あなたが
「疲れてない?」
っていえば
Yesって答えるよ
ちょっと疲れててもね

あなたが
「焼き肉食べない?」
っていえば
Yesって答えるよ
あんまり乗り気じゃなくてもね
 ....
夕方の終わりを見つめる

夜とはひとつの物質だ

夜とはたぶん雲のようなものだ


幼い頃を

洞窟のようなところから

覗いている



影とは雲のことだ

傍観 ....
夜の街から

夕方の終わろうとする街へゆく

帯状に赤黒く焼けたむこうは

焦げたピンクに冷えてゆくようだった

そのうえには透明とブルー

さらには夜が降りていた


夜と ....
いちねんのうちのほとんどが

晴れだというのに

二日間、雨と風にやられっぱなしだ

ゴルフもずぶずぶのぐしょぐしょだ

フェアウェイには黒と白を基調にした

見慣れない鳥たちがち ....
夏だというのに
窓も開けられず
あの密やかな 夜風も楽しめない

相変わらず 締め切った部屋
クーラーをきかせて

嘘のような 蛍光灯の下
仮想の君に読んでもらう為
キーボードを操作 ....
ようするに
私はひどい
おくびょう者で
「貴方が好きだ」
などというたった
七文字の音ですら
うまい具合に言葉に出せず
それを誤魔化さんとするために
長々と詩なんてものを書いているので ....
空の種族が おとした
羽根を ひろいながら
あるいている 一千本
あつめたら つばさと
交換してくれる 約束
形が
怯えていた
形骸に
怯えていた
海岸は
プールサイドの
横で
歌うすべてドの音で
ドレミファソラシドと
歌う 枝ぶりのいい木があるんですその海岸の
崖の上に
葉は
広 ....
終わってしまった
はずなのに
それは密閉した
重いふたの透き間から
かすかに甘くたちのぼる


人知れず心の底に
埋めたはずなのに
かぐわしい記憶の薫りは
ゆるゆると漂い
真夜中 ....
夏の日に開く君の心と身体
太陽を追いかけて咲き乱れる

そして僕たちはひまわりを追う
あの眩しい光の下で

そして僕たちはひまわりを追う
黄色く咲き誇る夏の中

 ....
花のなかに
ひとしずく生まれた朝露が
小鳥のつばさの先端を
たべて
入道雲のように
上昇していく

雪が
真実をしりたいといって
降りてくる
あつい
軋みが行方、
知れ ....
景色が歩いている
わたしではなく
まるで時のように
目をつむれば
色をうしなって
古い景色が歩いてくる
錯覚していた
わたしはこの世界を
歩いてなどいなかったのだ
たこ

ウィンナー
はーど
ボイルド
たべ
ちゃった

がない
ので


売って
ない
タイル
ばり
しかくく
あかるく


買い物
リア ....
百階建ての溜め息から
僕は世界を見渡して
君の孤独も誘う

孤独のスープにアマリリス

君の頬を穏やかに伝う宇宙に
僕はまた心を奪われてしまった
私は晴れた空の下
木々の溢れる緑の下に行く
甘い香りに包まれた少女を、二房口に含めば、たちまち脳の中に痺れる甘酸っぱさが広がった
少女の桃色の肌はなめらかで、照れているのか、恍惚として息を吐いた ....
現実高くて 値がつきそうな昼下がり
カレーの染みがついたシャツ 
勘違いして着て始まる毎日

ベルトを緩く締めて
古井戸の底に落ちてく野望
引き上げた水の味 リサイクルできそうだ

 ....
異なる温度、異なる
基準、で。



噛み合わないままの送信箱の
中の、哀しい記号たち。




今日も行き場を失くして、
スプートニクの遥か上

不思議な磁力 ....
ここは風通りがいいから

きみも安心しなよ


あなたが言った


わたし今は

風が通らない場所にいたいの


わたしが泣いた
火に声をかけ
火は昇る
木は かけらをわたす


蝶の影
静かに 細い
雨の陽


高い風 目を閉じ
空はこぶうた
灰の陰の青


鉛の刃が
水の紙に沈 ....
歩くのに慣れて
つまずかなくなった
娘は
平地でもつまずいて転ぶ
ひざっこぞうに
青あざをつくって帰ってくる
そのたびに
下を見て歩かないから と叱る

歩き始めたばかりの頃は
も ....
女の子が手をふる
「てっちゃんの、おかあさーん」
私はあの子の名前 
知らないのに

顔と名前を覚えるのが苦手で
人に会うと、どきまぎしてしまう
間違ったらどうしましょう
それはまるで ....
気づいたら
マンションの一室に黒い鳥籠
口元にボールをくわえて目だけが自由

色々な穴から綺麗な手が現れては
触れて去っていく

頬を撫で
首筋を流れ
下に下に

スーツとワイシ ....
病院跡に置かれた一つのバスタブ
沢山の薬品のにおいだけで溶け出しそうになる体

できる限りゆっくりとバスタブに体を沈めること

それがこの小さな紙切れに書かれた最後の指令で
わたしがその約 ....
目をつむっても変わらない灰色
空気の高笑い
換気扇のおと
 
埃すら愛しく肺を犯すこの部屋で
メランコリーが発情した
 
愛してる
安いね、いくら?
 
なんて戯言
一人でリピー ....
   


虹を見せて人集めして
一山あてようと
考えて
みた

山師は鉱脈を探すのが本職だが
人件費の高い日本国では
金脈意外は採算ベースに乗りにくく
海に出て
石油探索する ....
そっか

もう
ダイエットなんて
しなくてもいいんだ
ぶくぶくに太っちゃっても

いい化粧品を買わなくてもいいんだ
きれいになるように
肌の手入れをしなくても

おしゃれもしなく ....
僕らは ずっと 現在進行形で

 色褪せることなく 愛を重ね合っていけたら良いね
  君のことを考えた
  深緑に閉じた公園で
  蝉時雨を頭から浴びて
  僕のことを考えた
  灰色と虹色の街の中
  唄いながら歩きながら



  僕は街に「好き」と言 ....
 右を見ても
 左を見ても
 街にいても
 部屋にいても
 いつも欲望が走りまわっていて
 そんなのいらないから
 休みたい

 仕事をしてても
 遊んでいても
 友達といても ....
「あんたと遊べてよかったよ」
お礼に何が欲しい
腕でも、目玉でも好きに持っていってくれ
俺の方はもう店終いだ
ぼやぼやしていると朝日が昇っちまう
あんたはまだ歩くんだろ
俺から好きなもの取 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
Yes風音4*07/9/8 22:41
傍観者吉岡ペペロ607/9/8 22:39
夜と夕方の終わり207/9/8 22:36
雨のゴールドコースト007/9/8 22:34
夜の罪悪アハウ307/9/8 22:28
言い訳亜樹3*07/9/8 22:27
そろもん(黙契の話)みつべえ407/9/8 21:00
惑星の頃友里納107/9/8 20:28
記憶の薫り渡 ひろこ8*07/9/8 19:32
■−−向日葵−−Sun Flower−−paint it y ...じゃんじゃっ...107/9/8 18:11
貝だったらど...207/9/8 17:56
錯覚小川 葉707/9/8 17:51
おべんと君の、207/9/8 17:37
アマリリスP.B.307/9/8 16:42
九月七日、果樹園白昼夢0*07/9/8 16:15
見つめあえたらねこ歩き007/9/8 16:08
ファーレンハイト。やまぐちふぢ...507/9/8 15:24
すれちがいたにちゅん307/9/8 13:56
午後と廻転木立 悟307/9/8 13:54
つまずく北野つづみ3*07/9/8 13:41
草花2*07/9/8 13:36
鳥籠[group]暗闇れもん107/9/8 12:03
バスタブ[group]007/9/8 11:42
ビルゆるこ407/9/8 10:19
うどん二百円からあおば2*07/9/8 9:42
投げやり風音3*07/9/8 9:08
初心[group]北大路京介7*07/9/8 9:06
草野春心207/9/8 8:13
休みたい山崎 風雅807/9/8 6:55
明け方の店内秋也007/9/8 6:54

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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