12月になると
どこからともなく流れてくる

-----きっと君は来ない
一人きりのクリスマスイブ-----

天上のキリストも気に入って
永遠の命を与え

12月になると
不死鳥 ....
アイソニアの騎士たちは、リーガンテの街をも救ったことがある。
リーガンテとは、クールラントの南西にある、商業都市国家である。
リーガンテは長年の間、南の国ラゴスと戦っていた。
その城壁は見上げる ....
ガラセラの樹を目に見えるようにするためには、
まずはそれを囲む魔物たちを退治する必要がある。
なぜなら、ガラセラの樹は生命の呪いの欠片を元にして、
結界を生むものであるからだ。

その高さは ....
氷の土地クールラントと、炎の土地ラゴスとの間には、
ベル=ダッジアの住む{ルビ邑=むら}がある。
ベル=ダッジアとは小人族の一種で、背中に羽根を持つ種族である。
それがために、奴隷商人の恰好の商 ....
下を向いていよう
誰にも見られないように
下を向いていよう
見失わないように
下を向いていよう
陽射しに負けないように
下を向いていよう
風に吹かれないように
下を向いていよう
穴に ....
在るものの
騒然と沸き立つ
この時に
天空遥か、三日月は揺れ
わたしのこころは
予感に眩めき
銀輪輝く初冬の夜、
なべて救いは
胸奥より来る

なべて救いは
胸奥より来る

 ....
本日はうすぐもり
昨日までの寒気が
ぐっとやわらいだ宵だ

どれくらいからか
しだいに欠けてゆく月が
おおきな指さきの爪になって
あしたは、あっちだ
迷わないでおいで、と
指さしとん ....
落とし物を拾いに
金星と火星のあいだ
銀色の楽器か
瑠璃色の小鳥か
橙の夕暮れか
透明な言葉か
思い出せそうで思い出せない
一生かけてたった一つを
おそらく
冬のへその緒が春に巻きついて夏が死産した。父からの電話はそんな内容だった、ぼくは耳を疑った、それはミミが何かを画策したからに違いないと、ミミは実家の隣に住んでいる島崎さんちで飼われている九官鳥の名前だ .... 私たちは過去に梅雨晴れの菜の花をふつりと亡くしている
重ねられたむしろ、奥座敷には、立ち返れば
少女 ひとつ、気配すら ままならない

4つかぞえるうちに 喉が鳴る。心臓が弱いらしく、ひとり死 ....
総理!
これ以上のチン上げは
もう無理です
若い人たちに要請してください
ED夫より
花は咲くのだろうか
この寒空の下
風に吹き付けられて
身を震わせているくせに
光を浴びて
水を浴びて
いつの日か
緑を輝かせて
その花弁を大きく開くことが
あるというのか
夢物語は ....
同じ傘の中で
違う答えを出しても
ここは世界一
小さな屋根だから
身を寄せ合って
雨が止むのを待つ

ジーンズの色が
移るように
君の心を
少しでも似たような
青で撫でたくなる
 ....
眼が見ることのできる前に、
涙することをやめなければならない。
耳が聞くことのできる前に、
感じることをやめなければならない。*



僕たちはいつも
入り口の前で立ち止まる
様々な ....


壁のむこうにある見えないない営み
空の扉をわたる風のうた
きれいに畳まれた銀紙をひらく
こまかい砂の列や
水にうかべた諦めが
夜に、ある想像をゆるす

月だけ敬えば、他にするこ ....
空想で猫を飼う、名前はチグリス
名前を呼ぶと尻尾をぴぃんと立てて走ってくる、空想なのでチグリスは排泄行為をしない、猫砂もチュールも要らない、今夜は冷えるから一緒に寝ようと言えば、チグリスは尻尾を立て ....
   *

 たとえばあのひとが、
 ひとにならず、
 辞そのもので
 あったなら、

 花のために悼む 星が乱反射する路地裏で あのひとの詩を見かけた、年号のない日付 あまりにもおれは ....
「泉田国会議員が新潟の有力な県会議員から裏金を2,3千万円要求された」というようなことが今テレビで盛んに放送されている
僕はこれを見て一つ大きな疑問を抱いた
悪いのは、
泉田国会議員か有力県会議 ....
いのちのゆくえわからない
どこから来たかもわからない
今ここに在るのもわからない
わかるのは
わからないということね




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、 ....
生命の接続は永遠に緩やかに
僕らの日常は神経症的な仕事ばっかりで

いつかの森にかえりたかったとしても
その森じたいが無かったりするんだ

僕らの無力さは充分発揮されて原子力がときに
地 ....
腹いせに、氷のような山を登る昇る。
あと一歩というところで
八つ裂きにしても飽き足らないほどの、
ここは聖なる場所、ここは宇宙の中心
人類が残した足跡と言われる 
立ち腐れたバンガローに
 ....
1)
別にグレてるわけじゃないし特に優等生でもなかった、どーにもならないこともあるし理不尽なこともあって親や先生にうんぬんかんぬん、ぼくはそれらでドロップアウトする気などさらさらないし、ただ面白いも ....
地域で防護柵を立てようという話し合いがあった
このまま放置していたら
米を作ってくれる農家がいなくなるということだ
作業には地権者か小作人のどちらかが
3日間出ることが決まった
どちらか出な ....
余った包皮を
上野クリニックから
入手したら
先ずチンカス等の汚れを
十分に取り除いて
熱湯で二時間茹でます
その際灰汁が大量に出ますので
しっかりと取ります
茹で上がったら少し
透 ....
よろこんだり かなしんだり
する心を うまく持ちはこべなくて
まがり角ごと 転びそう
ふさぎ切れない 穴からのがれ

小枝のひとつ ゆびさきに
ふれるたび はなせない
夜がきた またくる ....
海はにびいろ
雨の匂い
忘却された団欒が
遠い漁り火に
燃えている

降り始める雨
降り始める雨
にびいろを打ち
にびいろに渦巻き

 (今頃何処かの街角で
 産まれ落ちる子の ....
私の小鬼
笑う 笑う
ふふふ あはは
悲しいね
ありがとうさま





{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
ひとつの旅の終わりは
また始まる旅の通過点であり
希望の出発でもあるんだ
ただ哀しみを見つめるだけではなく
次の時代の始まりでもある
終わりと始まりを続けていく
ただそれだけだ
私には希 ....
変則螺鈿スモール・トーク、
に、
蓑代わりポリを使って雨凌ぎ小気味よき哉土人の羽振り、
Ramifyされゅけた、
母星の天地に命性を浸す7年は潤ってゐた、
( ジョー・ブスケに ....
一面銀になびく草の原を
未明の馬が駆けてゆく

どこからどこへ駆けてゆくのか
ほこらかな そして不思議にしずかな躍動で
一面銀になびく草の原を

駆けてゆく未明の馬は
そうだ きっと
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
クリスマスが終わるまでst421/12/10 5:57
リーガンテの戦い[group]朧月夜1*21/12/10 1:25
ガラセラの樹[group]1*21/12/10 1:24
ベル=ダッジアの邑[group]1*21/12/10 1:23
下を向いていよう坂本瞳子2*21/12/9 22:52
信夜ひだかたけし421/12/9 19:36
あっちsoft_m...221/12/9 19:14
おとしものやまうちあつ...121/12/9 13:04
ストップ/ザ/シーズン/イン/ザ/サンちぇりこ。4*21/12/9 11:06
彼方肆あらい221/12/9 0:04
チン上げ要請zenyam...2*21/12/8 22:47
矛盾にまみれのそれは坂本瞳子1*21/12/8 22:36
√ルートミナト 螢221/12/8 20:13
途上の光ひだかたけし621/12/8 19:28
soft_m...221/12/8 17:52
チグリスちぇりこ。3*21/12/8 16:02
side order──田中修子へ捧ぐ中田満帆321/12/8 15:44
テレビ討論zenyam...021/12/8 15:32
※これは五行歌です。こしごえ0*21/12/8 8:34
森のうた梅昆布茶1221/12/8 4:45
あらい021/12/7 22:31
ボーイズ/ビー/シド・ヴィシャスちぇりこ。3*21/12/7 22:01
有害鳥獣対策zenyam...2*21/12/7 20:59
料理上手花形新次121/12/7 20:39
ひとりsoft_m...021/12/7 20:22
漁り火ひだかたけし921/12/7 19:19
※これは五行歌です。こしごえ2*21/12/7 17:26
渡辺亘021/12/7 15:11
wI n d r o I d大゜揮∞ ₎...021/12/7 11:51
未明の馬塔野夏子5*21/12/7 11:49

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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