貴方の為に
貴方の為に

僕は全てを貴方に

全てを貴方に捧げます

貴方の為ならなんでも
僕はするよ

貴方に愛を捧げます

なにもかもを
捧げます

ただ貴方にもっと好 ....
森の中で宙に浮かんで君の手を離さない
君とイヤフォンでこの曲を聴くよ
太陽の光を遮って君と僕だけの世界に視界を沈ませるんだ
海水を泳ぐようにどこまでも進んでいく
心の中を泳ぐように暗闇に塗れて ....
五時限目の
けだるい
プールサイド
微熱の
水飛沫と
君の呼吸が
うまく
混ざったら
わたし泳いでも
いいよ

反射していく夏
十七歳のまま
立ち止まって
しまえたら
ど ....
いつも目の前に
「もしも」
を二つ用意する

願っていない方の
もしも
だったとしても
驚きすぎたり
悲しみすぎたり
しないように

少しでも
耐性を持っていようと
思って
 ....
 
 思い通りにいかない
 緊張の糸は張りっぱなし
 無駄な時間に流される
 いつも自分を監視してる
 窮屈で自由とは程遠い

 人と人の繋がり
 いい加減うんざりする
 どうなるか ....
蒼白な表情を
死体の父は脆く浮かべた


体から湧き出る日常が
沢山の汚いを表現していて
宇宙の屑のように感じた


(からだの なかの

優しい、濁毒が


ピアノ ....
手作りの街並みは
連続的な曲率を忘れてしまっている
その中に欲しいものはなく
わたしは
資格参考書と
一握りの雨粒と
友人にお裾分けしてもらった溜め息の入った
鞄を提げて

求めたい ....
あの丘に建つお菓子の家は
幸福だけでできていた
パステルカラーと甘い匂い
君はいつだって笑っていたね

だから君が
あの家を出るときに見せた
心底悲しそうな顔が忘れられない


あ ....
手の内ではじける
しゃぼんだまに似た空に
遠い影を投影しては
また、見上げている
 
影送りだなんて
とうに忘れ去られた遊びを
何度も、何度も
繰り返して
 
 
空を横切る
 ....
かぶとの木と呼ばれていた
通学路沿いの
道から少し滑り降りて入る草薮の中の
真ん中がくり抜いたようなくぼみのある木

樹液が蜜のようで 夏にもなると
かぶと虫や  ....
君がどう感じているのか
教えてくれよ
俺がどう感じているのか
察してくれよ

都合ばかり先行してしまいがちだけど
救済や慰めなんて要らないんだ
ただ単に君がどう思っているか  ....
大人になんてなりたくないと
思った時から
ずっと星を探していた
将来への自信と
可能性への期待に満ち溢れて
星は必ず見つかるものと
全ての人に全ての星があると
それが当然だと思っていた
 ....
夏の朝
白いテラスで
ラジオが唸ってる

はるか頭上の風は
あまり動いてない
雲も眠ってる
テーブルクロスも

キッチンから
また君がドーナツを揚げる音と匂い
揚げたては好きだけ ....
わたしを束ねてください

かなしみに もれなくついてくる ささやかな希望と

私とを束ねてください



わたしが集めたささやかな希望を

あなたの手で束ねてください
 ....
ちいさい声で
すごく大事なことを
いう
おおきい声では
いえないことを
いう
声の芯は
おもいのほか
しっかりしていて
おおきな声が
いくら
邪魔しようとしても
伝わってくる
 ....
朽ちてしまった
 
想い、は
 
2000年になった瞬間に
冷凍庫にしまった
 
 
7年経った今
解凍しようと
キッチンに出しておいた
 
月日が長かったせいか
カチコチに ....
       梅雨空がうすめをあけて
      こすずめが遊戯を始めても
    気の抜けたサイダーの街並みは
    相変わらずのさみしがりやです
             時折ひびく
 ....
 指先から不可視の(しかし、それは或る者らにとっては銀色に光る)糸
 幾つもの繊細なる撓る糸、弛ませ垂らした
 撓らせては 垂らした
 道という道 道のない道へまで
 私は眉間から七変化する糸 ....
お香の代わりに
蚊取り線香を
焚いている
タバコも止めた。

洗濯物を干した
雨が降りそうだ
友人にお前、元気に
なったな。と言われた。

会社から本を貰った。
嬉しかった。
 ....
12号なんだってさ
笑っちゃうな
くたびれた青空に
黒い日傘をさす

12号なんだってさ
そう言ったときの君の顔
笑っちゃうな

夕暮れでのびた僕の影が
暑さでひっくり返ってる蛙に ....
                07/07/20


使えない自動販売機、
起動困難なPCの上の
水を張ったボールに
七味唐辛子を振りかける

水道水にも色が付いて
透明なまま静まり ....
思いっきり泣くと
スッキリするらしい


だが
スッキリする前に疲れてしまう





そんなときはお眠りなさい




涙と共に流した
大切なモノを
夢の世界 ....
金魚鉢のなかで
金魚が白い腹を上にして
浮いている
連日の暑さで
死んだのだろう
食べるための魚は
何とも思わないが
観賞用の魚が死ぬと
なぜか心が痛む
時間があれば
金魚の葬式を ....
 夕刻が近づき
 ネオンサインが灯り出す
 歓楽街に仕事を終えたサラリーマンが
 群がりだし
 熱で火照った空気が放たれる
 
 虚ろな時を友にする俺は
 ありもしない物語を語っている
 ....
スライスされた太陽が

幾重も波に浮かぶ頃



ゼンマイが巻き戻る音にも似た

声をせいいっぱい張りあげながら



たったひとつの空へと



切ない夏 ....
あさ
ゆうやけ色のやさいたちを
こわしてゆくときに
ふと香る 昨夜の
ねむりにおちてゆく、
やわらかい
眩暈



きょうはいつも きのうの続きだから
きのうの夜も
まくらにほ ....
いつかの風が 世界を
ひとめぐりして また 
吹きつける おもわず
手でかばって はからずも
傷のありかを おもいだす
原文です。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=125852&filter=cat&from=listdoc.php%3Fstart%3D30%26cat%3 ....
ころころころころ
マルはアスファルトを転がって
横断歩道で欠けて
花びらの形になった サクラの
ひらひらひらひら
春はどこですか
一番遠ざかった季節ですね
ひらひらひらひら
 ....
責め口調なお前がな
じつはちょっと怖いねん
いやあ、俺はマゾとかちゃうで
俺もな、お前が好きやから
意に沿うようにと思うけど
そうやないねんな
お前がそうして欲しいんやって
あの日、気ぃ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
『影』神楽坂 猶叉0*07/7/21 4:59
万人の為の詩円谷一5*07/7/21 3:51
プールサイド夕凪ここあ707/7/21 3:05
サイン藤原有絵5*07/7/21 2:13
無題山崎 風雅207/7/21 1:40
父の死ゆるこ8*07/7/21 0:08
グラデーション悠詩15*07/7/21 0:06
幸福な家[group]衿野果歩3*07/7/20 23:56
循環山中 烏流9*07/7/20 23:55
ノスタルジア・メロウ砂木13*07/7/20 23:50
恋文maynar...207/7/20 23:34
星を探していたぽえむ君20*07/7/20 23:21
スイカのスープふるる14*07/7/20 23:00
わたしを束ねてくださいるるりら907/7/20 22:52
きみの領分美砂6*07/7/20 22:20
食中毒に、青井 茜9*07/7/20 21:30
錆ついた音叉信天翁207/7/20 21:24
きりえしふみ4*07/7/20 21:18
期待されペポパンプ5*07/7/20 21:12
12号[group]楓川スピカ2*07/7/20 20:33
ロンボクあおば7*07/7/20 19:31
赤子のやうに秋桜4*07/7/20 19:22
ふれんどhiro4*07/7/20 19:20
街に埋もれて山崎 風雅707/7/20 19:07
せみむむ307/7/20 19:03
あさのつづきはな 22*07/7/20 18:54
そろもん(悔恨の話)みつべえ607/7/20 18:47
短歌 日英日訳 春夏秋冬秋桜3*07/7/20 18:03
マルアイバ シュ...607/7/20 17:43
こいのふみアマル・シャ...0*07/7/20 16:22

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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