今日は夕焼け空だった
だけど今日は相変わらずどこへも入り込めなかったので
迷っているうちに一日が閉じた
そして空欄の日記が増える
今日も何もない一日だった
なあ、嘲うなよ電気
そりゃ確 ....
ママに聞いたら
パパは生まれた頃から
毎日私の体を洗ってくれていたそうです
どんなに忙しくても
パパは毎日体を洗ってくれました
小学生になると
周りの友達は
誰もパパと ....
寝起きに、桃を探してしまった
腐った桃の匂いがしていて
いつかの甘いあの味が、
まだ、口の中を漂っていく
鼻孔まで浮かんできては、落ちてゆく
はっきりとせ ....
卓上でピエロがたたずんでいる。しばらくぼんやりとピエロを見つめていると、突然彼はこちらをむいた。どうやらぼくの呼吸の振動に酔ってしまったらしい。彼はそのことを簡潔に説明した。すみません、とぼくは右腕で ....
電線の仕組は分からない
とにかく君のことばかり考えてしまう
国道沿いの、看板のライトの下から見上げる
電線を。向こうの夜空も
僕は官舎にテレビを持ってきていない
新聞も、ラジオもない
....
依りかかる椅子があるから、私は一人で立てないのである
一人で立ったつもりでも、バランスを崩して倒れそうなときにつかまらせてくれるのが、椅子の背なのである
椅子に座らずとも、生きてゆけるよう ....
学校に遅刻して
どうして遅れたんだと先生に聞かれたので
お母さんが死にましたと嘘の答えをしました
学校が終わったら先生が
うちに来ると言っていたので
私は授業が終わると急いで家 ....
エフェクトマシーンのような空
卵の黄身のような月
白い雲にさえぎられ
引っ込んだり現れたり
うなぎがビーカーから飛び出す
不穏な夜
まぶしいまぶしい
夜なのにまぶしい
白い雲がなまずの ....
冷たい空の下街を見下ろしながら死に神は救急車のサイレンに合わせてリズミカルに踊る
ママからプレゼントされた巨大な鋭利な鎌を振り回して それは血塗られた三日月のようだ
今日も魂を刈るのが楽しみ ....
生きれると言い切れる気がするのはズルの気のせいか。
I-killのレールに乗っかって1レーンからダストシュートコースをKEEP。
DEEPに語った心算が慢心故の曇りでチープかつAsh。
....
目を覚まし
横になったままカーテンを開ける
その瞬間にはもう君のこと考えてるから
君といる時に君を意識しないはずがない
笑顔がうれしくて
笑顔がせつなくて
話せなくてせつなくて ....
かわいがっていた犬が死んだ夜に
新しい犬を飼おうと思う人がいました
家族、いなくなる為に準備をして
汚れた服を着るほかないのなら
いぶかしそうな視線に
それでも
違います、とは云え ....
乾いた手紙を君に送ろう
元気にしてる?って
始めの言葉
君がいなくなってから
僕は相変わらずの生活さ
なんて言うのも
どうかなって思うけど
少しは頑張っているよ
例えば最近 ....
「 雪の罪深さを知っていますか?」
私の名前が今はもう
とても遠くへ行ってしまったような
そんな静かな夜
貴方はいつも
"大好きだよ"
とは ....
名付けたいひかりの先に
やさしいリビング・ルームがない
一握りのたましいが
あかるみに美しく滅んでいる
並んで有機物が芽吹く
動とも植とも
青とも赤ともつかないまま
....
豚を食せば、愛が生まれる。
スプライト1.5リットルを喉越せば、3丁目に神が舞い降りる。
デジャブーを感じれば、高木ブーが「カミナリ如何っすかー」って売りつけに来るだろうし、
オナニー用ティッシ ....
お母さんが天井にひっついた電球のカバーを指さして
UFOだといった、僕はそのジョークにのっかって、
いつものように眠る前のひととき、ふざけていたんだけど、
いつのまにか「未知との遭遇」という映画 ....
群青の夜、きみは
ぼくを愛しに来る
スジニク入りのカレーライス
スジニクの天ぷら
夕飯を箱につめてやって来る
群青の夜、きみは
ぼくを愛しに来る
きみは
やりたいことが
多過ぎて
じぶんの自尊心
叶えられないでいる
近い空の三日月に
星のアクセサリー
きみは
やりたいことが
多過ぎて ....
阿呆、阿呆と、鳥が鳴く。
狼狽した末、二日寝込んだのである。大いに酒を飲んだ。目の前がかすみ、起きても寝てもおなじようもので、酒を飲み、ひたすら寝込んだ。
希望を笑う我人生破滅の路と ....
1
もう、
ふりかえらないのだ
髪をゆらしていった風は
束ねることはせず
つまさきは
後ろに広がる汀を
走れない世界にいて
こころだけがいつまでも
波になりたがっている
....
フレッシュネスバーガーでgirls talk
お酒なんかなくったって
くるくる回るピンクのくちびる
最近買った服
新しいネイル
ヤな女の悪口大会
言い寄ってくる男の子
男の子たち ....
賑やかな夏の夜
人も水面も金魚も踊る
紙で出来たスプーン
それに魔法をかけよう
色鮮やかな君の姿から
呪われた様に目が離れない
君を上手くすくえたならば
僕はきっとす ....
お風呂の中で
ばぶばぶ、言ってた頃
永遠の意味は
到底理解出来ず
ただただ
(ばぶぅ)
初めて見た景色は
何だったかな
思い出すことは出来ないけれど
きっとそれは
(my mo ....
あなたとの
夢を見た
一緒に
波のない青い海で
手をつないでいた
でも目を覚ますと
私は独り
どうして
手が離れてしまったのだろう…
隣には誰もいない
....
少し前は
「好き」とか
「愛してる」とか
コトバで不安を払拭してた。
けど、最近は
コトバが邪魔なほど
一緒に居るだけで
心地良い。
雨が
零れている
静かに
そう 静かに
鼻先にヒトシズクを垂らし
傘に包ませた 昼下がり
小降りだった雨は土砂降りで
思わず足を 止めてしまった
どうしようもなく不安な雲 ....
港にカモメが墜落した日
世界が爆発するかのようで
思わず耳を塞いだが
ただぐちゅっと言う音が
波音の間に
渇いて聞こえただけだった
子どもたちはカモメの元へ寄り
奇声を ....
三丁目のタバコ屋さんの向かいの家に
春のはじめに女の子が遊びに来ました
少女はギターを抱えて 切なく響く歌声で
僕を幻想の世界へ つれていきます
三丁目のタバコ屋さんの向かいの家で
....
一人が動くと皆が動く
携帯電話が鳴り響く
こっちにおいでよ
早く 早く
赤信号だって
皆で渡れば怖くないって
言うじゃない
鉄の塊だって弾き飛ばす
コンビニに19時
....
4648 4649 4650 4651 4652 4653 4654 4655 4656 4657 4658 4659 4660 4661 4662 4663 4664 4665 4666 4667 4668 4669 4670 4671 4672 4673 4674 4675 4676 4677 4678 4679 4680 4681 4682 4683 4684 4685 4686 4687 4688
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.54sec.