下高井戸駅で
ドアが開き
一斉に
すわる人
みわたすと
ひとり用の椅子ばっか
顔はみな
一様に
そしらぬふり
うつ向きかげん
がまんされたくすくす笑い
わざと行儀よく
おしゃれ ....
またどこか 頼りなくて
足元が おぼつかない

そんなときは

ふと

青く霞む空に

あなたを みつける
遠いあなたに 手を 伸ばす


あなたは いつも優しい
誰にも  ....
消えた小龍包

せいろの中に こじんまりと佇んでいたはずなのに

蓋を開けたらいなかった

一日の疲れを癒すあの甘い肉汁も無くなった

れんげの中で慎ましやかにしながらも誇りを持ったあ ....
向かい風の浮力

あたしの長い髪が揺れて
光がこぼれた瞬間


空はパーフェクトなブルー
世界がいいものに思えたんだ



こんな日なら
優しくなれそうな気がして
もう隣 ....
ボクの運命はキミで

キミは人の愛し方を教えてくれて


ボクの運命は確実にキミであった




・ ・ ・

だけど







キミの運命はアイツで

 ....
 皆が寝静まり
 子供は子犬の夢をみて
 星空輝く空の下
 突然切り裂くマイケルの奇声

 ほーっ
 明かりを煌煌と付けた一室から
 それは洩れ
 街中に響き渡る
 
 ほーっ ....
俺は俺の頭を手に入れた
俺は俺の体を手に入れた

かみさま 俺はそんなに屈強な男に見えるか?
頭なんて相対性理論なんて弾き出さないぜ
体なんて防弾仕様でハイパワーとかじゃないぜ
 ....
ガンダムのプラモが砂浜に突き刺さっています。


(((僕の時代は終わったんだ)))


昨日、山下の友人にパクられて、
泥んこにされて、
右腕へし折られて、
自転車のかごに入れられ ....
 君はどうして台所で食事しているのか、幼心に不可解だったが、幼心に聞いてはならないと、私は、知って、いた。
 
 雪の降った日、病弱な私は靴を隠され外に出れなくされていた。
 家の者 ....
ふと机に落ちてきた虫の
羽が綺麗に光っていた
いつもは黒く見えていた羽は
さわやかに透明だった
何の因果があって
ここに落ちてきたのか
少なくとも自分に
わずかな命の存在を
教えてくれ ....
新緑の赤らめる
夕暮れの畔
終わろうとしている黄金の陽が
出来事を染め上げていく


水面で月が戯れる
影絵のようにたなびく振動

弧を描きながら
擦り寄せた声
求愛の儀式


どこまでも響く愛の歌を ....
新緑が

幽霊みたいに

ぼくを抜けてゆく

それは街道の

空を覆って地上の雲だ


こころの闇なんか

たんなる因果の法則だ

夕方の宇宙に書いてあるよ


新 ....
お待たせいたしました。
誘惑を欲望と取り違えたオムライスの隠喩でございます。
注文されてませんか?
ではこちらの
解放感だけのニコゴリのバルサミコソース和えでございますか。
違うのですか?
 ....
  おらが生来から背負っている
    汚血の伝統とはちがって
  みどりの血をたぎらせている
   瑞々しい早苗月の樹木たち
 その生態に焦点をあわせようと
    気づいたのは やっぱり ....
              カーテンが
               カーテンの
           まま生まれている カーテン屋の
            カーテンの奥、カーテンは
  ....
 わたしたちのうつくしい夏は過ぎ去り
 ただ ぎらぎらとした陽炎ばかりが
 道すじに燃え残っているけれど
 二度とあうことのない確信は
 耳元で鳴る音叉のように
 気だるい波紋をいくえにも広 ....
どきん どくん
私の傲慢な心臓がこだまする

どきん どくん
なんてわがままなのだろうか!

どきん どくん
まるで反抗声明だ

どきん どくん
しかしあるいは自慰行為の後のようで ....
パンストよ、私はお前を尊敬する
あの強欲無知無恥で愚かで愚鈍な私の母親のよく育った体を
お前の小さな体が包み込む姿を見て
私はため息を一つする

パンストよ、私はお前を羨む
色気が溢れ出し ....
さようなら 風

ごきげんよう いのち

あなたのすきとおったあつみ

やぶれるようにさきなさい
裁判の隣際
法廷内の竹林の近く
肩車と風車がくるくる
かけっこをしている

被告人として茫洋としてみる
窓の外を見る
どちらかの肩を持つ
たとえ裁判長でも
それらは許されない

 ....
美しい

ひとひらの詩を

わたしに 綴らせて下さい。



カーテンの隙間から
差しこむ
朝の光が
ひとの 心に 届くように


静かな 朝の ひとひらを

未熟な  ....
そこはダメ
とか言いながら
崩れていく豆腐
ダメなとこだから
いいんじゃん
角から崩れていけばいい
そして跡形もなくなって
おいしい白和えになって
大切なもの 見えなくなること ときどきあって

失ってから 気づいてしまって 泣くこともある


  悲しい想いは したくないの

  寂しい瞳は 見せたくないの


どこまでも空 ....
毎日逢っているはずなのに
毎日言葉を交わしているはずなのに
どうして

毎日目を合わせているのに
毎日気持ち伝え合ってはずなのに
どうして

2人の道に誰か入ろうとしているから

 ....
幼い頃の夢
ケーキ屋さんだの歌手だの警察官だの
それがどんなものかも知らずに
なりたい なりたいと喚いていた

ちょっと背伸びして周りを見回してみたら
なんだか急に喚いてるのが恥ずかしくな ....

初夏の山は
いいにおいをしたものを
たくさん体の中に詰めて
まるで女のように圧倒的な姿で
眼の前に立ちはだかってくる
たまに野良仕事をしている百姓が
山に見惚れていることがあるが
 ....
街灯に蛾が群れている
明滅する明かり


雲がさあっと横に分かれて
月が顔を出した
誰もいない
蛾がひっそり群れている


角からぽーんと勢いよく
何かが飛び出した
赤いビニー ....
小さな部屋に閉じ込められたくはない
それは風のように空を飛び
時間も
国も
すべてを飛び越え
嵐のように
誰にも邪魔されない
そんな自由がほしい
正午から午後二時頃にかけて
北部を中心に雹が降った
農作物が被害を受けた
傷口から病害感染の恐れがあるので
薬剤が散布された
長い坂道の途中
幼い男の子が線を引いていた
線を引くと
線 ....
役職は個人の放棄に近い。
役職で呼ばれて喜ぶようでは。

そこにはあなたという
個性は含まれていない。

「先生」と呼ばれることと
「人間」と呼ばれることは
言葉が違うだけで
同じく ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
世田谷線tomtom...4*07/5/18 0:24
遠くの白麻生ゆり4*07/5/18 0:18
【消えた小龍包】つむじまがり5+*07/5/18 0:17
パーフェクトブルー[group]衿野果歩107/5/18 0:13
運命の人違い1*07/5/18 0:02
誰かマイケルを止めてくれ山崎 風雅2+07/5/17 23:33
ホロコーストmaynar...207/5/17 23:30
プラモひろっち3*07/5/17 23:23
おきてなくこの錯春207/5/17 22:40
子虫の羽ぽえむ君7*07/5/17 22:35
夏夜の郵便屋見崎 光6*07/5/17 22:22
カルテ吉岡ペペロ307/5/17 22:21
失礼レストランブルース瀬戸...307/5/17 21:37
老残の歌(十)信天翁207/5/17 20:49
貝殻のような巻き方ハンドル107/5/17 20:36
暗渠月夜野17*07/5/17 20:32
鼓動麻生ゆり2*07/5/17 20:12
リスペクトTHANDE...2+*07/5/17 20:07
つぼみつきのいし.1707/5/17 19:49
肩車と風車ロカニクス207/5/17 19:27
小さな朝の祈りLucy.M...007/5/17 19:19
ダメなとこチアーヌ507/5/17 17:38
びぃ玉北大路京介39*07/5/17 16:47
doushite?saya007/5/17 16:38
花咲くピエロ紫苑3*07/5/17 16:14
初夏吉田ぐんじょ...4307/5/17 15:39
月夜石瀬琳々25*07/5/17 14:58
自由[group]OLGA307/5/17 14:51
報告たもつ507/5/17 13:47
個人名美琴407/5/17 13:43

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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