お昼間はセミが元気よく鳴いていて
あっ
あの山の上に入道雲がのっているよ
もくもくもく
あの瞬間にはサイレンが鳴って
鐘が鳴って
めを閉じれば引き出しのなかに
なんでも ....
電車にのるんすき
でんしゃできみの町をとおるんがすきやねんけど
僕がいくら手を振ってても
きみにはオレンジとか青とかの
きれいな線にしか見えへんやんなあ
みえへんやんなあ
朝、道端で
仰向けに転がった蝉を見た
よく
蝉が陽の光を浴びられるのは
長い一生の中で、最後の幾日かだけなんだよ
可哀相だね
そんなことを聞くけれど
私は ....
Over 20. Be boy. Do the シゴく
至極当然のごとくシゴく
言ってもらいたい「本当はね、さびしいの」
2人が始まれば部屋は暗く暗く
夜が明けても、暗く暗 ....
Hey Boy 社会人
GAPの店長になった社会人
Oh baby 社会人
ちんこをまさぐる社会人
つづく
夏ごとに
おしゃれになってゆくおまえが
自慢のミュールで前を行く
{引用=
(なぁ、おまえが選んだっていう
(このお父さんの水着
(ちょっと
(トロピカル過ぎやしないか
}
いつか
....
回るインジケーター
軽くステップ
裂くようなクレバス
ボロニア風
風
みーとそーす
じゃがじゃか
じゃかじゃがいも
トゥエンティ
湾
せんちゅりー
チュウインガム
もう味がしないのに
捨てられない
君がくれたチュウインガム
手を振った君がくれたやつさ
この口の中で反芻する
ガムと後悔を
嗚呼、なんで ....
焼き焦げる様だが
妙にすがすがしい
肌を圧する
開放された 陽光
豊饒の光
真夏の午前
植物は緑に照り返す
光合成は静かに進行して
草いきれの小道を満たす
光 満 ....
遠方で
黄金の光に透ける
青い羽が
凝視されて
宙に静止している
円らな瞳は
充足感で独り笑み
素手で沈黙を刻みつつ
視界の底から
硬く冷たい足音が
つま先を
いつまでも ....
花は静かに咲き
静かに散る
その花びらの落ちる瞬間
視線が合うと
ひとの心の花びらも
ほろりと 散る
ひとは静かに生まれること出来ない
だから
....
果ては相変わらず
雨が降り続いて
げんなりするのな。
夢は相変わらず
悪夢が続いて
がっくしするのな。
長靴の少女、クラゲ踏み潰す。
セットリスト燃やして会いたい人間呪う。
....
銀幕の中
貴女に焦がれる
紙コップを手に
今日もぶらつく街中
オレンジジュースの曲がり角
毎夜飲み干す
ぬるい橙
月の様子がおかしかった
意識の破片を暗唱していたのでしばらく気が付かなかったのだが
外に出ると火薬の匂いがした 子供達が国境付近で銃の撃ち合いをしているのだ
体が焼けるような匂いだ 月が森永のム ....
蛇に絡まれている。
もともとは、
蛇から少し離れて歩いていたのだが、
そうすると蛇が拗ねるので、
またいつものように、
蛇に絡まって歩くことになった。
....
HEY! YA! ALL RIGHT!
ロックンロール、踊ろうよ
手を伸ばせば
自由は、自由は、自由は
じーゆ うーわじーゆ うーわじーゆ わじーゆ
NO!!!!!!
....
あなたを探してしまう
でもあなたの声は
すぐに分かるよ
あなたの声を聞くと
安心できる
直接話せなくても
あなたの側では
笑っていたい
ただ毎日そうやって
時間が過ぎてゆくだけ
か ....
産み落とされた世界で
様々な経験をし
自分のあり方を模索し
あるべき姿を探求し続ける
これでいいのだろうか?と
負けそうになる自分を励ますのは
最終的には自分自身で
....
その角を右へ
曲がればあるはずの
家までわたし
たどり着けなかった
その角を左へ
曲がればあるはずの
家まであなた
みうしなっていた
ガムを噛んでは
吐き捨てて
生きること ....
雨粒が空から降ってくる時
水滴達が地に落ちてくる時
故郷とさよならを交わした後の
乾かされた空しさが
すべり落ちたハンカチのように
頭の上に降ってくる
十数える間にもう地面だった
故 ....
此処の夜は寒くて
切なくなってしまう
星達も何処か無機的で
ただの白い光点として
この夜を照らさない
いつか幻を見た電柱は
冷たく湿っているようで
そっと頬を当てると
意外にも滑ら ....
抜けば相打ち柔道家
侮辱笑いをありがとう
死体を背負い
あわせ技一本で投げ捨てご免
素知らぬ顔のこの女
毒の吹き矢を吹きかける
駆け込み寺は遠すぎて
姥捨て山に灯篭流 ....
見上げた空に
キノコ雲があることを恐れるほど
人を信じないきみだった
踏みしめたコンクリートの地面は
ひび割れてきみを飲みこんだりしない
そこで眠っている猫のショコラも
柔らかな手 ....
襖越しの笑い声
いったいどこに溶けたのだろうか
36度の空気が
ごくりと現実を麻痺させる
たらたら落ちる夏の汗
発汗先は押し入れの中
揺れる幻想
消せる残像
風鈴が襖 ....
チヨコレイト
パイナツプル
グリコ
階段を駆け上がっていく
チヨコレイト
パイナツプル
グリコ
階段を駆け下りていく
夕方5時の鐘
あの子は遠く 帰っていく
ぼくは帰る ....
みんなはすぐ
「今日はなにもなかった」っていう
ハロー、ハロウィン、ハローワーク
ハロー火星人
そっちもなにもないのかい?
ヘルツを合わせてよ
僕ら
すぐに受け取 ....
いつか 見たことのある
風景ばかりだ ひとは謙虚に歴史を
学ばなければならぬ はじめから
螺旋をたどるのは いくつ
いのちが あっても足りぬ
ウィリー、ウィリー、
どうか、
きみの名前を思い出してほしい
訪れる者もない、荒れた墓地で、
いつまであふれる愛を憎しみにかえて、
この世を呪いつづけるのかい?
ウィリー、ウィリー ....
どこにでも手に入る
いつでも目に入る
そんなモノに囲まれて
いつも当たり前だと思っている
けれども
それを作る工場は
最初はそれが何であるのか
さっぱりわからない
何も関係なさ ....
おまえが
学校の宿題だといって
わたしの名前のゆらいはなに
と聞いたときに
ついつい懐かしさを覚えている自分が
少し嬉しい
母さんに聞いてみなさいと
僕がおまえの母にパスを出すと
....
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