この地球には
捨てるものなど
何一つとしてありません
あなたたち動物の排泄物も
やがては花となり
実となるのです

まだ使えるものなのに
物を捨てさせなければ
物を作り出せない
そ ....
醜く垂れる、欲望
白濁鈍く、サレイシャス
軽はずみに広がる
ドット マーブル   グラデイション


あしたはくる
{引用=コーリンユー、コーリンユー}
きょうはこない
{引用=ノー ....
しめらせた指さきのあいぶで、戯れよはなびら

水瓶のなかから水のそこへと、おちてゆけ


この窓際には何もなくて

人の乗っていないブランコが
ただ ただ ゆれているような
むな ....
{引用=
 浅い夢に色を塗って
 コバルトブルーの空にして。


 辛いことがあったとき
 一人心の中だけで
 泣けるような大人になるには
 まだ、時間がかかりそうです。


 ....
 流れるように月日は過ぎて
 あんなに恋焦がれていたあの娘のことなんかも
 色褪せて
 季節風に乗って運ばれる俺達
 君の暖かい声
 君の輝く瞳
 君の柔らかな頬
 すべて時の船にゆらゆ ....
雨上がり
太陽
夕焼け
そこに虹が架かるといい

私の気持ち
雨上がれ
部屋の温度が静かに落ちていって
居るはずのない あなたを抱き寄せる

逢いたいとき逢えない人だって
解ってるけど さみしい独りの夜

誰より好きと言えるのに 誰より想っているのに
あなた ....
揺れる雑草が笑って朽ちる
滲む太陽が泣いて沈む
死に絶えた魂が此処に
血を吐きながら腐りゆく
俺は生きながらえて
ただ腐敗を待つ

退路を断たれた魂よ
地に堕ちた精神よ
失われた感情 ....
羊水の中で生きぬように
私はかく強くありたい
境界線に達してもいいさ
それが私の生き様となるのなら

羊水の中で溺れぬように
私はかく厳しくありたい
機械にも人形にもなりたくはないさ
 ....
行ったことはたぶんない

空のうえならあるかも知れない

かわいたゆたかな光

人間と同質な植物たちの陰


テキサス

テキサステキサス

英語にも

言霊なんてものが ....
たとえばあたしが

どれくらい忙しいかっていうと

主婦の過労死第一号になりそうくらいなの


電車に乗って

二重生活送っていると

関節と筋肉が

埃でかたくなってくる
 ....
心が切り裂かれ涙は星になって
君は呟いたね 
何を愛していたのだろうと

星になった君の涙を 
僕が一粒指で弾いて
未来に零れる流れ星に変えた

満天の星空は君の美しい涙
とめどなく ....
ほんとうにあるのだろうか

この身ひとつでゆけるところなんて

そんなところあるのだろうか

肉や骨やで出来ているこの身ひとつだけで


おたがいの

純な気持ちの正当化が

 ....
架空の鋲 雨に打たれる
錆びついた工場の手すりや階段
タンクローリに描かれた落書き
めくれ上がったその名残

あるいはまた
背中を丸め 雨に濡れるままに
オンボロの自転車に乗って
工場 ....
群れを成し
一点を見定め
乱れぬ様は
予め組み込まれた
仕掛けのように

波紋がやがて
飲み込まれ
波間の一部となり
消えゆくように

石瀬に映る影が
揺れながら
あとを追う ....
地下道で出会ったあの子は
身体の周りに薄赤い魚を
泳がせていた

着ていたのは薄い綿のシャツで
ローリングストーンズの唇 臆面もなく舌を
突き出していた

タンゴのリズムで十まで数 ....
シュークリームの丘に登って
手をたたこう
ミルクティーみたいな空と
メレンゲみたいな入道雲
そこに居るだけでいいんだ
気付かない場所に幸福はある
こっちへおいで
僕の左手を掴みなよ。
夜が控えめな口で笑っております
ニコリと、いえニタリと
時折墨色のハンケチで覆い隠しながらも
笑うのをやめようとはいたしません
ウフフと、いえキヒヒと
奇麗な弧を描く口元に見惚れ  ....
君は理解していない。
人と別れるということを。
私と別れるということを。

そうやって無邪気に笑って、手を振って。
さよならを言うだけで良いと思っている。

やがて沈みゆくあの太陽と同じ ....
はじめての

  「好きです」

見下ろした世界は温かくて

零れた

寄り添う最後の波は

引いて

見えなくなる

けれど

強く

強く焼き付けた

見上 ....
雨の降りそうもない晴天、

会社に忘れた傘を持ち帰る

電車の中は誰一人として、

傘をもっている人はいない

私の羞恥心がどきどきと、

顔はピンクから赤茶化して

傘を置い ....
ひとは思想だけで死ねるという
それにはわたしには思慮が足りなかった

ひとは愛のために死ねるという
それにはわたしには憎しみが足りなかった

ひとは祈りのために死ねるという
そ ....
人には見えて
自分には見えないもの
それは
自分の幸せなのかもしれない

自分では
不幸なことが多いと思うけど
人から見れば
幸せの方が多いらしい

いつも困ったことばかりだから
 ....
無為に過ごした時間に 自分を責める
幼子の記憶に 今も悲鳴を上げている

だれにも認められないくやしさ
街で仲間が背を向ける恐怖

それらが一つになって 
怒りになった

誰に向けて ....
花は散り
葉が開く
ベルの音
オレンジ

人に頼られ
人に好かれ
人が優しく
尊敬される

思わぬご褒美
永遠の薔薇を
重圧を感じる
裏切を封じる
すべての生きものに終わりがあるように
今日という日が暮れてゆく


プラスチックの透明感が
美しいと感じられない
 
 空っぽのペットボトルを
 赤く染まった空に透かし
 屈折す ....
今夜半からの雲に覆われた月の光は
それでも雨粒に溶け込んでアスファルトにあたるたびに
ぴんと張った鼓膜をゆるやかに振るわせる音で
うずくまった街並みの背中をそっとなぞっていくから

 ....
 誰かのことが思い出せない
 交通事故のショックであなたは自分を守る為にある記憶を抑圧されているのです と入院先の医者から言われた
 僕は何の記憶が抑圧されているのか色んな人々に聞き回った しかし ....
いつもの時間

いつもの場所

いつもの景色

幸せな空間

それでいいと思う
何も欲しがる必要ないと思う

これ以上は望まなくていい
今がきっと最良だから


 ....
旅立つ日の前は
あなたからたよりが届く
あなたが無事に帰ってきたい理由は
唯一つだから
私に「行くよ、」と
祈りのように告げていくのだ

私は願をかけてあなたを送る
きっと無事に帰って ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
地球が捨てられてゆくぽえむ君11*07/6/9 19:13
橙午1*07/6/9 18:48
真下でまちうけているコンクリートへリスト007/6/9 18:44
I'm here灯和14*07/6/9 18:28
普通電車山崎 風雅4*07/6/9 18:18
雨上がり夕焼け空5*07/6/9 17:53
独りの夜北大路京介14*07/6/9 17:48
結城 森士1*07/6/9 16:59
癒しの水麻生ゆり9*07/6/9 16:12
テキサステキサス吉岡ペペロ807/6/9 15:44
たとえばあたしが207/6/9 15:00
流星群アマル・シャ...7*07/6/9 14:59
この身ひとつで吉岡ペペロ207/6/9 14:57
排気音プテラノドン4*07/6/9 14:35
錦鱗1307/6/9 13:26
ピアソラUtakat...507/6/9 11:56
スプンプル式3*07/6/9 11:08
二日月朝原 凪人7*07/6/9 10:45
別れの言葉夢幻307/6/9 10:44
*初恋*ちと2*07/6/9 10:13
yoyo207/6/9 8:19
うつくしい死因あずみの807/6/9 7:47
人には見えてぽえむ君9*07/6/9 7:25
青空オデコにはっつけていねむり猫107/6/9 7:23
愛の人ペポパンプ13*07/6/9 7:00
「黄昏る」ベンジャミン5*07/6/9 6:50
徒然ー「夜半」ワタナベ507/6/9 6:44
抑圧された記憶はじめ3*07/6/9 4:01
違和感優飛10*07/6/9 3:40
旅立つ人紫翠2*07/6/9 3:30

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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