7を三つ腕に抱えて旅に出る
こんな良い旅立ちの日はない
この上の人も
この下の人も
7を三つ抱えている
トリプルセブンのラッキーセブン
トリプルセブンのラッキーセブン
語呂が ....
どうしてぼくを叱らないのと
大人の人に聞いてみたら
君はとてもいい子だから
叱ることなんかないさと
誰もが言っていた
ぼくは知っている
本当は叱らないんじゃなくて
叱れないことを
....
”初心、忘れるべからず!”で、久しぶりにこんなのを書いてみました。見崎 光ぶしをご賞味あれ(笑)
一人、夜空を見上げています。
一つ一つ星を数えては、
あなた探しに没頭しています。
「ねぇ ....
右で
左で
そもそも左右がわからないアタシは
どちらを右とするのか
どちらを左とするのか
どこからが
どこからを
どこまでを
ねぇどこでわけたら ....
ふみこえて 風の
崖から おちる
すべての言葉を いちいち
辞書でひき 升目に埋めて
水をかけていた あのころ
諦めなくちゃだめなのかな
ただ ここで働きたいっていう思いだけじゃだめなのかな
気持ちだけじゃどおにもならないのかな
諦めたくないよ
きっと 諦めたら後悔しちゃう
た ....
君がくるくる回す
星のオルゴール
星座が今日も輝いて
明日は晴れだと告げている
僕がくるくる回す
星のオルゴール
星座が今日も輝いて
今は夏だと告げている
君がくるくる回す
....
菜の花カフェでは アゲハチョウ
静かにjazzを聞きながら
アイスティーに 舌づつみ
木陰の下では テングチョウ
木の幹 張り付き
かくれんぼ
風を拾った モンシロチョウ
お化粧 ....
心はいまも、ガラス細工のスペースコロニー
遠く 遠くへ
数多を駆け抜けて通り過ぎると
夢を掴もうとした両手は
さり気なく
空を見つめた
ふと
呼吸には温度があった ....
私の周りには常に人が集りて
私の至らなさを補ってくれる
人の体には
口が一つあり
目が二つあり
耳が二つある
一つ話をする前に
二つ、相手をよく見て
二つ ....
ひとの名前は
幸福しか待っていないような
そんなものばかりだ
ニュースの犯罪者や
事件の被害者のそれは
いつもそんなことを語りかけてくる
無用のちいさき者どもよ ....
水はグラスに包まれ
グラスは両手に包まれ
あなたを包むのは誰ですか
水が包むのは、何
泣いているのは
瞳だけ幼い老人
その掌に
日溜まりのような優しいぬくみ
その額にま新しい水を注 ....
この夜に砂糖とミルク少々を入れて
掻き混ぜて飲み干すんだ
――君 何処へ行きたいか云ってくれ給え
ラズベリィの憂愁に
しなやかさの極みの鋭さを閃かせ
僕らを駆動する
僕らが駆動する
{ル ....
「腹が減っては女も犯せん」
と
三度三度の食事が何よりも大切な
実験艦シュレスヴィヒ・ホルスタインではこの度
今次航海の慢性的(万世にあらず)生鮮食料品の不足を解消するため
クランケ艦長のポ ....
何度か、何回か。
恋唄を唄おうと。
しましたが。
無理でした。
今日は、七夕。
もしも願いが叶うなら。
恋唄をもう一度。
唄える事を願います。
今日、もしも。
お二人に永遠が ....
寂しくなると、頭に浮かぶのはいつも君の顔。
逢いたくて、逢いたくて、逢いたくて。
そんなに君が優しくするから、どんどん弱い女の子になっちゃうよ・・・。
大好きだから、逢えないだけ ....
三半規管が爪弾かれる
静寂の
そっと指先が触れない
おだやかな震えない
涙と休符
はれぼったい目とゆうひ
またしばらく
涙は出ない
しんぞう
はい
い
ちょう
なみ ....
胃の洗浄をするために
階段を上ったり下りたりしていた
蜂蜜のソーダ割りをひっかけていた
シュワワワワーと
それは収束の音だった
落ち着きのないフルート
君はツタの絡まる音を聞いたか
....
月の裏側が見たいと
弟が呟いた
瞳はもう
赤方偏移を繰っているように
白兎を歌って
憧れと諦めをわたしに託して
弟はもう
腐りかけた足で
旅に出ていた
痛々しいほどに頑張りす ....
毎日詩を書いていると
お、
いい
好きだ
大好きだ
これは傑作だ
これは後世に残るぞ
いろんな言語に翻訳されるぞ
もうこれ以上のものは書けないぞ
なんて思う時が稀にある
月 ....
やっと貴方に会える
我慢をしていた。
雨が降っていても
雲の上では会ってる
いつ結ばれる日が
来るのやら
いつも一緒にいたい
いつも僕の味方
牛飼いとはた織り
毎日仕事をして ....
藍に鳴く瞬きは
添える程度の色彩
決して主張しすぎない声で
詠うように流れては
見下ろした先の草花に
願いを囁かせた
蒼に震える輝きは
漂う程度の色合い
妥協にも似たか弱い声で
....
泥臭いごぼう
えいこらせ
泥臭いにんじん
えいこらせ
泥臭い顔
えいこらせ
泥臭い人生
えいこらせ
泥臭い人間
えいこらせ
土をかぶって
....
何なのか
アタシはあの人の力になれたのか
どうして知らない人を助けられない事に落ち込んで
近くにいる人には何もできないと嘆くのか
力になるってなんだろ
どう ....
夜が空を包み
七色に光る
願いの帯たちが
星の間を縫って
空へと羽ばたいていく頃
遥か空の上では
一年分の時を越えて
会瀬を交わす者たちが
確かめ合うかのように
抱き合っている ....
だからたとえば犬のように
白黒でしかものが見えていなかったとしても
濃淡の薄れゆくところ
色彩の変わるところが
あたらしく欲求がなりかわるところで
ぼくが輪郭と呼んでいた ....
声は枯れ
いつだって月日は流れ
最大の星最小の闇
横顔はプラズマへと昇華し
いつまで石でいようか
いつまで渡りきったつもり
跡形もなくまるく研磨された石
するする滑って
....
湿った人なみ
地下鉄の改札
灰いろをためこんでいる
風が海流のようだ
おんなは
おんなを操縦している
おとこは
おとこをごまかすのだ
湿った人な ....
目覚めろと夫が言う
育てた花から種をとり
今年蒔いたものが発芽した
花はいい
はやく お前も目覚めろ
水と陽射しを気にしながら
隣りでいう
と それは
パソコンに向かってる私が
....
見えるのに
あなたの心は見えないなぁ
見えるのに
あなたに触れることができないなぁ
見つめても
あなたは気づいてくれないなぁ
見つめても
あなたは遠くの星を見る
もう一周
私 ....
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