痛みを知って臆病になった

勇気を出して踏み出したけど

また痛みを知ってもっと臆病になった

もう一歩はまだ踏み出せないでいる
向き合って生きるということは
剥き合って生きるということと言うと
皮を剥き剥きし合って生傷だらけになるし
逃げ惑う君を袋小路に追い詰めて
今にも死んでしまいそうな気持ちに追い込んで
そんな君 ....
部屋で一人飲むビールは、まずい
いや、まずいと言ったら極端だがあまりおいしくない
ビールの真のおいしさとは
仕事の後の解放感とか何かをやり遂げた時の達成感とか
野外でスポーツやライヴを観る楽し ....
やっと
見失っていた自分に
気が付きました

自分を取り戻していこうと
思います

ありがとう
君のおかげです

この感謝の気持ち
今は何も表せないけど
ありがとう
これが今 ....
灯りのともったキッチンから
作りたてのグラタンの匂いがした
お取り込み中の真剣な顔がおかしくて
ただいまは、たぶん言わなかった


暑いときには熱いものがいいんです
そんな説 ....
見え透いた言葉だけど
そう言わせてくれるなら

そう言っている僕を
受け入れてくれるなら

君の為、僕の為、
錆付いた何かを
呼び覚ませる
気がするんだ
のみすぎて
だきあって
六時に目覚めて歩いた舗道
あの時ふたり通った場所
いまは独りたどっている


ほんとうはあなたにみてほしかった
いくつもの顔
あのひとにさらけだしているの
 ....
怒ってない
怒ってない

だから

あなたが私に飛び込んで来ればいいのよ
何もカウンターで左アッパーを
当てようなんて考えていないから
かなしいかなしいかなしい

僕が爆発する



さびしいさびしいさびしい

君が爆発する




僕の気持ちは届かない
君の気持ちはわからない

いつか、なんていう ....
金風が ふいている
豪奢な さびしさが
きみの横顔に かげをつくるのを
歌おうとして 韻律の
罠にはまっても 悔やまない 
「ねぇねぇ奥さん、このところいかがです?」
「中の上、といった所かしらねぇ奥さん」

何処かで聞いたような
よくあるような
井戸端会議的会話も詰まっていそうな
丸っこい外郭
お喋り好きそ ....
二つの小さなビンに詰められた
ピンクと水色の奇妙な物体
人のような形をしているけれど
腕とか 足とか すごく曖昧で
でも
体全体から意思を発しているような
とても奇妙な二つの物体

「 ....
見慣れた空間に
立ち並んだ仮設店舗
当日露店商が
人懐っこさや笑い声
異国の音楽 歌なんかを
私たちから引っぱり出す

体からちょっとづつ
一人一人からちょっとづつ
溢れ出したエネル ....
わたしの金魚鉢には
ガラスのおはじきが入っているだけ
靴箱の上でうっすらとほこりを被る


きれいに洗ってよく拭いて
チリンチリンと入れなおし
明かりを消した窓辺に置いた

 ....
無口な空にコトバをはり付け

シャッター越しに見つめていると

風がそれをうたって泳ぐ

==========

青空がなぜか恨めしくて

どうにか引っ繰り返してみたけれど

 ....
よく夢で見る町を、歩く。
ずっと前から何度も何度も歩いてきた、町だ。
久しぶりだったので少し切なく、なる。
この町も変わったよなと、思う。

夢の中ですら、時は移ろう。

見知らぬ誰かの ....
聞いたことはないけれど
蓮は花がひらくとき
ポンと音がするらしい

聞いたことはないけれど
それはきっと
何処か遠くの暑い国の
砂に塗れた大きな仏像の前で
小さなやせた女の子が
そっ ....
ポケットが汚れ始めている
待合室は朝から眠たい
何かの整備工の人が
口を動かしている
語りかけるように
沈黙を選ぶ言葉があった
目を閉じようとすると
少しばらばらになる
水が優しい濃度 ....
あきらめてきた
たくさんの夢

忘れてたい
忘れていたい

雑音に耳を貸さないように
ギュッと閉じた携帯を握る
もぉ二度と…

繰り返し訪れる別れに
ナミダも枯れた

“いつかきっと”

呪文を胸 ....
ぼくは
命を惜しんでいる
まだ
愛していないものが
視界の端々や
夢の隅々に
在るから

小さな約束をして
鳴いて亡くす蜩の生涯
たった一匹の虫の声よりも
気高い歌を
ぼくは
 ....
食べることと眠ること
あとは、
酒を飲んだり誰かに会ったり
服を買って着て脱いで
やぶれた鞄を捨て靴底を直し

それだけ
日々がそれだけ

月を見ることと雲を見ること
あとは、
 ....
居酒屋で 
ビール片手に酔っ払い 
まっ赤な顔して 
柿ピーの一つひとつを 
座敷畳の隅に並べ 
目尻の下がった
頼りない 
顔をつくる 

「 なんだか俺みたいだなぁ・・・ 」 
 ....
            それはなぁんだ

   ペガサスが颯爽とかけるかのように
            天上の大奥から
   青い吹き矢となって迫ってくるもの

  マグマが轟々と地鳴り ....
いつの間にか僕は

夢の中でさえ

汚されかけていた

吐いている暇もないくらいに


大したイメージも浮かばないのに

鼻歌して

その気になっている



『咲き ....
そしてまた 君は
何度も何度も 振り返っては
僕に手を振って

泣き出しそうな 笑顔のまま
夕暮れの雑踏の中に
ゆっくりゆっくり 消えていく

そんなにゆっくり歩いたら
電車に乗り遅 ....
さよならのホームに
闇を抜けてやってきたヘッドライト
ふと目が眩んだ

線路は続く、と
幼い頃何度も口ずさんだ歌の
ほんとうを確かめるように
飛び乗った
行き先表示は
確かめ ....
焼け蒸したアスファルトの
ざらついた風が人を攫い
ぼくを独りとり残す

カラン カラカラ
下駄が鳴らした残響に
道に落ちた綿菓子の
わりばしに集る蟻々に
砂利で跳ね  ....
昔行った動物園
何にもいないオリが一つ
風にふかれてパタパタと
白い張り紙音立てる

『キリンの花子は亡くなりました』

遠くで鳴いてる象の声
カバが飛び込む水の音
白い張り紙パタパ ....
暗い部屋に私とあなたとがいて
観葉植物が光を求めていて
この部屋に太陽はなくて
そしてあなたも光を求めて泣くから
私は太陽になろうと決めた

世界はそうやって作り変えられる
それを私は腹 ....
愛。
いいなー。
うらやましいなー。
NTTに今日も苦情。
オーライまた明日。

カウボーイになりたい。
キオスクにつばを吐きかける。
くるの?今から??
けど居留守をつかった。 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
どうかその先が光でありますようにfuchsi...1*07/9/2 23:25
ムキムキ七尾きよし1*07/9/2 23:17
孤独なビール新守山ダダマ307/9/2 23:15
やっと森川仁司107/9/2 23:04
今宵ぼくらは久遠薫子6*07/9/2 22:58
君の為森川仁司107/9/2 22:58
代替品和歌こゆみ5*07/9/2 22:46
幻の右酸素の枷3*07/9/2 22:19
いつかに向けた夜のことゆうと1*07/9/2 22:17
そろもん(佳人の話)みつべえ307/9/2 21:22
青色熊型硝子細工調味料入明楽107/9/2 21:19
宇宙人107/9/2 21:19
107/9/2 21:18
金魚鉢久遠薫子5*07/9/2 21:08
空についての覚え書き(その1)快晴1*07/9/2 20:57
自由落下rabbit...407/9/2 20:32
蓮の仏亜樹107/9/2 20:24
その海から(理由)たもつ1607/9/2 19:29
_和泉 千秋007/9/2 19:01
おるふぇ407/9/2 18:59
そんなもんなのでしょうスプートニク107/9/2 18:35
福笑い服部 剛707/9/2 17:31
それはなぁんだ信天翁207/9/2 17:06
赤い花びら、青い蝶れんげ107/9/2 16:00
ハイミルク ハイライト[group]ウデラコウ4*07/9/2 15:49
列車は闇を抜けてアイバ シュ...507/9/2 11:49
『祭り後』朝原 凪人207/9/2 11:33
空のオリ亜樹107/9/2 9:59
ワールズエンド雨宮 之人5*07/9/2 6:29
夜中に行けるパラダイスなんてたかがしれてる。菊池ナントカ4*07/9/2 6:11

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