バス停のベンチに座り
雨がゆき過ぎるの待ってる
飛沫上げる水溜まり
夏草の匂いがしてる
ただ何もできずに過ぎてく
時間だけど、、、
もしも君が
隣にいてくれた ....
想像を遙かに超えた世界がある
平穏な暮らしを脅かす魔の世界
轟音が大地を揺らし
天空を鉄の塊が飛び交う
僕は無力だ
僕は無力だ
ただ祈る
この地に静寂が戻る事を
闇を振り払 ....
愛するものなら溢れてる
愛の形なんて限りない
そのままの形が良い
僕は静かに消えようか
秋の空気を感じたら
僕の中に君
お月様に吸いこまれそうになるときのあの感じがして
僕は
今すぐ君のそばにいきたい
不思議な夜の空に
ココロをとかして
君のとなりで ひざをかかえる ....
もしもあたしに意味があるのなら、
あたしは泣いてしまいたい。
あたしの意味はあなたなのだと
豪語したあの日が狂おしくって、
(苦しくって、息が、小さくなって)
この瞳には濁った水滴 ....
にじゅうまるの太陽
みなもにうかぶ
光と風のたわむれ
最後は月の花
ぎんいろはしずんでいく
しずんでいく
もっともっとこころの底
見えなくなるくらい
しずんだら
照らしてくれる
....
傷跡を残しさえしなければ
君が咬むことさえ許せるのに
いつまでも肌に蘇る感触が
耐えがたい苦痛となって僕を襲う
その瞬間は何も気づかないのに
後になってそれははっきりと現われる
あまりに一 ....
そうだ 一度だってわたしたちは
渇く地面に雨を降らせる事が出来たか
一度だってわたしたちが
濁る空の雲を取り払えた事があったか
一度だってわたしたちが
神になれた事があったか
告げることもなく
終わるものの
西日に照らされる
影のかたち
騒がしく
鳴り続けた夏が
ひとびとの胸に刻まれる
記憶のかたち
あの角にはたしか
食堂があったはずだ
なぜ ....
いつまでも たえる ことなく ともだちで いよう
きょうのひは さようなら またあう ひまで
燃え殻の香る賀茂川を北へ
祖父の居た家はずっと前どこかに消えた
いつからか二十 ....
070830
南の風に紅い旗がバタバタと
アブラゼミの騒がしい群れが
大手を振って街角を占拠する
懐かしい夏の風景と
酷暑が去ったふりを ....
記憶の上に記憶が織り重なる
何重にも柔らかに織り込まれたショートケーキのように
ふんわりとした心地の良い香りに想いを馳せながら
果てまで続く虹の橋の回廊をひたすら昇り、遠く褪せた場所まで戻ってい ....
天井から
雨が降る
からっぽの家よ
さようなら
涙の足音
思い出ばかり
見つけてしまう
わたしたちは
家族です
翌日
家は消えました
さみしさに
耐えられず
海で ....
空は日に日に高くなる。太陽も少しずつ優しくなる。
蝉の声も途切れ途切れで風は熱を失い始めてきた。
忘れかけてた淋しさが波のように押し寄せる。
夏が終わってしまう。夜の声が増えて ....
時に 花となり
微笑みを 届けましょう
時に 鳥となり
詩(ウタ)を 奏でましょう
時に 風となり
涙を 拭いましょう
時に 月となり
静寂(ココロ)を 抱き ....
四つ葉のクローバーを見つけるのがうまい人が
幸せになれるのだとは限らない
そんな憎まれ口をきく貴方に
嫌がらせをしようかと
二時間ばかし探してみましたが
残念なことに一つも見つかりません ....
か弱気赤い体躯
くねらせて
くねらせた先から紙を焦がし
焼けた小さな足跡
スローモーションで
炎ごと再生
伸ばした舌で火傷させるは
羽虫か
女の腕か
舌痕
這わせては
焦がれて
....
かたちのある世界は
祈りのまえでは
透明人間のようなものだ
祈りは
かたちのない世界にある
かたちのある世界で
かたちのないものに祈る
かたちのある ....
雨をぬぐって 歓楽の街の
のれんをくぐる やあ
ひさしぶりだね 建設的に
老いてゆけない 仲間たち
今夜は 死ぬほど酒をのもう
思わず息がこぼれて
あたしは君への思いで
この身体は調律される
もうすぐ終わっていく
そんな情景、君がいない
君の追憶には存在しない
特別でも何でもない
あの丘にまた、夕暮れが降る
....
さあ囁きなさい 愛の言葉
我を戒め 解き放つ
強く 優しく抱きしめて
千年先まで届くよう
唇に紅い血の紅引いて
髪に鉛の鎖結わえ
我は乞う声{ルビ他人事=ひとごと}に
狂い咲く華逢い ....
雨に吸い取られるように
街から見上げると
あしもとの同心円は
忘れてしまう
私ではないあちこちを中心に
広がる波紋の重なりで
まちは夏の終わりに濡れて
遠い港の潮臭いしぶきまで
思い起 ....
あなた
こんな夜に
あなたの強い視線を
その行き先のことを
ふと考えてしまった
私は、ね・・・
「私は、ね・・・」
口にしかけて、やめてみた
伝わるなんて、理解されるなんて
はじ ....
知らないあの子とかくれんぼ
また会えるかな
もーいーかい?
もう会えないのかな
まーだだよ
「出会いもあれば別れもある」
あの子は帰っちゃったの?
もう会えないの?
....
まっ白いシーツが
かぜのように気まぐれに
ふっとためいきをついたとき
けずられたきみの脳は
まわりの景色に色をつける。
くりかえされる
ひかりのみえない毎日を
記憶から消し去り
ど ....
{引用=
事実、失われたものたちが/こどもみたいなことを
眉間に集束して、にこやかに手を振っている/窓際に並べ合って、トランプしている
夏の蜃気楼に酔った、寂しさの群れが/失 ....
駅前の 商店街の
こぎたない
忘れ去られた ボタン屋に
おそろいの
カフスボタンを
買いに行こう
お揃いのシャツを買って
僕の右そで
君の左そで ....
あたまがいたくて われそう
なのに こんなときに あのこたちは
あたまがわるくて イタそう
だから
あたまがいたくて われそう
夕方
花に水遣りをしていると
ブルーサルビアの花の影に
妖精がいた
一目見て
「ヤバイ」
と思った
妖精は蝶の羽を持っていて
ブルーサルビアの花と同じ色のワンピースを着て
髪の毛 ....
灰の混じる手で
顔を洗う
灰は髪になる
灰は語る
火が残り
背を照らし
髪の影を燃し
ひとりを浮かべる
月を連れ 別れる
赤い光が 鉄路を去る
隣を歩む ....
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