夕闇の静けさと共にやって来る
孤独が
病んだ肉体を忘れさせる
僕は学びながら
僕は体験しながら
此処に留まる
孤立ではなく孤独に沈潜し
他者に限りなく開かれて

青い水平線の向こうに ....
盆の晩夏に浮かんだ重い雲の隙間から
かすかな青い空が
ひかえめにのぞいていた
いたるところに停車された鉄の馬たち
それぞれが夏の欠片をカートに入れて
手綱を引いていた
盆は静かに終わりをむ ....
黒く青く
常に雨に濡れたように光っていて
羽毛のように頼り無く
且つ世界を
力業で一息に引きずり込み
呑み込む程に暗く重い


そんなお前の闇をお前は
 ....
慣れた雑音から
都合のいい言葉を拾いだし
持ち帰って洗う

良い音を聞かせ
温い茶をのませ
夜には撫でてやった

ぼんやりと月夜には
影を分けあって吸った

しばらく暮し ....
あの空の下からあの空の向こうまで、なだらかにせりあがりなだらかにくぼみながらどこまでも続くみどりの丘、その丘を白くつぶつぶと覆いつくすほどのあの羊たちがいっぺんに、シーツをめくりあげるように消えて .... 今年も
お墓参りが
出来た
夏が
終わってゆく



悲しい と
空気へつぶやく と
涙がふ と零れた
星々の
澄んだ光



この悲しみは
こころの
青い部分が
 ....
浮かんでは消えるあやふやな封筒の
瞳孔の記述はないのだが
のりしろが若く美学を降ろしている
そして傷ついた鴉は仰せのままに糸を引く
魂はその日、カレイドスコープの天命を 
写真機の前にいった ....
○「想定外の時代の生き方」

「なったら
なったで
その時に考えましょう」

○「日本の防衛」
すでに外国勢力に
心と経済を
侵されている

○「心身統一協会」
僕は独り言を書 ....
戦争

平和

戦争
2019年10月12日の台風19号によって、田園調布のまちは大田区では最も大きな浸水被害のあった町内となった。
田園調布といっても高台にある3丁目とは違い、4丁目と5丁目の一部は川のそばにある。
 ....
二〇二一年六月一日 「エイン博士の最後の飛行」


 ニーヴンは大好きなSF作家で、翻訳されたものは、すべて読んだけれど、いま、部屋の本棚に残っているのは、カヴァーが好みのものだけで、『ガラ ....
  あらい浪が
  きみの肌のどこかで
  弔われている 私たちは
  擁きあえる 芒の原にこぼれる
  月影に這わせた 指のふしの奥で
髪を人に揃えさせ
葡萄を蓄えた仏間の
静謐をかき混ぜる
蝉の唄
かそけき音色で
奏でるピアノが
桟橋に朽ちるお骨を磨く

 夜をうつくしいな、と思える
 世界のかがやきの酷さ

 ....
薄い絹糸が伸びて来る
夕べ
美しい音の調べのなか
天使たちが踊る

銀の照り返し
迫り来る闇
君のトラウマなんて
みたくない

天使たちが歌う
広がる宇宙
ひとりぼっちの砂浜
 ....
今、私は窓を見上げて

あの時と同じ雲の流れを見てる

積乱雲は夏の雨を呼んで

ふと蝉の声が薄くなっていく


何年の時が経ったのだろう

鮮やかな命の傷みを刻んで

あの ....
二人の会話も水没して遺跡へ還る
時の流れは表層にすぎず
ましてや真っ暗闇
マッチ一本擦って消えるまでの
意識といのちの混同なんて

またすぐ誰かに発見されて
再定義される
そうやって繰 ....
けして認めたくない
間違ってるのか、愛の

呼び方も
愛し方も
懐かしい
記憶も
 
汚された
ピンクの清純が
震えながら
泣いていたのに
 

けし ....
○「介護苦」
育ててやった!
看てやっている!
の応酬になり

○「親子げんか」
口が悪いのは
親ゆずり

○「伯母さん」
久しぶりに一人暮らしの伯母さんを訪ねた
玄関が開いてい ....
意識、冴え渡る朝
太陽の慈愛は深く
私と世界を隔てる壁は
瞬時にして溶解する

私たちは自然から生まれ
精神として対立した
観念は独自に表象世界を構築し
自然はナマの世界は物自体と幻と ....
いいかげん、眠たくなっちまった
星が今日はどうだとかに飽きちまったのさ
もうさ、こんくらいにして切り上げようぜ
みんな駅前のあそこ行こうよ
あそこまだ開いてるよ
クソだるいことを聞いたみ ....
必要なものを
確かに集めて
今日を始めるの
だったらdeck?

芝居の舞台を
見に行って
帰ってこれないなら
芝居は終わらない

気味の悪い
雑貨を集めて
今日は終わるの ....
なんでっていわれても
わかんない しらない
まるで壊れるために生まれたみたい
なんて言われたっていいよ
もう、ずっとずっとどうでもよかった

ゲロ臭い服を着たまま
君の部屋抜け出して ....
職場環境が劣悪すぎて、夏のある日不安の発作に襲われた。その後つらい不安がときおりやってきて、胃は締め付けられるよう、理由もなく涙が出てきた。医師からは「不安障害」との診断がおり、仕事を休む ....  絶妙なメロディーとともに

 無機質に流れてゆく文字の羅列に

 胸騒ぎが沈んでゆく

 興奮と感動の余韻に浸りながら

 主人公の名前を追いかければ

 場内もざわつき出し ....
黄金樹海の翅を一枚、石版に結びつける喪失感は
パラソルを整地する、カラダを風が吹き抜ける
弄りこまれたモンタージュをリセットして 
宝石を散りばめた お星さまにありました

誰彼時の価値を視 ....
なんにもできない
こんな僕でも
淋しい夜は 歌を歌うよ

なんにもできない
こんな僕でも
夜明けを待って 歌を歌うよ
____OOOO年OO月4日 メモ

・豚こま
・排水溝 とるやつ
・大阿闍梨 ※インドのほう
・くっつかないホイル
明るんで
目醒めていく
柔らかな泥に横たわり
安らいで
残照の輝きを見つめている

意識の底に潜むモノが
どんなにおぞましいものだろうが
僕らは自由になる
魂が放つ直観に導かれ
豊 ....
誰も地球に生き残れないと
地球の未来を考えなかった人類が
地球の未来を考えるようになった

誰も地球に生き残れないのに
地球の未来を憂うと資金が集まり
地球の未来を語るとビジネスになった
 ....
私は美容室で望んだ髪型にさえならないのに、
どうしてあの人は、望んだ職に就いて、望んだ人と望んだ結婚をし、望んだ子供を授かり、望んだブランドの望んだ服を好きなだけ購入し、MIUMIUの8万円のカット ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
孤独と思考ひだかたけし222/8/15 18:04
町のスーパー山人3*22/8/15 17:03
オリジン弁当TAT022/8/15 16:35
雑音はるな322/8/15 14:30
数えられるもの片野晃司1522/8/15 14:22
※五行歌 三首「めちゃくちゃに すきとおるの」こしごえ1*22/8/15 14:07
Hz 2022/08/15あらい022/8/15 12:23
独り言8.15zenyam...0*22/8/15 10:11
令和4年8月15日(月)みじんこ0*22/8/15 3:03
2019年10月 東京都大田区 台風19号松岡宮122/8/15 1:39
詩の日めくり 二〇二一年六月一日─三十一日田中宏輔12*22/8/15 0:08
肌 芒の原草野春心422/8/14 21:36
 お盆soft_m...022/8/14 20:06
夕べの歌ひだかたけし3*22/8/14 18:51
赦してください122/8/14 17:04
球体の幽霊ただのみきや3*22/8/14 14:33
夜の甘い想い秋葉竹022/8/14 12:37
独り言8.14zenyam...0*22/8/14 11:24
朝の覚醒ひだかたけし322/8/14 11:24
動悸の使い方竜門勇気1*22/8/14 4:34
DECK?1*22/8/14 4:12
変わらないやつだ2*22/8/14 3:51
葉leaf022/8/14 3:34
エンドロール佐白光022/8/14 1:04
涼み台を象るはあらい022/8/14 0:32
なんにもできないこんな僕でも高山夕322/8/13 20:00
____OOOO年OO月4日 メモ識子022/8/13 19:51
自由のイメージひだかたけし2*22/8/13 18:41
騙されたっていいじゃないかイオン022/8/13 15:51
私は美容室で望んだ髪型にさえならない杏っ子122/8/13 15:33

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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