思い出して読み返しては

立ち止まって振り向いてる

戻ることのできない岐路

変えることのできない選択

後悔してるんじゃない

ただ懐かしんでるだけ

でもちょっとだけ
 ....
テレビの向こうに咲く花を見つけた
優しく力強い女の子
仲間に一滴の水も与えない情けない子とは違う
君に視線を釘付けにされる
玩具番組のチャンネルを変えたいのに

どうして邪魔をするんだろう ....
吸いかけのタバコを押し当てた

心の奥底に住む陰険な目つきで

こちらを睨み付ける邪心に押し当てた

ジュウっと音が鳴るわけでもなく

肉の焼ける嫌な臭いもない

ただ邪心の高笑い ....
会社の帰り ふと空を見上げたら

小さな星が光っていた

なぜだか、急に涙があふれてきて その涙を誰にも見られたくなくて

自転車を止めてしばらく 顔をあげて 星を眺めていた

小さな ....
きみの心臓をすこしわけて
羽根が生えたんだ
ぼくにもさ
空はあおくて
きみに出会えないカイトが
泳ぐ

捨てるべきものをぼくらは失くしたんだ
血がでたんだ
赤い血がでてい ....
僕、だいじょうぶ、キチガイのふり
僕、だいじょうぶ、キチガイのふり
だけど、声が聞こえちゃう
お前はキチガイ、だから死ね
お前はキチガイ、だから死ね
あの娘の声で聞こえちゃう
あの娘の本音 ....
真夜中の三時
夜のベンチ
残された時間は
もう少なくて
そっと君の手を握って
恐ろしさ押し殺してた

『怖くないよ』

そう呟く君の目は
街灯の光と 
星空を移してて
あたしに ....
さよならは、さびしいことだ。
だけど、かなしいことじゃない。
お別れは、さびしいことだ。
だけど、かなしいことじゃない。

かなしいことなんかじゃないから、
ぼくは上を向いて、空を見るので ....
寝る前に 歯を磨く
 やっぱり「恋」なんてものは 男よりも女のほうが似合うものだと
 鏡の中で 奥歯を磨く自分を見て思った

ふたりいっ ....
終わりそうにもない言葉達は、あなたの優しさだと分かっているの。
けれど私は、あなたの言葉達が途切れてしまうその瞬間を考えると、怖くて堪らないの。
的外れでもいいから終わらせないでいて。
あな ....
いつつゆびさきがきみをみる

やわらかい皮膜の中は
どうしたってみずだから

つたってしまって

一本の
跳ねた
よわい針の先までが

とおくゆびさきの
たてるかぜにも
ふる ....
一人で作った歌だけど
誰かの気持ちも載せてある
Ah Ah...
 
現実逃避型だから孤立無援なんだ
「目には邪眼を、歯には牙を」ぐらいの気持ちで
他人にぶつかってみるのもイイですよ
中 ....
家族で豪華な料理を
食べに行った
お父さんとお母さんは
とても満足そうだったけど
ぼくは
おしゃべりしながら
家族みんなで分担して作った
カレーライスの方が
美味しいと思った

家 ....
 
バスに乗る
名前だけが剥がれていく
何かの間違い、というより
むしろ略式でも正しいことであるかのように
良かった、わたしたちは
バスに乗られることがなくて

席に座り
バスの一番 ....
こんな世界に眠れる夜なんかあらへん
目ぇ覚めんのか、覚めてへんのか、それとも冷めたんか
そんなこともわからへん
お前がおらんとあかんのや


山しかないようなとこやった
山の向こうに何あ ....
黒い布で顔を覆い隠した女が
まるみをおびた重いはらをかばいながら
前から、後ろから早足で通り過ぎる人々に
おびえるような足取りで市場を歩いている
ときおり女の腰のあたりにぶつかっては
”ベバ ....
さよなら、に添える言葉を探してみたけど。

見当たらなくて。

口をつむった。

さよならも言わずに。

手も振らずに。


さよなら、また逢いましょう。

さよなら、元気で ....
帰る 帰るよ
と言って
やっとで戻ってきたのは
二羽のアゲハチョウ
母は泣き続けて
二日後に命が崩れた

幾百のコバエが家屋から飛び去り
雨戸は裂傷し
静脈血を纏った鳩が2羽
黒ず ....
長期出張を終えた気分晴れやかな私の前に
あんな残忍な光景が待ち受けているとも知らず
私はエレベーターの前で玄関扉の鍵を指に絡ませ
クルクルと回しながら扉のほうへと足を進めた

はじめに玄関扉 ....
夕暮れの示す赤、に
静かな夜が
そうっと足を
降ろす
 
生まれたばかりの
一筋の淡い青は
瞬間的に広がってゆき
世界を、ふわり
包んでしまう
 
 
ビルの窓に反射する
車 ....
荒野だと思えば

ここはそんなところだ

悲しみは哀しみに

それが営みというものだ

ひとりではないのに

ひとりに酔いしれ

それが生身であるということだ


七月の ....
空 海 山 風 水 土

どんなに沢山の言葉をならべてみたって
一文字に思い浮かべるイメージに勝てやしない

解ってるけど
決して止められない

伝えたいのは景色じゃなく感動
 ....
繰り返される福祉が、
新しく歓迎の声を受けて――、
福祉は、いくつもの、与えられた菓子を食べる。
なかには、埃を被っている、
国民精神総動員要綱も、
    遠くに、ちらついて揺れている。
 ....
 東京を越えてのどかな場所へ行こう
 東京駅からなるべく遠くへ行く電車に乗る
 初めは美しいコンクリートの建物ばかり過ぎていったが
 だんだんと水田や畑がぽつぽつと見えてくる
 終電に着くと  ....
だんだん遠くなってゆきます
嘘を並べては崩すように詰め寄る眼
この心に貴方が少しずつ消えては
思い出に脚色をして語り出す唇

あのころはたのしかったですね
とてもしあわせでした
こくうを ....
磨き上げられたガラス窓
月明かりさえない空間に
浮かぶ冴えない表情は
もう随分と見慣れてしまった

苦笑にも自嘲にも思える
口の端を歪めた男の姿
汗を含む無精髭はまるで
雨に打たれ草臥 ....
 嘘という言葉
 言った瞬間に本当になる

 いや
 そう簡単なものではなくて
 本当という言葉が嘘の傘に隠れるのだ
 雨が止めば傘はいらないので
 嘘はどこかへ置いていかれる
  ....
小学校3年生の時
弟が生まれました

その日は私の学校の春の運動会の日でした

けれど弟が生まれるので
誰も見に来ませんでした

お父さんも
おばぁちゃんも
おじいちゃんも…

 ....
京都には
たくさんの色がある
錦の糸、その数だけの

雨が降れば、石畳の
風が吹けば、竹林の
雪が降れば、杉山の
星が舞えば、祭囃子の

さらりと、するりと、
あたりまえの顔をして ....
あの人が
あの人が
自ら
汚れのない言語を
いくつも吐いた
いつも胸の奥底の
鉄格子の扉の奥に潜めていた
潤った可愛らしい
柔らかい言語を

その声で届けられたから
この耳は微笑 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
過去優羽6*07/7/12 22:06
救いの花酸素の枷107/7/12 20:56
邪心hiro3*07/7/12 20:44
小さな星ゆずっこ307/7/12 20:07
やわらかく痛いものアオゾラ誤爆6*07/7/12 19:37
僕、だいじょうぶ、キチガイのふりうおくきん2*07/7/12 19:20
last ・time愛心5*07/7/12 18:57
夕空ゆうと9*07/7/12 17:55
歯ブラシ北大路京介11*07/7/12 16:58
待ち時間hope107/7/12 15:42
_水町綜助1007/7/12 15:32
小指に誓う歌殿様が得る007/7/12 14:55
豪華な不満ぽえむ君13*07/7/12 13:44
ひきつづきたもつ1807/7/12 13:19
あかんアマル・シャ...21*07/7/12 13:13
石榴[group]ワタナベ807/7/12 13:07
サヨナラ。狠志307/7/12 12:57
死体たけ いたけ8*07/7/12 12:35
彼女はサボテンhiro4*07/7/12 10:51
青い亀裂山中 烏流6*07/7/12 10:13
群青のサンドウィッチ吉岡ペペロ807/7/12 7:52
今日も明日も優飛13*07/7/12 7:45
幸福のデッサン——デッサン前田ふむふむ31*07/7/12 6:52
電車に乗って田舎へ行こう円谷一7*07/7/12 5:27
変化AKiHiC...207/7/12 3:10
泣いてなどいない松本 卓也107/7/12 2:04
お手軽手品doon1*07/7/12 0:50
人生結華1*07/7/12 0:46
くろのかたろぐたりぽん(大...1307/7/12 0:00
あの人の言語RAVE107/7/11 23:40

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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