右に曲がれ
左に曲がれ
又右に曲がる
迷路に迷い込む
緊張の連続だ
ポカリを飲んで
一休み汗が出る
滝に迷い込む
山を登り
谷を下り
命の泉の
穴に迷い込む
空を撫でたら
想いの丈が
流星になった
すぅっと流れて
筋を残して
あなたは
見ていたかしら
もう一度
空を撫でてみるけれど
一度きりだったみたい
あなたは
見 ....
今年も裏のおばあちゃんが
墓参りに来てくれた
深いしわの刻まれた
掌を合わせて無言で立つ
墓前は静かな自然であった
先日おばあちゃんは
墓を綺麗にしていった
まわりの草も ....
私は暖かいものを壊さないように両手で被せて運ぶ
涙と心と光と影と全部が混ざってできたもの
貴方と離れた笑って泣いた 途方にくれて空をみた
次の日貴方は両手で私を包んで震えて
離れる事 ....
窓の外から落ちた緑が
床に白く焼きついて言う
おまえはここから
進んではいけない
線に阻まれ
家をさまよい
見たことのない部屋に着き
水の流れと粒を聴く
舟 ....
朝起きて 歯を磨き うがいをする
何のために? 何のために?
昼寝して うとうとし あの娘の事を想う
何のために? 何のために?
夜ご馳走を食べ 日記を書き また歯を磨 ....
この薄っぺらな皮膚一枚の下で
血はごうごうと流れている
うるさくてかなわんよ
まったく
とまってくれ今すぐ
太陽が熱と光を叩きつけてきて
世界のど真ん中で高笑いする
メロンソ ....
キレイなアヒルを撫でました食べました
星のいのちと人のいのちが競争をしました亡くなりました
星の無い世界が来る前におじいさんの無い世界が現れて
また葬儀屋が求人広告ですアルバイト可で ....
嵯峨野の竹林をさやさやと
ひそやかにながれていきます
野良犬の糞を拾いもせず
高級な玉砂利で覆ってしまい
きれいな庭ですねと褒めると
これが普通ですよ
....
バファリンの半分は罪悪感で出来ています。ついでに言うと、ケーキもピザも半分は罪悪感で出来ています。今ではもう、罪悪感の無いものはまれで、例えばミネラルウォーターや納豆、それでもある種の人々は、ペットボ ....
国境が
なかったら
戦争なんて
なかったのかな?
あったとしても
可愛げのあるケンカ
ぐらいで
済んだかな?
そんなこと
わからないけど
所詮人間なんだけど
肌の色
....
牛がこない
遅れるなよと言ったのに
メールさえ返ってこない
電源を切っているのだろう
遠くに
うすちゃ色のまーぶるがみえる
きっとあれだ
おーい、と呼ぶ
MOO―、と感情を長くのば ....
なみだというやつは
潤んで
ぷくりと膨らんだなら
ふるえ
映えたつめたい青色をくるりと丸めて
珠の中
ちいさな
とてもちいさな
気泡が
深海魚の呼吸音をたてる
ふたつ
もうひとつ ....
いまさら
カノジョからの
離婚の報せのメール
見つめている
削除しないのは
なんだか泣けてくる
(おまえ
あたしのなんなのー)
ファンだよ
( ....
かんらん石を積む夢と
黒砂が舞い踊る夢を
秒針が殺したので
小指にてそれを折りました
ざあざあと鳴る
雨の音の降りしきる
信じ
終わり
嫌疑は流れず
淀み腐り異臭を奏で
雨の音 ....
閃きの蒼天航路、どこまでも続く虹の道。僕はたゆたう。
どっかに飛んでった夢のカケラ。とこしえのドリーム。
忘れない。忘れられない。
在りし日のロックスター。今なら分かるさ、その苦悩 ....
目を覚まして
つけっぱなしの電気に
駄目駄目と首を振る扇風機
頭上ではコンポが唸ってる
抱かれない抱き枕に
足だけ投げ出して
ヨガのポーズをとってみた
ちょ ....
夕暮れを消して、こぶしをあげる、
かきくずれるキャンバスと、
手から泣き出すペンキが痛々しい。
このキャンバスに求めていた恋慕はきえて、
いつのまにか虚無感と哀が混沌と支配をしてい ....
旧友と語り明かした帰り道
ふと見上げれば
疎らな星々
もうすぐ薄明に飲み込まれてしまうことが分かっていても
懸命に輝いている
沈むことを許されないカシオペヤ
北 ....
永遠の淵
そっと呼んでみる
君の名を
不意に
涙流れる
茹でたスパゲッティが冷めない内に
おいで 僕の所へ
君は
とても甘く 切 ....
やがて統一されるだろう
やがて温かくなるだろう
やがて無機質へと下降するだろう
やがて雲は流れるだろう
やがて日は落ち始めるだろう
やがて月が優しいマシンガンを打ち鳴らし奇が降り ....
終業式
植木蜂、教科書、道具箱
水着、上履き、ピアニカ 夏休みの宿題、
給食エプロン、ランドセル、
悪魔の通知表
あふれる荷物
ながれる汗
戦がはじまるチビ兵隊
....
ステテコ
すてすて
すててて
すててーこ
すってん
すててて
すててんこう
あせをスイスイ
すててて
てん
すーつもよごさぬ
すーてんすて ....
白黒に濁った空
息の詰まる空気
突然の大雨に駆け出す
いつもの通勤路
コンビニで雨宿り
パンとビールで時間潰し
持ってもいない自転車が
盗まれた事が告げられる
感情の乏しい叫び ....
終点曇り行き
午前3時の
エコー
響け空へ
矛盾を片手に
止まない挑戦
耳を犠牲に
精神を保ちつつ
宛先を探す
始まりの合図に
気づかないふり
....
音楽
ダンス
ファッション
酒
ドラッグ
セックス
宗教
哲学
ぜんぶやっちまって
しんじまったあいつは
ショーマンだった
みんなをコントロールして
言っちまえばさ
洗脳さ
....
僕の涙はいつか落ちるだろう
水溜まりの虹の中へ
空にかかる虹よりも
綺麗じゃないけれど
でもサイケデリックに
輝いてる
君の涙はいつか落ちるだろう
あの虹の ....
爆弾の涙降り注ぎ
哀しみの歌木霊する
どれだけ妄想した所で
誰一人と混じり合えない
空の上雲は湧き起こり
突然の雨目を奪う
どれだけ遠方見た所で
誰一人と交じり合えない
僕が作 ....
ある昼下がり
つみとる忘れな草
溢れる涙
どうしたら
どうすれば
渇いたなぁ
諦めが悪いと
立ち直りが早い
重なったみたいな僕
全くタチが悪い ....
溢れたら
また、掬い上げたくなって
苦しい思い
君に吐き出したくて
変わりたいなんて
いつでも思える
初めの一歩が大切なんて、
今やっと分かったよ
結局は
表だけだっ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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