たいせつなものは
いつだって砂の中。
積み上げても積み上げても
ほろほろと崩れてしまう蛍光性の粒子の奥、
そろそろとうずめてしまいたくなります。
波打ち遠く、
ひっそりとひっそりと ....
空の草原を
風がそっと撫でてゆく
空が左から右へ波打つ
その波を追いかけて
鳥が飛んでゆく
今日の草原は
青に満ちている
草原からの潤いは
地上の緑にとって
かけがえのない
命の源 ....
楽しく笑いましょう
スイングして
仕事を楽しみましょう
満足しましょう

辛くても逃げ出さない
もうあと一歩待って
もう一回黙っていて
あと少し我慢して

WALK IN THE  ....
父の古くからの友人Kさんが亡くなった
現場仕事で足を滑らせて
屋根から落ちてしまったのだという
一人で作業をしていたので発見が遅れたのだとか
うちからは遠く離れた岡山県の端の方での出来事

 ....
街燈の光から
裸にされた
月世界のモノローグ

夜の哀しみの
ねぐらを見据え
月光に混じりあう
葬列を往けば

緩和されゆく
視界のほつれ
伏した肩肱は
硝子の時計を踏 ....
落ちていた
ふちのない穴のなかを
空は役割を捨てたらしい
光はボレロに合わせてゆるゆる回り
白い猿たちは「  」の頭を転がして遊んでいる
飽きてしまうと時計の針を集め出した

君の手の ....
ああ あれは三回目の宇宙が年老い
エントロピーが増大して
輝く 銀河さえ少なく
全てが けだるい 
灰色に覆われようとしていた・・・

二回目の時も同じだったのだろう

宇宙銀河団連盟 ....
白い夜は

月がミエナイから
泣く事はデキナイの


 優しくても


泣けない事は
とてもツライから

ワタシは堕ちていく
黒い夜へ


 悲しくても


ヒト ....
 外した眼鏡でランボー全詩集を退ける
 シャワーを浴びた後髪を乾かさないでベッドに横になる
 ボディーソープとシャンプーの香りが順番に香ってくる
 おでこに滴が落ちて眉毛の上をカーブして流れてい ....
遠く、遠く、遠いところへ
大げさな荷物、{ルビ背負=しょ}って
これから俺は旅に出る
夜明けと共に旅に出る

目の前に、道があるから
信じて、明日を、夢見て、
歩き続けるだろう、俺は
 ....
毎日絶え間ない頭痛で
世界に膜が張り歪む
堕ちた先に在る温もりは
紛れもない僕のもの

布団に包まって溜息
じわり拡がる体温だけで
幸福を孕んでいるかのよう

今日も生きている
続 ....
鏡を覗いたら

頭に白い糸がくっついてた

頭だけじゃなくて

手首にも足首にもくっついてた

どうやら上からさがってるみたい

それで上を見てみたら

大きな私がいた

 ....
モデル崩れで夢遊病持ちのレイナは
月も眠りについた真夏の夜に
四角い空に星を張り付けて回っている
いつか自分も星になれると信じていたけれど
最近は慎ましい結婚に憧れたりもする

プロボクサ ....
この世で一番尊い想いが
醜悪であったとしても構わない

と 言われた事は
私の一生分の涙を掬っていった


美しいものに惹かれる気持ちが綻んでしまったら
もう二進も三進もいかなくて
 ....
みずたまりにおとした
あなたがくれたとけいの
ゆらしたわたしのめと
ちいさなきおく

やわらかにかさなる
みどりのそら

あなたをまった
こもれびのないひはずっと
わたしのかさを
 ....
秘密は機密情報の様に隠されてる
密約し迂回する
そこに何かあるってだけで
通り過ぎるんだ

嗚呼いいかい?
俺には俺を象ってくれる先人達の意思がある
でもまだ足りないんだ
 ....
体育座りしたガンダムが、淋しそうに夕陽を眺めています。


(((ぼくの時代は終わったんだ)))


昨日、いつものコンビニで、
ポリッシャーをかけながら、床をピカピカにして、
レジし ....
新しい恋をして
それを育てるのに私は
背伸びを必要とするだろうか

それだけ手放したくないあなた

あなたはよく私に
「どこが好き?」
と聞くけど
そんな事聞いてくる
無邪気な気持 ....
お前が何ものだと言うのでここにいるのか




お前は何ものだと言うのでここにいるのか



お前は何ものだと言うのでここにいるのか


           ....
暗がりで息してる
変なのが動いてる
もぞもぞとしてたから
こわごわと近づいた
試しにつついてみたら
ぶわんって起き上がった
びっくりして腰抜けた
まだぷるるんとしていた
ファンキーなあ ....
あの人が、幸せそうだった。

ううん。

幸せなんだ。

僕はまだまだ一人だけど。

何だか、許された気がしたんだ。

少し、ほんの少しだけど。
心に憂いを

(少し青くして)

憂いに水を

(青は淡い水色に)

その中に安らぎを

(侵食されない)

個は個として色を持つ

(華が足りないね?)

ありったけ ....
かれたちは恋人たち

けっこんしてない恋人たち

あれはなんという現象なのだろう

人生得意時とでも言えばいいのか


日時計のまわりを

夜歩いていても

ロマンチックな
 ....
         2007/05/16


キンモクセイ
ギンモクセイ
火星の顔した
みどりいろの
緑の花の下の
地球にはない
美しすぎる色
きんもくせい
ぎんもくせい
春に咲 ....
† 僕は夢を魅る。



  遠く・・・遠く・・・。





  僕は鳥に成りたくて



  見えない翼を羽ばたかせる。



  広い、雲一つ無い青天を仰ぎ、 ....
今朝は何回鏡を覗いた?



ボクは何時もの様に髪を梳いている。



幾度と無く見飽きた顔がボクを見据える。



ふとしたら壊してしまいそうになる、不服そうな面。


 ....
私が孤独であることについて
私はいく度も神に訴えた
神に信頼し
愛すべき人を愛し
忍耐を学んだ
緑の憩いの水際に導いていただけるように
期待し
祈り
信じ
語らった

しかし
 ....
先刻から、あたくしの周りだけが酷く煩いのです。



辺りには誰も居る筈のない廃墟。



季節はもう冬。刻は午前三時だと云うのに・・・







誰かが耳許で囁く ....
携帯はコンパクトに似ている
電車のなかで
そして街角にたたずみ
見つめる先に映っているのは
わたしであったり
わたしの知らないわたしだったり

お気に入りに登録した
サイトを巡る

 ....
もう 戻れないのかもしれない
戦慄にも似た 予感

夜空を見上げると
瞬くシリウスの
見るたびに変わる青い光に
どこかが 痛くなる
目がくらむくらいに
その光が 強い

それから横 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
砂の埋葬。紅魚907/5/17 13:22
空の草原ぽえむ君14*07/5/17 13:12
手を繋いでペポパンプ3*07/5/17 11:38
遠方の死楢山孝介3*07/5/17 11:14
葬列たね。12*07/5/17 11:13
葉月葉氷水蒸流707/5/17 10:59
宇宙開闢のォNyan!アハウ207/5/17 9:19
黒い夜と白い月優飛4*07/5/17 6:40
春へGO!はじめ7*07/5/17 5:24
100、その形 【そのかたち】[group]雨宮 之人1*07/5/17 3:49
頭痛AKiHiC...307/5/17 2:52
一人芝居麻生ゆり11+*07/5/17 2:15
太陽を待ってる快晴9*07/5/17 2:07
愛すべきは月曜日の奇人藤原有絵4*07/5/17 2:05
trefoils高橋良幸9*07/5/17 1:48
Truth coveredmaynar...207/5/17 1:29
プロパガンダムひろっち6*07/5/17 1:00
23歳後半の恋saya207/5/17 0:58
背中のブツブツ初代ドリンク...3*07/5/17 0:30
セカンドラヴおるふぇ507/5/17 0:11
いっぽ、いっぽ。狠志507/5/16 23:46
安らぎに狗の骨107/5/16 23:38
恋人たち吉岡ペペロ107/5/16 23:33
花の星あおば7*07/5/16 23:21
夢想ユキムラ007/5/16 23:21
箱庭の少年007/5/16 23:20
孤独についての神との対話けんご1*07/5/16 23:17
導く、声ユキムラ1*07/5/16 23:14
恋月 ぴの33*07/5/16 23:10
Déjà vu麻生ゆり7*07/5/16 22:59

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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