紫色の夜
チャリで駆け出す
月の跡 世界の裏側

 
 

突然
怖くなって
鳴り響くサイレン
逃げ込んだ
ひとりの部屋
冷たい床

 

夜中に脱いだ
抜け殻 ....
せんだって、流星群がひとっつも見えなかった曇りの夜
ジョオニイはやっぱり仕事をクビになり
見えない恋人を連れて
俺んちにやってきた

ジョオニイの左の肩甲骨は
ややかしいでいるので
恋人 ....
+落葉の日には


 赤い色、青い色
 残りの空を数えている
 穏やかな日々、頬は
 青く紅葉として
 時間は等しく流れていく

 境目に乗って遊ぶ
 あなたの身体に耳を置く
 ....
回り続けて乾燥しきった〆鯖を見つめながら
ロイドは生物が嫌いだった事を思い出す
チキンラーメンに入れる卵でさえ
トロトロしてるのが許せない
そんな女だった事を思い出す
不器用にカクリカクリと ....
俺の家の前に

小さな君の足跡

続いている

ついてってみよう

エレベーターじゃなく

階段で上へ昇り

屋上で途切れた

そうか ここまでだ

君が別の人の元へ飛 ....
田舎暮らしに馴れきってしまい
地下街が怖くて僕は
東梅田のビルの隙間
歩道をとぼとぼ駅に向かう
汗がにじむのは
気温のせいじゃなく
コンクリートに染みついた
あの夏の影の照り返し
不快 ....
いなくなっちゃった



忘れちゃった




こんなにも


虚しくて


悲しい気持ちになるなんて思わなかった







たくさんの気持ちを

 ....
合格をゴールとする人もいる

就職を目的地とする人もいる

結婚を終着点とする人もいる

または子育て終了や昇進、退職をそれにする人もいる




でも

地球は ....
おちつく
羊水のなか
ぼくは息を忘れて
ひとり

つめたいなみだも
あついあせも
あめのなか走ったことも
だれにもさとられない
だれもはいることのできない
ぼくだけのばしょ
 ....
道路に捨てられた タバコ
雨で濡れてふやけて溶けた

日々吸収してゆくコンクリートは
ついにニコチン中毒となった
それは
お祖母ちゃんが乙女だった頃の 地面のハナシ


私は縁側 ....
ある朝大量発生した小鳥の群れを
何事もなかったかのように

ポケットに押し込んだ

空は
晴れとも曇りともとれる
曖昧な態度で僕を
試しているようだった

「晴れ」  ....
はじめてだ

人生上はじめてだ

時間とまってくれ、思たんわ

みんなから給料二万とったら

百万か、けっこう集まるな

月給百万あったら優秀なん来るやろ


ぐうで殴った ....
 
 
流れる景色を
ふと見た瞬間
確かに
泳いでいたのは
白いくじらでしたけれど
 
すかさず構えた
携帯の中には
うまく
おさまりきれなくて
 
するり、と
いなくなっ ....
終わりは、訪れて。

必ず、訪れて。

明日からの現実に、引き戻される。


夢を見ていたのかも、知れませんね。


ね。
わたしがなにゆえに
こんなにあなたに擦り寄るのか御分かりになるかしら

ダーリン、ゲットアップ、ゲットアップ!

目を覚ましてよ

あなたの思い描くような
蝶の刺青の悲しい女は ....
ひっくりかえって
おっこちて
少女 少年
死ぬまで おどる
こどもは みんな
目玉 ひんむき
そこから ぐるり
かわ うらがえる
骨肉だけの
ダンスはつづく
ひとよひとよに
ひと ....
アイタイキモチを結句に
歌えるようになったとき
恋が始まるのだと誰が言ったのだろう
2002年5月8日


あなたは今、幸せですか
リフレインしてやまない君の問いかけに
若 ....
時計台の上で
大きく手を振りました
その時に見た花びらは
鮮やかで忘れません

きっとこの草原の
緑色に隠れて
僕たちは
未来を見ていた

どんなに美しいものよりも
君と生きる世 ....
都会の真ん中で
放射能に包まれて
気が狂いそう

良い物は良いと
信じてやまない信者達で
鼻が腐りそう

大根もきゅうりも
曲がった物はみんな悪で
廃棄処分する世界
嫌気がさして ....
ある日事故にあったぼくは
人間に助けてもらった
人間は親切にも
ボロボロのぼくを刺激しないように
そっと離れたところから
痛いところはないかい?
お腹すいてないかい?
寒くないかい?
 ....
午後、1時からの洗濯
洗剤のにおい、
太陽が働く時間めいいっぱい
を、使って
潤い逃がす 洗濯物、たち

普段聞かない洋楽を
選んで轟音、飛ばすのは意識
心が帰ってこないまま
 ....
暴風で倒れたトウモロコシ畑の
その隣で新しい工場が建て始められ
太い鉄骨がまっすぐに立てられた
まだ収穫されていないままの
その実を背中にした
作業員の目は悲しそうだった
鉄骨は太陽の光を ....
湿度にまみれて
私には何かが足りないらしく
血管が細すぎて
手首から針が侵入する
窓枠の外 見上げれば引きちぎれた雲と
画質のいい空
透明な液体が一滴一滴
これがあの人の涙なら
こんな ....
少し遅れて咲いた花 細く白い後ろ姿

  ポロポロ雨に打たれます
  静かに沁みていきました
  鋭利な雨に打たれます
  窓の外は晴れていても


傘はポケットにあったのに 落ち ....
なんだか怖い夢にうなされてから目覚めると
ぼくは部屋いっぱいのテディベアに埋もれていた

毎晩毎晩君だと思って抱きしめながら眠ったテディベア
一緒にさみしさのしょっぱさを分かち合ったテディベア ....
 ひんやりとした湖の底で
 青を反射しているハートの指輪
 の持ち主など、はじめから居なかった
(その周りで
 目を濁らせ漂う魚たち
 は、
 宛ら、雑踏でせめぎ合っている
 吐き出され ....
間違ってもいない公式を
何かおかしいな
疑って消してみた
 
もう二度と正しい公式はたたなくなった
 
 
暗くもない部屋の電気を
何か違うな
怪しんで回してみた
 
もう二度と ....
一緒に高架下の雑貨屋さんでお揃いで買った大きなストール

今はもう 巻くことの出来ない季節だけど

また一緒に巻いて 歩きたい

メリーが青で あたしが緑

季節が

どうにか寒く ....
バター
今日も世界が溶けていく
幸せな
黄金オイル
バター
夏の愛が世界を救うってのは
きっと本当
だけど
それは決して
地下に眠る
黄金ではなく
手に出来る
黄金ではなく
 ....
アタシは勝手に思ってた

アナタを引き上げられると


アタシの力で
アタシが全力で心も体もすべて使えば
アタシが抱え込めば少しは楽になると

だけど 引き上げる前にアタシの全身はい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
進化アラモード407/7/22 22:25
ジョオニイ[group]ふるる13*07/7/22 22:23
かわいい星石田 圭太3607/7/22 22:21
テトラポットの上のロイド虹村 凌5*07/7/22 21:21
足跡森下 流華6*07/7/22 21:09
駅・大阪[group]たりぽん(大...15*07/7/22 20:55
気付いたときには、蓮未1*07/7/22 20:44
まんまるちきうむむ307/7/22 20:30
ふやけたからだゆうと4*07/7/22 20:28
祖母が踏みしめたニコチンコンクリートこうや5*07/7/22 20:21
ポケットの中身れるむ007/7/22 20:06
われなべにとじぶた吉岡ペペロ107/7/22 19:44
優しい窓葉流音307/7/22 19:37
夢のような。狠志5*07/7/22 19:30
ダーリン、ゲットアップ、ゲットアップ三条1*07/7/22 19:22
まちがって暗黒童話ピッピ407/7/22 18:39
40ページの手帳日記Rin K38*07/7/22 18:36
旅の一季おるふぇ907/7/22 18:12
被爆フィーバーにん げん207/7/22 16:38
人間とぼくhiro2*07/7/22 16:27
アダージョ。うわの空。3*07/7/22 16:23
鉄筋とトウモロコシぽえむ君11*07/7/22 16:18
点滴日和1*07/7/22 16:12
夏到来[group]北大路京介8*07/7/22 15:56
テディベアに埋もれて楓川スピカ2*07/7/22 14:45
青く鼓動する灯和5*07/7/22 13:59
青井 茜9*07/7/22 11:47
メリー1*07/7/22 11:38
サマー・バターさき607/7/22 11:09
勝手に1*07/7/22 11:05

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