疑ってごめんねと遠くで囁く
私は耳元に感じて 一人狭い部屋でうなずく
関係はあまりに脆くて
関係はあまりに不確かなもので
二人一緒に苦しんでいたのかしら
終わるかと思ったそのときに
不思議 ....
炎は燃えたまま凍っていた
寒さが突然とやってきて
熱い炎を丸ごと凍らせたのだ
絶えず形の定まらない炎は
この冷たさに固定された
動こうとする意志を持ち続けたまま
静止している
その世界で ....
うたた寝をする為に

気付けば膨大な量の煙草に火を付けてしまった

くわえてるのに
また一本手に取った

ああ、眠いのかな

天井が白く霞む
はなれたくないよ はなれたくないよ
時間は止まることを知らずに ただ流れていく



どれだけ ふたりが 強く願い合っても
若すぎる力じゃ なにも叶えられず

君の声や仕草を深 ....
長い列車に乗る
弟が先に座って待ってる
向かい合わせになり
二人でハムを食べる
好きだったケチャップ味が
どこまでも続く
入浴もあったが
傷が目立つので
やはり列車でよかった
せめて ....
木々によるさまざな動議が
夜の土に投げ出されている
光源を追い抜く影の群れが
道を軋ませ ころがってゆく


空は三つの重なりから成り
そのどれもが朝から遠く
空は
自由 ....
一筋の

蒼い風が運んだ想い

「今イキテイル人いますか?」
骨に染み入る 発声音
旭日を呼び込む 題目で

冥王星の領域を侵している
種痘の接種をするようにだ

惑星の司る 過去 
核 ジェノサイドの無化を試み

惑星に題目を染み込ませ
鉄 ....
瑠璃色や萌黄出す緑色と原色の花々が
ゆらゆら揺れている中
灰や雪を見いだすのは容易くはない
家中が電化されていくと
囲炉裏も暖炉も滅多に見つけられず
たまにあったと思って覗くと
金魚や ....
                 滑り台の上で
                     ジャングルジムの上で
             喜びが 焼き付けられる
             ....
あなたと
愛の形を
まさぐりたい
あなたの身体の形と
私の身体の形は
どのようにつながるのでしょうか

あなたと
愛の形を
まさぐりたい
それは円?
三角?
四角かも
もしか ....
遠足のお弁当に
いつも入ってた

タコさんウインナーと
ほんのり甘い玉子焼き

とくべつじゃないけど
手が込んでるわけじゃないけど

「すごく美味しかったよ
    おかぁさん ....
 TVは無料だ 衣服は支給されたものだ 浮遊大陸に住んでいる
 雲の上に浮遊大陸はある だから天候に左右されることはない
 昔の生き物達は 雲の上に浮遊大陸があると信じて止まなかった しかし文明が ....
何度と俺は、この坂道を、上り下りしたものか。

旧街道の家々に、時に幸福、時に不幸を思いつつ、
夏は太陽よりも美しく、冬は月よりも{ルビ哀愁=かなしみ}をもち、
山の緑は、こうも愚かな我らのこ ....
それは 全てを飲みこむようで
満ちては 引いていった
どうして あそこまで残酷なのか
わからなくて 怖い
まっくらな中に ぽつんと
赤い星が 浮かぶ
私は その名前を知っていても
なぜか ....
。●。・。・o。・ o 0. 。.☆ ◎☆。・0。.0。・。o 0.☆。・0。.★0☆。.゜。・0。.★0。.☆.0。゜。゜
。・゜。・o 0. 。.☆.0。゜。0o。。。☆。.゜。・゜。 。●。 ....
最近私は 

貴方が死んでしまうような気がして怖い


貴方に宿る悲しみの青い炎は

貴方の命を そっと燃やしてしまうだろう


そして当然のごとく

貴方の美しい屍は 土に還 ....
波打ち際にゆきちゃんがひっそりと立っています。
おまえ誰やねん。
ゆきちゃんです。

ゆきちゃんがそう、答えました。

///

25世紀の春、消滅寸前の太陽のもと、
ゆきちゃんは草 ....
誰にもおそわらないのに
赤を「あか」と感じたり
風を「かぜ」と感じたり

誰も教えてくれないことが多すぎる
生まれてきたのだ、ということも
きっとそうだ

記憶を移しただけで
生まれ ....
日ごろ 砂丘の獄舎では うっとりと
留まりかけた 朴訥な優しさも
指先の 堪えない神経が どうして
絶え間なく 頭を下げさせる
君の おじぎ草 のように
夜 ティンパニー 膠着した過去は
 ....
天文学の本には
その距離が
記されている

地球上で
彼女に向かって
全速力で
走ってみても
その距離は
縮むこともなく
遠ざかることさえない

38万km
 ....
部屋ごと寝入りかけた夜中に
開いた窓から鉄の鳥がはいってきたことがある
鳥は遅刻ぎりぎりの
学生みたいに飛び込んできて
その暴力的な勢いと対照的な声で鳴いた
鳥はアルミホイルを
 ....
見たか?
あれを―
空にいる、ああ、大きな大きなあれを。

見えないなんて云わせないぜ。
視力のいいやつ悪いやつ、関係ない。
見えるだろ?

鉄の塊ではない、
謂わば、世界を背負った ....
まどろみの限界の中私たちは生きている
崖を踏みはずしては根っこにつかまり
そこから養分を得て私たちは生きているのだと言う

真下を見下ろせばなにもない暗闇とも言えない
だだっぴろい空間だけが ....
小さい頃
夜空をくりぬいたかのように
真っ白な 満月に
追いつこうと 夜の街を走ったことがある

いつまで走っても
いくら転んでも
どんなに叫んでも

満月は遠くて
ちっとも近づけ ....
嫌われたものだ
俺がムカつくなら殺せばいい
背後から金属バットの餌食にしてもいい
簡単にくたばってやるから
安心しろ
でも殺るなら気づかれる前に殺れ
もしばれたら
命の補償 ....
不思議な国
可憐な世界

目覚めてもいつもと変わらない
どうして私達ばっかり
聞いた話しだと どうやら眠ってる時は景色が違うらしい

綺麗だと聞くけど
カラフルな色に包まれたあなた達の ....
突き動かせ
聴こえるだろう
『マッシブアタック』
心を
衝動を
体躯を
流れて
打ちのめされ
それでも生きる
叫んでみろ
「ティアドロップだ」
涙を落とせ
溶鉱炉
ベルリン
 ....
何度眠ろうとして
何度寝返りを打ったっけ

昨日はいつもより肩が重く
左目の少し上がとても痛かった
安物のホットドックが
不自然なほど美味かったけれど

眠たくて眠りたくて
夢なんか ....
空にタマゴが浮いている
白くやわらかく
ふわふわと浮いている
この空にも
向こうの空にも
何のタマゴなのか
わからないけれど
きっと一つ一つの夢が
生まれるのかもしれない
大きかった ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
目を瞑って茉莉香407/5/16 15:36
凍った炎ぽえむ君13*07/5/16 14:34
無意味十朱107/5/16 14:19
さんせっと北大路京介14*07/5/16 13:27
扇風機にコエたもつ607/5/16 12:28
夜と自由木立 悟607/5/16 11:27
風流芦名1+07/5/16 11:04
冥王星改造計画アハウ607/5/16 9:27
*灰と雪*かおる10*07/5/16 7:59
葡萄粒ハンドル207/5/16 7:43
形と力渡辺亘0*07/5/16 6:55
遠足日和優飛6*07/5/16 5:24
スカイ・アドベンチャーはじめ4*07/5/16 5:23
街道蔦谷たつや5*07/5/16 4:36
夜の海麻生ゆり3*07/5/16 2:12
Dance & Poemae96007/5/16 2:04
剥製めぐちみ207/5/16 1:23
ゆきちゃんひろっち11*07/5/16 1:03
名はない、それでいい[group]たりぽん(大...10*07/5/16 0:58
おじぎ草hon207/5/16 0:52
片思いの距離小川 葉5*07/5/16 0:46
キッシュなまねこ307/5/16 0:05
フォークソング蔦谷たつや7*07/5/16 0:02
まどろみ小川 葉2*07/5/15 23:49
フルムーンななこ9*07/5/15 23:33
慎重になれmaynar...007/5/15 23:33
ジャパニーズ ピースフル チェリー・ブロッサム酸素の枷2*07/5/15 23:14
陶酔ハイエアー秋也107/5/15 23:05
平凡な一日を迎えるにあたって松本 卓也107/5/15 23:04
空のタマゴぽえむ君7*07/5/15 22:52

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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