計量器の退屈をもてあます午後の     ねむらない 秋はまだ
始まったばかりなのに

冬のような寒さをつれて
すさまじい嵐が吹き荒れる

山の天気のように
目まぐるしく変わる空模様

黒々とした雲が
あっという間に通り過ぎ

か ....
 寝そべる蕾たちの白々しい艶消しにふらついて
 誰も彼もがモザイクタイルの朝な夕なに心奪われる

            発色の良い風景に溶け込む
           低俗なあぶくの零れ噺ば ....
Dirty hands on handle
{引用=ハンドルを握る汚れた手}

Twitching toe on accel pedal
{引用=アクセルを踏む痙攣する爪先}

Fast  ....
コーヒーの後に引く甘さが
邪魔になる夕方
水を求めるように
言葉を口にしたい

そうでなきゃ
惰性で生きてしまった今日を
透明に出来ないから

モーテルの灯りより
不確かな便り
 ....
勇気と言う究極の宝石を得る為
銀の橋を渡って行こう
苦い思い出がある
切ない思い出も。
要はそれらをどう前進の糧にできるかだ
大陸を二つ越え
やがて涙が乾くまで
銀の橋を渡って行こう
 ....
寒くなって
パジャマに半纏をひっぱりだして
羽織る

幼稚園の頃から変わらない
だけれど
こんな明け方に
眠れなくて
Denki Groove CAPSULE 
Clean Band ....
真夜中が近づいている
ベランダに出て夜風にあたる
街灯の列が何処までも続き
なんて素敵な夜だろうと思う
昼間森で見た花の群落が
今頃青白く光っている
風は優しく穏やか
主観と客観が溶け合 ....
乱雲流れ去る、その懐古、あまねく。
           わたしたちは、みなしご
           胡散臭い湖へ 舟を漕ぐ

  今日もまた絞め殺す その的を射る
   搾られたシグナル ....
{引用=犬猫たちに売りつけろ
わたしに課せられた使命
マスキングテープのためのコピーライト
わたしの仕事
わたしが社会を企て
会社に貢献するために

騒がしいものたちをだまらせたい
わ ....
もう数十年のキャリアを誇るだろう生ゴミ用のポリバケツには今日も腹を存分に膨らませたビニール袋が蓋が少し持ち上がるくらいにまで詰め込まれていた、俺にはそれが薄笑いを浮かべ、帽子を持ち上げて挨拶をする .... 僕は土の中なので
蟹は食べない
冷たい濡れた内側で
蟹は食べない
蟹は食べない

のたうつ雨の日も
ひび割れる晴れの日も
泥の壺の中でぬめっていた
ひどい気分になるときもあるけど ....
酷いニュースが部屋のドアを
叩かないようにもっと
ぼくは感傷的な盾を磨かなきゃ
音がするくらいピカピカに

幾千の爆弾と
きれいな機関銃が
世界を脅迫してる
自体は深刻さ
身代金 ....
冷蔵庫のなかで
さつま芋がつめたい晩秋の風に干からびていた
淡い色のゼリーのようなくちびるの夏は
もうとっくに賞味期限がきれていた
いまのうちに月の光を浴びておきたまえ
明日の夜は雷雨になるそうだから
身を潜める場所を見つけるのは後でもいいけれど
目星は付けておきたまえよ
行き当りばったりでは
のたれ死んでしまうかもしれ ....
途絶え、

 、
 
 ニホン
 サンボン
 
  ロツポン 


 キユウホン




 みあげる、ソラ の 
ある老婦人が
知り合いの女性が
産後うつになってしまって
鏡を素手で割るなど
異常行動をするようになったのを
説明しようとして
「自慰行為を繰り返しているんですって」
と言った
恐らく ....
ちょっとばかり
おそかったのかな
気づくのが。

アクセスのない
一日のおわりに
そんなことをおもう。

おそかったのよ/たしかに/無能なのよあなたは/
だれだって分かっているのに/ ....
不思議であった
私の前にはいつも道があって
そこをしずしずと歩いている
ホウの葉とサワグルミの、落葉の上を
ソフトに足を進めている
まったくなんの期待もない山旅に向かったのだった
ただ、歩 ....
夢を見た
切り裂かれた鎌のように
茶色い星が
緑のヴォルガを
紙を炎が黒く撫でるように
埋め尽くしていき
三日月の形した湖が
太った片割れを探している
そんな小さな夢だった

To ....
{引用=そばに岩があり 
大木よりちいさい 
わたしよりおおきな

せせらぎがながれ 
葉や花弁がながれて
 
野辺に虫や鳥はなき
かたい種を芽吹く 

訪れるものを前に
あ ....
二〇一八年一月一日 「熊人形」


 きょうから、リチャード・マシスンの短篇集『13のショック』を読む。スタージョンの短篇集は、いいの1作品だけだった。「熊人形」だけがよかった。スタージョンの短 ....
孤独である
関係を全て切断し
諦めている、静かに
幸せとか不幸せとか

ただ驚くのだ、
世界に自分に詩に一日に

オドロキは転がっているから
至るところに

オノレが在る、セカイ ....
ありもしないものについて ではなく
まずは
今日食った飯の話でもしろ

今日の飯は 実は
昨日もう食ってしまったので
どこにもありません
答えながら明日の方を見ると

どう見ても背景 ....
いつからだろうか?
キャンバスに黒色の点を描いていた

いつからだろうか?
キャンバスに黒の塊を描いていた

いつからだろうか?
黒だけでは物足りなくなった

いつからだろうか?
 ....
 えらい時代はきたもので
 往年の名馬が美少女キャラになって
 ゲームになったり、アニメになったり
 いや、批判しているわけではない

 ところでぼくが
 いちばん好きな馬の名前といえば
 ....
感覚する、
風の通り道、雨の匂い
そのたび新しい自分がいて
ぼくは大きく両手を広げる
この広大な地球の上で
この肉体を抱えながら
笑っている泣いている
すべて愛しい日常些事
一つ一つ噛 ....
チャラい人にストーカーされてモラハラ交際する羽目になっていて、逃げたくて全寮制の職業学校に入って真面目そうな夫をチェックして卒業したあと同期に取り持ってもらって今結婚している。逆ナンパですね。
チャ ....
ヤバい事件現場に
ピアノを置いて
通りすがりの野次馬や
事件関係者が
自由に演奏する姿を
撮影するという番組だ

この間は都心にある
とある高層マンションから
若い女性が飛び降りた現 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
津煙保存1*21/10/21 14:37
1*21/10/21 14:31
秋の嵐と虹とジェット機st621/10/21 9:11
無色透明ノ硝子キューブ あらい021/10/20 22:09
Moon Chases墨晶2*21/10/20 20:39
六感ミナト 螢121/10/20 20:00
渡辺亘221/10/20 9:59
時は経つよね秋也221/10/20 4:22
意識の夜にひだかたけし721/10/19 21:39
葬場 鳳翼の真人あらい121/10/19 21:10
マスキングテープ津煙保存6*21/10/19 17:10
それは日向の路上でふと頬をかすめる雨粒に似てホロウ・シカ...2*21/10/19 14:13
蟹は食べない竜門勇気5*21/10/19 11:39
テレビジョンはずっと1*21/10/19 11:14
のこりもの本田憲嵩421/10/19 4:58
嵐の前に坂本瞳子2*21/10/18 22:59
津煙保存3*21/10/18 20:09
微妙な違い花形新次121/10/18 17:55
無能のヒト草野大悟2221/10/18 14:08
山道山人11*21/10/18 6:05
Un rêve tristeGiovan...321/10/18 1:27
津煙保存3*21/10/18 1:15
詩の日めくり 二〇一八年一月一日─三十一日田中宏輔12*21/10/18 0:08
光の一閃、突き抜ける青ひだかたけし8*21/10/17 23:46
連鎖状いる421/10/17 23:12
自傷キャンバス瀧石夢真121/10/17 20:22
画才があれば平瀬たかのり5*21/10/17 19:57
風の通り道、雨の匂いひだかたけし7*21/10/17 19:04
乗換えた訳鵜飼千代子7*21/10/17 18:35
現場ピアノ花形新次121/10/17 18:00

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