カメレオンダンサー、スリルステップ。
フィーバーフィーバーフィードバック!!
指がつりそう!
お金を求めて電車に乗り込め。
空を眼が泳ぐ。
カメレオンダンサー、スリルステップ!
....
大きく広げた時間の上
どっかり悠長に
座っている
傷だらけの弁慶を観て
いい加減
また跳ぼうと思う
バスに乗って学校へ行く
車内には誰もいないのに吊革に掴まって真ん中で立っている
乳白色の雲は均等にぴったりと空に張り付いている
ストップし動き出す毎に内臓が揺れる それがすごく心地良い
座椅子 ....
詩とは歌とは、私という自我とは
どこから生まれてくるのだろう
まるで雲のように、何もなかったはずのところから
表出と消滅を繰り返し、繰り返して
それはほんの刹那に出現する
私の歌 ....
雨上がりの街を歩いていたら
何故かどしゃ降りの音がするので
振り返ると
閉店前で半開きのシャッターの内側で
無数のパチンコ玉が流れる音
今日一日の間に日本中の店で
この世の ....
消えたくなったら
死にたくなったら
切らずに結んで
手首に傷を残す
17本の誓うを結び
17回、僕は死んだ
カラフルに見える糸は
裏腹な心の証 ....
全く
この身体が燃えて骨になって
墓に入っていることにも気付かず
我が魂は何処へ
悲しみと憎しみにだけは還ることなかれ
我が魂の声は
壊れたラジオの様だと言われた事があった
腹が ....
夏の夜
プラットホームは驚くほど臭い
それは
サラリーマンが屁をするからで
みんなじょうずに屁をするから
ぼくはまだ
その音を聞いたことがない
電車が来る ....
綺麗すぎる満月
それは僕をどこかに誘う
不機嫌な景色
誰かの泣き声
アイマイな不安を助長させ(それはどこか不安げ)
−−ただただ そっと 傷をつける(傷つけたくなる)
−−ただ ....
我だけが幸せになろうとする
はたしてそれが幸せだろうか
僕達は不思議な力に護られてる
命尽きるまで人との交流は続く
その中で成長していくもんだ
理不尽な運命に翻弄されても
生 ....
夢という未来にむけ
毎日を
ただがむしゃらに
下を向かずに
ただ前をみて
どんなに貧乏でも
どんなに辛くても
前をみて
笑っている
そんな女の子は
強いと思う
....
ほんとうの幸いはきっと
奈落の底の暗闇に独り立つ
頬のこけたピエロが
無人でゆれる空中ブランコの上に
茫洋とした瞳で仰いだ
プラネタリウムに瞬く
あの{ルビ金星=ヴィーナス}み ....
070730
意外な展開で
刀を入手した
前から欲しいと思っていたが
平和な時代が続いたので
骨董ブームが続いていて
役に立っても立たなく ....
尻尾が生えた
触ってみるとなんだか少し
気持ちが良い
女がいた
押し倒して
女の中に尻尾をねじ込んだ
女は身をよじりながら喘いだ
町行く人は
尻尾を見てひそひそ ....
今、僕は元気で居ます。
僕が元気なのは、
やっぱり、
君のおかげなんだろうね。
沢山の、数え切れない幸せ。
愛情。
優しさ。
沢山、ありがとう。
....
水曜日の4時間目 窓に映る貴女
名前は何というのでせう
クリッとした大きな瞳が印象的なので
「ヒトミ」と 勝手に名付けさせていただきました
しぐさの ひとつひとつに ため息がこぼれます ....
モデルが 影をどけて と叫んだ
影が後ろから足を引っ張ってくるの
照明を目の前にして 背後に伸びている影
右足を男の手が 左足を女の手が 足を引っ張るの
忌々しげに影を振り返るけれど 影は真似 ....
070729
偶然が
偶数を生んだと
信じていたのだけど
奇数が居なかったら
偶数も居ないのかもしれないと
偶数は1人では寂しいから
奇数を寄越し ....
私は死んでいるけどあなたは生きるんだよ
ずっとずっと生きていくの
私のことは忘れて
それは本心で本望だよ
何十年後も 誰かがそばにいても覚えているっていう人がいるけど
そんなのは悲し ....
あの日 あの時
あのひかり
受け取ろうと 手をのばす
ひかりはおちて いのち生み
あなたの瞳に 映る星
その日 その時
その笑顔
えらぶ道にしるし無く
それでも先に ....
直観の鋭い者達が五文字以内の言葉達を垂直に並べると
頭のいい奴等が散文調で「ウンチ食う?を述べ始める
勿論それを食う筈もないので、直観の鋭い者達は怒り狂って
五文字以内の言葉達を四文字以内に省略 ....
纏わりつく感触の群れに足を止め
アスファルトに革靴を叩きつける
ごぼごぼ夜が沸きたつ
燃え尽きる花火の匂いに
車が一台、点滅する信号
止まり、あるいは駆けて
生まれる空行と
なつ ....
さあその刃をちきちきと出して
鋭い切っ先を眺めてみよう
目に見えない何かが
今にも放射されそうではないか
その秘められた機能美に
ぞくりとする
ああ
そのカッターナイフが私 ....
薄い煎餅よりもさらに薄い布の上で
夏草を眺めている
ごろんとした四角い窓から
うっとおしい青がてらてらと笑ってる
堪らない蝉の大合唱は
まるで夏の少年だ
"甲虫 ....
18歳のわたし
初めての アルバイト
働いてみたかった ただ それだけだった
ひょんなことから 15歳のゆきちゃんと巡り会った
「家庭教師をしてください」
でも、ゆきちゃんにはお金がなく ....
1*
小さい頃の夢はなんだっけ
でも君に逢えたから
もう いいや
それほど君が
大好きなんだよ
2*
大好きといわれて
それじゃ足りないなぁ
....
そりゃあ、権威を罵るやつが まさか
舞台ウラでは権威にペコペコしてたなんて
あー 嫌だ、嫌だ、たまらねぇ。
(もう終わりだナ、早く忘れちゃおう
酒美味し祭鱧佳し夕べかな
――ゴ ....
この場所に真新しいシーツを広げ
指を絡め
少し背伸びをする
片手だけをほどいて
ふわふわの髪の毛にゆっくり触れる
暗闇が広がる窓に
明日何色のカーテンをつけようかと思いながら
息が肌に触 ....
切ったり
張ったり
破いたり
繋げたり
試行錯誤して
誰かを
羨んでみて
突然降り出した雨に
眼球洗われながら
思う
私は、ひとり
私という
宇宙 ....
映写機のフィルムに
小さく写る
笑顔に気づいて
囃す言葉
幸せと実感
少しも嫌悪はなくて
青い鳥みたいに
僕の遠くを
羽ばたいている君
曇り空は
いつしか晴れて
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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