと言うので
今日は妻が洗濯物を干してる
僕はいつものと ....
初潮は こなかった。

とうとう この年になっても


恐れていたことが
現実となりDr.の口から 告げられた。

わたしは 
子宝に 恵まれることはない。

わたしは 女なのに ....
    医学では原因不明のことを
 特発性とか本態性とかいうそうだ
    これはそのひとにとっては
          偶然性なのか
            それとも
     必然性のも ....
ビール片手に
腹を叩く
舌を出して
笑っていら

愛を語ったった
あの日
あの娘
その後どうだい

明日は2人と
待ち合わせ
その後友達と
お食事だ。
おとうさんはきっと

こうやってきょうもかいしゃで

ひとをきずつけてきたんだろうな


帰宅しておそい飯を食う

おいしいからこれあげるよ

息子がこんにゃくゼリー青りんご味を ....
五月のありふれた憂鬱に
からみついた幻

信じ切れない言葉が
ぼくの足首から離れたら
待ち合わせの場所で
君を待つとしよう

電線で休んでいる鳥は
手招きをするように
羽を広げ 羽 ....
夕暮なのに空は青く水色で
辺りをオレンジの空気が
流れるのに暖かな記憶は

思い出に妬けた赤瓦
錆びたトタン
泣いている子供
薮蚊だらけの雑草の森
自分を分解していく幻想

神社の ....
ねえねえ。
イヌよりもネコ系が好きだよね?

うん。
あなたってイヌ系だね。

はは。
手強いなあ君は。



ねえねえ。
映画好きだよね?

うん。
一人で観に行くのが ....
うーわのーそらー
うーわのーそらー
なんにもかんにも
わーからーないー

うーわのーそらー
うーわのーそらー
うーららーか
うーららーか
ぽんときてじゃん

う ....
すべては流れてゆく

変わってゆく

すべては

僕の手から

零れ落ちてゆく

どこにもたどりつけないままに

だからここで僕は

虹を歌おう

月を綾どる天輪を歌お ....
甘く あまく

ケーキを

飾って

白い 渦 を

重ねて 並べて


美味しく

着飾る

あまい 甘い

ケーキ



でも、 そんなに
 ....
目を瞑り
辿る
思い出すことはない
そこで僕は

手を握り
想う
出逢ったのは昨日のよう
始まりは
大きな爆発から

遡っても見えはしない
昔のこと
感じるのは
僕は確かに ....
のぼる陽に、いつからか
乾いて乾いて、
ぼくの精いっぱいは灰のようになっていた


ビートニクにとりつかれた黒人の青年が、
若者が、
口々にさけぶ、

「 光が 今、必要なんだ
 ....
地下の心地はいいものだ。
ひんやり、固い、やすらぎの街。
がたんごとん、きい、てくてくの音。

―実に、よい。

無心とはまさに、{ルビ地下=ここ}にあるんだ。
欲望なんて、{ルビ地下= ....
診察室は楽園で 白黒ピエロが唄うのさ
受け取る耳は いつしか言葉にならない悦びを

この世の生物じゃないんだろ 翼の折れた天使とか
はぐれた悪魔の落とし子とか それによく似たもんだろ

大 ....
詩作に煮詰まり 悩んだら
壁に頭を打ち付けて
隣人の迷惑 顧みず
自棄酒くらってかますんだ
1,2,3のダー!で発射せよ
夜空の花火にゃ酔うけれど
俺の花火は酔い醒める
Yes,壊れたっ ....
夏はまっすぐだ
降り注ぐ光や
伸びでくる枝など
何から何まで直線で
それでいてどこか
やわらかい
まっすぐな夏は
どこもかしこも元気で
隙間があれば
そこは自分の場所だと
我先にと ....
    チュチュ
    というもじのかたまりのとおりみちが
    きちんとできてしまった
    チュチュ
    恋人やあるきむしやプリンのソースは
    遠ざけられてしまった
  ....
人が二人
話す後ろ
椅子に座って
空を塗った


人が二人
話す前で
椅子に座って
空を塗った


すっかり
白くなった顔を
下に向けたら
蝉のように鳴った
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
どうしてくるす.wh...2*07/5/14 23:24
手作り言葉ぽえむ君10*07/5/14 23:16
残映ロカニクス607/5/14 22:52
2252虹村 凌2*07/5/14 22:52
麻雀Tsu-Yo2007/5/14 22:50
愛 死 美 絵 無 (ICBM)maynar...307/5/14 22:38
導火の後ICE6*07/5/14 22:36
首をかしげて松本 涼1007/5/14 22:28
マミー、マミー美砂2*07/5/14 22:12
カジノモリマサ公507/5/14 22:02
5月の職員室[group]ピッピ307/5/14 21:39
昔話たもつ13*07/5/14 21:27
白夜行Lucy.M...2*07/5/14 21:20
whistle(6)信天翁207/5/14 21:10
何が悪い?ペポパンプ3*07/5/14 20:53
かじかむこころ吉岡ペペロ407/5/14 20:52
まちあわせしでん4*07/5/14 20:37
ゆうくれにガラスの世界が手招く[group]プル式8*07/5/14 19:57
ねえねえ。もののあはれ5*07/5/14 19:49
上の空ソング鳥獲0*07/5/14 19:18
虹を歌おうジム・プリマ...307/5/14 19:01
でこれぃしょん李伍 翔1*07/5/14 18:57
the earth美月朱恋007/5/14 18:46
もしも、だれかに愛されたなら未来は変わっていたかもしれないわら19*07/5/14 18:21
思案虞理楽(君のための詩です)蔦谷たつや6*07/5/14 17:13
混沌〜罪と救いの詩北大路京介7*07/5/14 14:27
寝ゲロックおるふぇ107/5/14 13:03
まっすぐな夏ぽえむ君9*07/5/14 12:26
踊れ、白匙はプラスチックだ貝だったらど...207/5/14 11:46
肉食のすずめ107/5/14 11:35

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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