あの
見慣れた朝は
履き違えた
靴それだけで
不器用に
ほつれてった

夏が終わる日

あなたに
手を伸ばして
どうしたって
届かないのは
陽炎に
よく似た
寂しげな
 ....
説明しよう!


近年、ウルトラマンが地球に滞在できる時間が増えたのだ


ただし彼の能力が上がったというわけでは無い


彼が命がけで守り続けている人間たちが


 ....
カンガルーになりたい
カンガルーになったら
お腹にポケットがついているから
裸になってもへいき
どこへ行くのにも
子供をひょいと中に入れて
ピョンピョン飛んでいける
カンガルーになりたい ....
38度の微熱に
たゆたうひらがなの僕たち
和室の蛍光灯は遥か
ぼやりと暗室を彩って
 
呼吸器が外せなくなったころ
未熟な足は地面とキスする
そのまま溶けて
僕は骨を愛した
 
  ....
君はなぜ、エレ 勃 ク 起 チオンしないのか
すべてということばすらなまぬるいほどの
血とかさぶたでできた山河のなかを
男どもの海綿体だけをもぎとって構築した
ADSL回線で
だれもが悠 ....
きっと誰も私を捕まえられはしない
そう いつの日か天弓の向こうへだって

後ろで誰かが呼んでいる
さっき足を引っかけてしまった男だろうか
すれ違いざまに肩をぶつけた女だろうか

ごめんな ....
雑踏のあちこちで発生する
ポップな着メロ
それぞれの手のひらの中
ぽろぽろとカラフルな
想いをつかまえる


まるでゼリービーンズのよう
人工着色料かけたみたいな
絵文字やコトバが
 ....
しばらく海を
見ていない

とうに街には
飽きてしまっているけれど

それにもすっかり
慣れてしまった


誰の笑い顔も
どこかぎこちない

それでも疑うことは
何より疲れ ....
私が持っているパーツと
あなたが持っているパーツ


これが合えばいいんだよね?
まるでシンデレラを探す王子様のように
あなたが小さなパーツを持って


「このパーツと合う人を探して ....
泣きながら
家に帰る
石をけり
缶をけり

手をつないでくれた
一緒に太陽を
追いかけ
迷子になる

又朝一緒に
学校に行く
10円みつけた
コーラ飴を分けた。
霧になり得ぬ微雨の重力/その数値にさへ潰れる脆弱なおまへに/崇高なる鉛筆様を削りつる資格は無ひのだ/


鉛筆様、に、寄り添う古い手動式の鉛筆削りの日記は疑似の傲慢を装う自虐の幻想を語っ ....
君に似ている

人を見た

でも言ってくれなきゃ

わからない


いつも良い顔なんて

できないよ

余計なものまで寄ってくる

君に答えるのが

僕だけなら良いの ....
まもなく
四番乗り場に列車が参ります
盛者券をお持ちのかたのみ
足元を掬われないように
ご注意してお待ち下さい



当車展望車からは
世間が見くだせるようになっております
 ....
油を失った毛先は
ポンチョの裾の紐
風に僅かに持ち上がり
緑黄緑の筋が覆う
粒粒の乾いたもろこし
錆びかけたギターの弦が
擦られながら音を弾き出す
牛が歩く砂利の坂道
脇に咲く種の向日 ....
近づいてゆく
風が乾いた草の匂いをはこんで
近づいてゆく
滅んでゆくものの気配を
怖がらないで足をのばし
サンダルを遠くに飛ばして
近づいてゆく
秋のサテンのやわらかな手触り
私はこの ....
きらきら きらきら
シルバースター
しんしん しんしん
夜の音
ぴかぴか ぴかぴか
イエロームーン
ぴこぴこ ぴこぴこ
空飛ぶ円盤
朝はこくこくと
近づいている
ニコニコと笑う君も 好きだけど
口とがらせて怒る君も 好きなんだよ
怒った顔も可愛いから
ついつい怒らせちゃう


僕を信じてる君も 好きだけど
僕を疑ってる君も 好きなんだよ
安 ....
光の綱が 交差する
あや取りみたいにくぐり抜ける毎日
そのなかに哀しみでもいい
あなたにそばにいてほしい


知らない間にねむってしまった
カーテンが揺れて、わたしを起こした
 ....
黒いマジックペンをポケットに入れて
暗い夜道を歩いていく

言う事きかない悪い子を
夜中に向かえに行くんだぜ
カルムは眼を疑った
森の小川で水を汲む少女の姿は
自分たちの部族の女と変わらぬ人間に見えた
いや、より美しく見えた
乳房を隠すように上半身に布を巻いていたが
そこにまた魅力を感じた
( ....
くちびくろさんぼ

銀星を憎む製図コンパスについ
た小さい鉛筆のぼくだ
おっかけこする心臓がつぶれそ
うなくちびくろさんぼのぼくだ
くるくるまわるタイガーの春だ
空から桜が散るよ叶わない ....
時計の針が突き刺さって
シャボン玉は割れた
中の空気と外の空気が交じり合って
辺りを静かに漂う
熱を冷ますように
わずかな水分が空から降りてくる
心がほんの少し重くなる

シャボン玉が ....
鞍馬に行ったときに
欲しくてしかたなかった狐面を買った
祭では私の後頭部から祭を見ていた

私が見ているものの
後ろにあるものを見ていた狐面
私の後ろにいる人に
話しかけていた狐面
頭 ....
終電の終わった線路に
踏み込もうと思ったけど
青く点灯する信号を見て
しばらく迷った末 やめてしまった
スタンド・バイ・ミーごっこは難しい

夜だけど
いつも感じる夜とは匂いが違った
 ....
真っ直ぐな棒は
水面に
真っ直ぐに写らない

水は集められた檻の中でも
ゆらいでいて
少しの風にも
ついて行く

熱さがよれば熱くなり
冷たさが触れれば冷たくなり

真っ直ぐだ ....
朝日は頬をたたくように照りつける。
ぐしゃぐしゃの髪をさわると、
よく頭を撫でてくれたあなたが想われる。
素敵な朝は、さみしい気持ちでみたされる。

顔を洗って、太陽に引っ張られた頬 ....
侠気の沙汰
記憶の紅葉
パイプオルガンの音色
狂気の沙汰
記憶の小道
パイプオルガンの音色

狂おしいね
愛おしいね
笑い出さずにはいられない程
愚かで惨めで滑稽な
B級映画のよ ....
殺していい
そう聞いたら
やだ
笑いながら答えた君が
僕の首を絞めながら
笑っている
ちょっと切なくて
ちょっと幸せ
大好きだよって
あはは
揺れているから

ほら
僕はここだよ
抱きしめて!
茜の空は嘘をつかない。
それはいつだって、ボクの方だった。



















こちらから引用
■http://johnyorizo.ex ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
Tシャツ夕凪ここあ607/9/5 23:43
僕らウルトラマンの味方むむ207/9/5 23:33
カンガルーになりたいチアーヌ407/9/5 22:09
"生きたい"ゆるこ3*07/9/5 21:59
ADSL構造107/9/5 21:34
亡霊路守 緒世留207/9/5 21:31
ゼリービーンズ渡 ひろこ10*07/9/5 20:41
夜の遠く松本 涼507/9/5 20:18
赤いパーツ森下 流華2*07/9/5 19:52
小学生ペポパンプ6*07/9/5 19:26
霧になれない微雨の重力。クスリ。007/9/5 19:15
会えたら良いね森川仁司007/9/5 16:11
える特急悠詩2*07/9/5 16:06
まきび木屋 亞万1*07/9/5 15:03
秋のぶらんこ石瀬琳々33*07/9/5 13:47
夜明け[group]未有花9*07/9/5 12:35
ごめんね[group]北大路京介23*07/9/5 11:09
あなたにそばにいてほしい唐草フウ9*07/9/5 11:09
街頭を右に折れて虹村 凌1*07/9/5 10:55
少女と石槍楢山孝介407/9/5 10:41
くちびくろさんぼm.qyi1007/9/5 10:07
祭の後明楽107/9/5 8:19
狐面107/9/5 8:19
帰り道407/9/5 8:19
水面の棒砂木9*07/9/5 7:17
あなたがとおい一日哀詩407/9/5 7:14
ぱんぱんぱん虹村 凌1*07/9/5 6:35
明日も幸せかしらんプル式4*07/9/5 6:22
冬草1*07/9/5 5:21
茜色の空Hantam...207/9/5 3:23

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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