その日僕は水溜りを歩いた
誰かの言葉でもう世界を見上げたり
水分を求めたりするのは止めようとしたんだけど
やっぱり僕は水溜りを歩いた
兄の居る戦争地帯へと
手紙を携えて

詩人よ戦う事が ....
梅雨の合い間に晴れた空
光が大地に降り注ぎ
静かな時の始まりか
風も涼しく穏やかに

白雲浮かぶ青い空
豊かな緑浮き立たせ
夢見る時の始まりか
心鎮まる和やかに

畑の作物採りに行 ....
乳母車の乳児のバイバイに
こたえた手
布の端をひとかがり

  だっこされている乳児を
  泣かせた作り笑い
  布の裏に斜めの縫い目を見た

横断歩道を渡る小学生に
掲げた手
布 ....
真っ赤な帽子をかぶって 
自転車に乗って
川沿いを走る
そのあとには
くちづけだけが残る
彼女は 詩だから

彼女は 詩だから
窓辺にアリスとかハートのクイーンを飾る
 ....
飛び魚が川を逆流しながら跳ねてる 胸焼けを起こしそうな景色 を手を繋いでみている ぼくときみ ぼくときみ ぼくときみって言いたいだけの 今日が連鎖している そのうちしなくなる そういう景色 トゥデ .... おやつを我慢しては 花火を買った

刹那の輝き 一瞬の煌めき


向日葵が枯れ始め 陽が落ちるのが早くなり
セミの声がヒグラシに変わる

緑の山も夕焼け色に 少しずつ染まっていく
「 ....
今日見えたものが
明日も見えると信じてるから
生きて行けるのですか?

さながら私たちは
籠の中の鳥にもなりきれずに
開け放たれた扉を
行ったり来たりの繰り返し

振り向けば ....
「ヘンリーってのは
 どこの国のサッカー選手だい?」



ねえ、母さん
ヘンリーはアイルランドの選手だ
ヘンリーはアイルランドのカレッジのチームで
今日もベンチを温めている
ヘンリ ....
規則的に点滅繰り返す蛍光灯
「本日の放送は以上をもって全て終了しました」
冷めかけの珈琲 書きかけの日記帳
あとに残るは破られたカレンダーと砂嵐だけ

どうしてだろう
僕だけが ま ....
 僕は何度も星の詩を書いたけれどまだ書き切れていないんだ
 僕に羽があったなら君の元へと飛んでいくのに
 けどそんなの無理だから夢の中で君と一度だけ見たプラネタリウムを見て涙を流していたんだ
  ....
アグマネアの小さな光に
両手を合わせて祈る少女は
どんなお願い事をしているのだろう
小さな小さなその星は
命よりもたやすく消えてしまうだろうに
少女の願いは届くのだろうか
アグマネアよ
 ....
信じること 信じられること
人のそばに いつも言葉があって

認めること 認められること
言葉のそばで いつも耐え忍んでいて


言葉は大切なのだけど
心が言葉と一致しない ....
地下道の便所の前に 
何も書かれていない 
真っ白な短冊が 
くしゃりと折れて 
落ちていた 

無人の通路に 
夜の靴音を響かせながら 
便所を通り過ぎる 

Tシャツの背中を  ....
若い母の膝上に
抱かれた幼子は 
ぐわ〜ん ぐわ〜ん 
と泣きわめいていた 

やがてその泣き声は 
ぐわはは ぐわはは 
と転がる笑い声になった 

人目を気にしながら 
若い母 ....
お前のやはらかさに埋もれて死にゆくなら
それでも良いなと
硝子越しに
笑う人間らしい貴方
 
ただ揺られて生きるのみのわたくしなどは
あすはるとでは
直立できないと言うのに
 
見つ ....
鉄筋の音が聞こえたなら青空だった
構築されていく巨大な塊は
恐怖と当然と意味世界に溢れている

砂漠に見える
置き去りのカメラは
捨てられたものか
ずっと名残を砂を噛むように味わいながら ....
路地裏から見上げた天の川は
細く細く区切られた
都会の小川の様でした
折れ曲がり、折れ曲がり進む
その先には

その先には
何があるのだろうか
 まだ幼い頃
 両親を始めとした大人は
 大きくて
 強くて
 とても恐ろしかった

 まだ幼き頃
 大人になるって
 すごいことだと思った
 自分が大人になるなんて
 想像す ....
人はどうしてこんなにも
寂しさ感じてしまうのだろう?
私が知っている限り
独りの人はどこにもいない
なのにどうして人はみな
寂しさ感じてしまうのだろう?

孤独であることどうして怖い?
 ....
東の夜に

朱い月

むらさきの

雲かけて


おおきく寝ている


東の夜に

朱い月

むらさきの

雲かけて
動くことができなくなって

その場に留まって


消えることも

消すことも できなくて


星になることに

決めました



幾千、幾万の想いが

誰かの瞳に帰 ....
CQCQ
これから
ハイウエイを逆走します

アクセルを
思いっきり踏みます

みんな青くなって
右へ 左へ

ハイウエイを逆走します

走行車線と追越車線
ちょうど
うま ....
もう
やめようかと思うんですよね
仕事

そういったあと
君は
じっと空を見上げて

道ばたにしゃがみ込み
嘔吐する

それは
あっという間の出来事で
君は
泣いてなどいな ....
スイッチを切るためのスイッチは
ヒトをあざわらって入れられたのに

気取って薬指を伸ばすと
完全試合を放棄した口が
ハイヒールを履いて
「わたしは左が凹んでいるほうが好きなの」
なんてほ ....
あの日から気づいていた

いつまでも見過ごしているわけにはいかないって

すべてを咀嚼なしに飲み込むことはできない

瑠璃色の壁で護られてる貴方には

ひっかき傷さえつけられないから
 ....
 
流れ流れて
何処へ行く
 
ふわり、その瞳で
何を見た
 
出逢いて何を
思うのか
 
 
 
あてなき旅路
続けては
 
忘れえぬもの
また増える
 
 
 ....
ちりばめられた星
かみさまの忘れ物
引き裂かれた恋は
運命という紛い物

きらきらひかる
宝石みたいな

きらきらひかる
思い出になった


さようなら
あいしてる
同 ....
夢、ゆめ、夢って、
あおりたてないで
将来、なにになるかなんて
考えれば考えるほど
わからなくなる

なんとなく
先の世界は
あまりよいこともなさそう
授業はいつだって
けだるくて ....
君は いつも僕と一緒にベッドに潜り込んだ
強く抱きしめてくれて 優しく口付けをしてくれた
明け方にはベッドから落とされてしまうけど それも含めて 僕には至福の夜だったんだ
僕は君の恋人なんだって ....
ふしぎ せかい まるた
テトロドキシン 末広がり
布製品 そばぼうろ
くま きいろ あしたのあめ
そこのドア NHK ポーチドエッグ
さかなしゃん
 
くつした うみにとび ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
オコーネルの唄那津3*07/7/8 12:16
夏の光が浮いているぽえむ君13*07/7/8 12:08
まつり縫い悠詩8*07/7/8 11:44
くちづけ水在らあらあ30*07/7/8 11:19
おっぱいれつら107/7/8 10:02
また夏が来る北大路京介28*07/7/8 8:30
NOT FOUND優飛12*07/7/8 5:37
HENRYTsu-Yo10*07/7/8 4:56
熱帯夜雨宮優希8*07/7/8 3:52
一度きりのプラネタリウム円谷一7*07/7/8 3:48
祈りプル式1*07/7/8 3:10
「人人」青の詩人3*07/7/8 3:07
白い短冊 服部 剛10*07/7/8 2:51
授乳のひと時 3*07/7/8 2:46
水母黒子 恭18*07/7/8 2:43
キンコム2たけ いたけ3*07/7/8 2:22
天の川 満ちたる思いは とめどなく[group]プル式4*07/7/8 2:13
子供の大人山崎 風雅407/7/8 1:56
僕らはみんな生きている麻生ゆり5+*07/7/8 1:29
朱い月吉岡ペペロ307/7/8 1:06
星のシュガー・ソ...3*07/7/8 0:57
逆走uminek...2*07/7/8 0:55
夕涼み5*07/7/8 0:37
スイッチ悠詩5*07/7/8 0:32
おねがいごとまりも4*07/7/7 23:36
浮雲秋桜9*07/7/7 23:35
天の川ゆうと2*07/7/7 23:32
RONDO美砂2*07/7/7 23:25
抱き枕のラブソング楠木理沙2*07/7/7 22:44
ポーチドエッグ / コチネーレ[group](1+1)/...1*07/7/7 22:37

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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