ゴムボールにカラーバット
足りないベースを土に描く
守備も足りない相手も同じ
セカンド抜ければホームラン
無駄に走って疲れ果て
四球は損損フルスイング
ボール無くして日が暮れて
泥に ....
愛してる
愛してる
愛してる・・・



永遠に繰り返したって、答えなんて出ないよ
知ってるでしょう?
問題は、そこにないから

季節が変わり、夏が近づいて
煌くような毎日を過ご ....
今日も日が暮れていきます

テレビを観るのには疲れました

暗闇は怖いので家路を急ぎます

今日は愚痴を聞きました

どこかで今も怒号が鳴ってます

耳鳴りが収まりません

ど ....
ときどき妻が
キッチンの引き出しの中をのぞいて
笑っているのはなぜだろう
中をのぞこうとして近づくと
あわてて閉めて私を追い払う
みんな眠ってから
トイレに行くふりして
開けようとした瞬 ....
学校に入学して
まず最初に教わったことは
決められた道を歩くことだった
とてもわかりやすくて
楽しい思い出が今でも残る

学校を卒業して
まず最初にわかったことは
決めていく道をつくる ....
必死に友達の表情を読み取って
投げられた言葉をジャストミートして打ち返して

返しそこねた言葉がないか、床をきょろきょろ見回す

少しタイミングがずれてもいいんだよ
ジャストミートしな ....
きみの肌は何度たべても不味い
そのことを告げたらきみはさみしそうに
笑った
汗をかいた君のよるが
わたしだけのものになるから
それはそれで幸せなんだよと
いいたかったけどい ....
こんな拙い言葉では 届かないかもしれない

だけど だからこそ 

あなたが視線で追った わたしの一つ一つの言葉が 一行一行が

そのまま浮き上がって 瞳を通して 身体のどこかに 直接流れ ....
あなたの言うつまらないことで
空のブルーがわらいます
色えんぴつをかじったら、
少しだけストロベリーの味がしました

あなたの笑顔で
お菓子の家のチョコレートが溶けて
それは大きな海にな ....
               07/07/05

驚いた!
変わったわね、
と言われて
鏡を見たら
知らない人が
こちらを見ている
顔を盗まれたのかと思ったが
盗まれたのは記憶のよう ....
このまえ

車のなかでなにかを食べてて

ふっと、じぶんが生きている

ということが愛しくなった


あれはなにを食べてたのだろう

こんなふうにしていれば

思い出せるので ....
街灯に群がる虫たちを見ると
なんだか かわいそうになってくる。
地面には無数の死骸がポトリ。
なんて人間にそっくりなんだ。

私なら星に向かっていく虫になりたい。
みんなにバカだと笑われな ....
 決まりきったルールの路線を
 ひたすらわき目も振らず進む君
 
 甘えだの依存だの自立だの
 君の頭はグレーに染められてる

 自由ってなんだと思う
 君には答えられないだろう
 ....
いっそ
この身も
空に焼かれてしまえば善いのに



『夜光雲の{ルビ翅=はね}』


こう毎日毎日暑いと
夜明けの空には
夜光雲が
欠かすこと無く空を彩るのです

 ....
今日もまた この店に来る
昔から栄えていた 商店街の一角

日が沈むと 
怪しげな ネオンが点滅して
どこからともなく もれる
男女の笑い声 娼婦のささやき

この店は 不思議
深い ....
雨が地を{ルビ圧=お}し
音はまたたき
山から空へ照り返す


空白の{ルビ主人=あるじ}が
空白を置いて去り
空白は 家になる


雨のための唱があり
夜をしずくの ....
てんとう虫が
はじまりを見ようとしている

いつも黒々として
その目に届く瞬間
昨日の蝶のように青くなる

寂れた車輪の下
命の枝葉いくらでも伸びる

葉を噛んでみると
溢れんば ....
虹のように孤を描いていた

その雲を辿っていけば
どこか遠くへ
どこか探している所へ
どこかへ行ける気がした

雲の道は儚げで
本気で本気で走らないとすぐにでも消えてしまいそう ....
「あれ、あれあれあえ!?あれ、モモンガーじゃね?」

「あ、ホントダー、モモンガーラ!フゲー!モモンハーフゲ!」

「ちょちょちょ、ちょっと、オコーネル、向こうから廻って、
     ....
戦争に行ったら
兄は変わってしまいます

精神がガクっと
音を立てて

おい、大丈夫だから来い

なんていう力強い言葉を跳ね除けてしまう


幼くして病を戦った
そんな ....
暗闇にはだぁくんがいる
たぶん夜行性で
明かりのない部屋とか
夜中の長い廊下とかに
体育座りをして
誰かが来るのを
待っている

照明をつけないで
廊下を歩くと
だぁくんは近づいて ....
雨上がりの空に 
星は出ていなくても
月は出ていた

私は鼻歌を歌っていたけれど 
自転車が接近してきたので
鼻歌はやめた

不意に
私の中から勢いが消えている事に
気がついた
 ....
 
静かな言葉に騙されて
武器を売り続けた

いくつもの春を泳ぎ
疲れれば
もの言わぬ記号に似ていた

河口に人の死体が流れてくる
知らない人ばかりだった

知っていたとしても
 ....
あなたがいってしまった次の朝
庭の隅に赤いバラを植えました
赤いバラの蕾から
黄色いつばめが飛び出します
私はつばめの背中に乗って
雲の向こうへゆくのです


虹はリボンになって
風 ....
そこに夢があるので
ずっと長い上り坂を
がんばって進んでみる
振り返ると
努力という風景が
見えていた

そこに希望があるので
ずっと遠い道のりを
ひたすらと歩いてみる
振り返ると ....
 かがやいてしまう星の名を、
 つなぎ留めたかった
 防波堤



かなえたものは

夜を、
彩ることの、
つづけざまの果て、

失うはずなど無いというのに
のが ....
赤い長靴でスキップして
小鳥の傘をくるくる回して
水溜りでぱしゃぱしゃ遊んだ


憂鬱な空を吹き飛ばすおまじない


空には虹がさして



もやもやした気分は全部
雨雲がさ ....
君がいた
ぽつんと君がいた
ぽつんとアイスクリームを食べていた

私もいた
ぽつんじゃないけど私がいた
がつんとアイスクリームを食べていた

チャンネルをまわす
君との ....
    梅雨が一服してくれた朝
  南風と陽光に履き清められた
       小庭に立ちながら
   なぜか むなもとで痞える
   気・血・水のアンバランス
            そして ....
カスタネット娘 カン カン カン
階段の後ろから
いつものように聞かせておくれ
朝日と共に 鋭い音で眠気を覚ましておくれ
正確なリズムで 雀と一緒に歌っておくれ


カスタネット娘 カン ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
甲子園は待っていますススメ307/7/6 0:37
迷いことは207/7/6 0:19
3小節をギターで弾いてってkei99007/7/6 0:12
引き出し小川 葉14*07/7/5 23:25
本当の自分をつくろうぽえむ君10*07/7/5 22:59
ジャストミートしなくてもいいんだよいねむり猫107/7/5 22:41
夜と白昼夢アオゾラ誤爆8*07/7/5 22:15
縦書きの理由楠木理沙5*07/7/5 22:12
恋のかけらアヅサ6*07/7/5 22:11
月刊「動物園」あおば12*07/7/5 22:08
あれはなにを吉岡ペペロ407/7/5 21:13
STARscass3*07/7/5 21:04
輝けライフ山崎 風雅407/7/5 21:02
夜光雲の翅蒸発王4*07/7/5 20:15
この店アハウ1007/7/5 19:56
夜と雨木立 悟807/7/5 19:53
てんとう虫ロカニクス607/7/5 19:47
雲が1*07/7/5 18:21
モモンガーの唄 第6回那津407/7/5 17:45
その名は馬の名で突撃隊だ3*07/7/5 17:35
だぁくん小原あき15*07/7/5 17:19
【七月の夜 木をつつく】つむじまがり5*07/7/5 17:17
武器商人たもつ1707/7/5 16:26
夢色幻想石瀬琳々13*07/7/5 14:24
そこに夢があるのでぽえむ君9*07/7/5 14:06
涙腺[group]千波 一也16*07/7/5 12:45
雨上がりまりも5*07/7/5 11:42
届け柴田柴助407/7/5 11:05
欠落のリフラン信天翁407/7/5 10:15
【カスタネット娘】つむじまがり1*07/7/5 9:52

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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