涙堪えて
傷み続ける心があるなら
 
ここに 心を
 
 
力いっぱいの否定
それは時として肯定
 
心を ここに
 
 
 
ほぅら、おいで
よしよし
って
してあげ ....
飴色の柱に、
反射して
アーケードから
白い太陽。
舗先に並ぶは
赤いケトル、と
母の裾を握る双子の眼差し。
鈍痛を伴うかげろうの揺らぎに
金字押し看板が霞む。
マンホールの点、点、 ....
開けられた夜空
閉められた朝焼け

自由の窓ごし

時間のカーテン
人を縦に横にし
動かして
あいさつを枕元の置く

goodから始まる
時計


      (日本文学館 ....
鶏が屋根で鳴いている
風見鶏が朝の方を向いて

窓から海を覗く
明けなずむ空は
緊張感の狭間
じっと見つめる
こげ茶の目2つ

隣では年老いた夜
足を三角に折って
星を片付け ....
入道雲がいくらでも湧いて出てくる日に
大家さんから自転車をいただく
パンクくらいなら自分で直しちゃう人だ
これでパトロールが楽になるね 大家さんは微笑んで
ぼくは感謝のことばもない
さっ ....
うっかり昼寝している間に
半開きの窓から
しちがつの祭りが逃げていった
あわてて町中を探すと
黒山の人だかりがあり
かきわけて中に入ると
側溝に落ちたしちがつの祭りが
救出されているとこ ....
スロウモウションで流れる
桜色はタイムマシンで
時をゆっくり止めている
桜色の花弁が
捕まえて欲しいと
願っていると想う
僕らは狂っている?


そんなにたくさん  ....
去年会社を辞めた先輩
久しぶりに会ったら
夏みかんみたいだったのが
色白美人に大変身

何があったのかな

街中で呼び止められても
しばらく誰だか判らなくて
どなた様ですか
だなん ....
風になった
 あなた 
  が さする 

星の瞬きは
 永遠という
  はかなさを

 楽譜に残し

美しいなんて
 残酷な想い出

 聞くことのない
  あなたの調べは ....
重たいスカートのひだも
ほっとして忘れていく夕方
会社前のバス停で くみちゃんと会う
寮に帰るため一緒に並んだ

秋田へ帰るんだ
熊本出身のくみちゃんに言った
そうだってね これ ....
 西へ向けて 私は海を渡った
 揺れる気持ちを波のせいにして 逃げていた

 生まれつきの どうしようもないこと
 恨んだところで変わることもないし
 なら 愛そうと 愛そうと思って
 そ ....
グレーのクレパスで
空にクレバス

そぉっと、
宇宙が飛込んできて

いつの間にか
まっ暗闇。
コンビニで
買って来た耳栓は


誰かの言葉に
惑わされないように


君の言葉
聞こえなかった


自分の声すら
聞こえなかった


喋っているのか
喋られているの ....
手首切るみたいな気分でまたくだらない詩を書くつもり?
何度もおなじとこ廻る僕は猿みたい。

夜がきて頭が白けて涙一つ零れないまま朝がきて
ただれた体が重くて息を吐き出し舌打ちしてるそんな時
 ....
君は息継ぎが苦手だからプールの真ん中で立ち止まってはいつも大きく深呼吸してる
わりと息継ぎが上手に出来る僕は昨日まで立ち止まる事も無く此処まで平気で泳いで来た
でも今僕は何故だろう息継ぎが出来ない ....
女の子は、言いました。
 
「おそらがね、ないてるの」
 
青く、晴れ渡った日のことでした。
 
「かわいそうだから、えがおにしてあげるの」
 
得意げにクレパスを掲げて
リボンふり ....
ブロック塀の微かな綻びから
雑草が太陽を求めて背伸びする
大地とはかけ離れ場所に根を伸ばし
少しでも高く登れるように
もっと光を浴びれるように

梅雨も明けた七月の末
夜の内に蓄えられた ....
思いがけず強い力で押され
はっとする
そして君は自分にとまどっている
そんなふうに
わたしがよろめくとは
思ってもみなかったのだ

どこからわいてくるのか
その力は
どこへいったのか ....
四角い箱 赤い
 ネオン、信号機
レール
  殴った。電灯がスーツだから
自動車が緑色を吹いていく。影から出てきた映写機が
                自転車が
まるいもの、ま ....
皆の優しさが、僕を苦しめ、泣かせ、死にたくさせる。
なんでかわかんないよ。
なんで僕なんかかまってくれるの?
人の優しさに殺されるなんて、悲しくて、涙が止まらないよ。
人の優しさが信じられない ....
気の抜けた

サイダーみたいな夏

梅雨は

まだあけない
何年ぶりだったろう
母のうでの中で眠っていた
幼いころに 暑がっては
アトピーの背中で いら立つわたしを
そうっと うちわで仰いで寝かせつける
記憶が 優しかった
起きたときに
とても
 ....
やってもいないのにやってみる前から

どうせだめだーと思ってしまう

君はいつものマイナス思考



やってもやってもうまくいかなくて

僕なんてだめだーと自分を責めて ....
海のように
大きくて命の源たる水は
わたしには重すぎて大きすぎる

湖のように
優しくてたくさんの命を抱えた水は
わたしには重すぎて大きすぎる

河のように
涼やかで柔 ....
風が立ち止まった
蚊取り線香の煙が
まっすぐに天井へと昇ってゆく
一匹のハエが
ぼくの前を通り過ぎる
振り払おうとしても
もう飛べない
風は今も立ち止まっている
夏の夜が固まってゆく
 ....
切り刻む術を得ていない手は
汚れの中で服従する

卑下の渦は思いのほか深く
改善しうる点から背けさせ
怒りばかりを生み
暫定をも喰い荒らしていく

未熟故の愚かさを
飲み込めないまま ....
お茶を飲んで

音楽を止めて

さあ、書くぞ

でもやっぱり

書けなかった

何ヶ月放置?
環境に優しい天然ガス自動車


を運転ながら


窓を開け 口から煙を吐く トラックドライバー
                07/07/26


じとじとして
鬱陶しくて蒸し暑い
長すぎる梅雨が明けると
今度はまっ白な太陽が照りつけて
まだ乾かない大地からは
じくじくと水 ....
おれたちはみんな
けっして像を結ぶことのない欲望を
一人で処理する方法を
ビデオから学んで育ち
大人になるまでの
永遠のようなモラトリアムを
飽きることなく
オナニーを続けることでやりす ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
いたいのいたいのとんでゆけ青井 茜2*07/7/27 1:44
白昼ランドスケープ日向夕美1*07/7/27 1:23
goodつちやしほ507/7/27 1:07
夜明け木屋 亞万0*07/7/27 1:00
そして、ぼくらは途方に暮れる(Mr.チャボ、SOS!)[group]角田寿星807/7/27 0:58
しちがつの祭り小川 葉407/7/27 0:33
■■■  世界は桜色に狂っている  ■■■じゃんじゃっ...007/7/27 0:06
恋月 ぴの21*07/7/26 23:59
乱太郎18*07/7/26 23:48
気をつけて砂木7*07/7/26 23:46
吐息[group]北大路京介20*07/7/26 23:45
グレーブロッコリー...207/7/26 23:42
サバイバル2*07/7/26 23:35
ウララカmoof. 307/7/26 23:27
別れの詩川口 掌4*07/7/26 23:16
おれんじのくれぱす青井 茜7*07/7/26 23:07
雑草以下松本 卓也107/7/26 23:02
思春期美砂3*07/7/26 22:59
まばたきしているあすふぁるとハンドル107/7/26 22:45
諦めたからには生き続けるのさ、できるだけ、楽しく笑ってうおくきん1*07/7/26 22:24
*雲隠れ*かおる6*07/7/26 22:21
夏、もろうで唐草フウ11*07/7/26 21:31
プラス思考むむ007/7/26 21:28
水のはなしあずみの607/7/26 21:27
風が立ち止まっているぽえむ君7*07/7/26 21:20
現実という醜さ見崎 光3*07/7/26 20:46
聞かないで、ハニー[group]Anima2*07/7/26 20:00
無意味こうや2*07/7/26 19:55
しちがつの祭りあおば9*07/7/26 19:50
ネオテニー大覚アキラ207/7/26 19:35

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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