時間のなかに棲む蟻が
別の時間を描いている
滴と傷をまたぎ
影を喰んでは歩む
曇が廻りつづけている
鳥と光が
光と鳥をくりかえし
曇の前をすぎてゆく
時間が ....
泥を
振り払おうとする腕こそが
いつまでも拭えない
泥かもしれない
確かめようの無いその有様を
透明である、とは
誰も語らない
そこでまた
ひとつの泥の
可能性が
散る ....
もうじき全てが終わるから
夢はそう僕に告げる
それでその両腕に
僕のことを引き止めようとして
魂が、それを振り切って目覚める
いつも思う
現実は
始まりだけは
いつも優しい
それ ....
老廃物と手をつなぐ
せつないから
死んでるようだ
見たものが
足元で花になり
ピアスでしたね
初めてのプレゼントは
初めてでしたね
はがれていったのも
見送ることは時々
見送ら ....
糸電話、もしもし
壁に繋げて、もしもし
お返事は、とても静かで
耳に水が入ったみたいに
こおおお、こおおお、と
冷たくもなく
母なき胎児になりました
繋がるものがありませ ....
ナイチンゲールの鳴く夜に
私はひとり詩を綴る
月明かりの射す窓辺で
せつなく悲しい恋の{ルビ詩=うた}を
ナイチンゲールの鳴く夜に
薔薇は色を赤く染め
残酷な結末を知らずに
今宵も甘 ....
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ギターのなく声が
淋しい と聞こえて
また 幻 かと
貴方を 困らせる
背中合わせの
りある と ふぇいく
いつの間にか
駆け足 に世界 ....
君を裏切った過去を忘れた訳じゃない
触れることが君の心を抉るだろうから
僕なりの優しさだと分かっておくれよ
今でも君が救いを求めるなら与えるよ
ねえ、お互い運命的に共同体だものね
許しを ....
地平線がきみをねたむから
ぼくら、判別のつかない 収拾のつかない
(遠い地にとばされた。)
きみのならね、ひどい言葉も心おどるのだけれど
(やっぱりやさしい言葉にはなみだしそ ....
;abc plasant waat? Ifdent you dhes beaj kize abc.;
ことあれどもものいろはのざれ歌を子供は聞きてそだつものかな
....
青の彼方に君は消えたんだ
僕は独り彷徨っている
赤の彼方に君は暮れたんだ
僕は病に平伏している
怯えて眠った
夢の中では其の顔を見せて
セージを燃やして眠るから
君の好きな匂いで ....
こころは
どこか遠くへ
追ってみようか
受け入れてみようか
ぼくらの感想戦
さよならなんて
なんて乱暴なんだ
フェイドアウト、するさ
こころは
....
目の前にいる誰かを
幸せにできぬ自分など
無くなってしまえばいい
わたしの消えたところに
もっと優れた人が現れて
そこは{ルビ日向=ひなた}になるだろう
.qidsabvg zhyfughsn vwsantv love is love.
雪を見てよだつ吾がこのかわいさよあらっとおもえば雪はゆくかな
you tyuhkf
ghd hgfgbk ....
時を運ぶ歯車は
錆び付いてしまったのだろうか
未だ此処に癒されぬ傷がある
夜明けを誰よりも待ち望んでいた私は
叫び続ける雷鳴の中に
青白い月をみつけた
気付けばとう ....
いつだったっけ
駅で買い物をしていたら
名前で占いをしていた
おじいさんがいた
あなたから歩み寄らなきゃね
私たちの関係を
優しく語っていた
本当だったね
....
綺麗な嘘を重ねて取り乱した言葉
泡沫の外で夢を見よう
天国の外で夢を見せよう
ほら
現実という拘束具がしがみ付いて放さない
僕は君の戯言の様な夢を離さない
出会うことの無い作り物は ....
ただ
そこにいるだけです。
安心して。
と言いたいところだが、
君は怒ったね。
そうかい、
そうかい。
じゃあ
どこかにいってしまおうかな。
けれど やっぱり
....
頭の上を とんでいく月
わたしは 乗りたい
どこまでもさらってほしい
見下ろす街の その果てに
広がる海の波音などを
この耳にやきつけながら
わたしを焦がす
酷い痛みを
声 ....
可愛い
と紡ぐ、その同じ唇で
解剖用のメスを銜える
抱かれて
幸せそうだったビーグルの
断片を少しだけ、見た
突風がまるで嘲笑うように
二年生の白衣の裾を翻して
救 ....
恋の、ささっやき、始、めましょ
小さ、なリズ、ム、で始、めましょ
1、2、3、1、2、3
1、2、3、1、2、3
夢みっる、ささっやき、始、めましょ
小さ、なトイッキで、重、ねましょ
....
偶然落ちた
当然あなたのところにいくだろうと思った
あなたも落ちた絵葉書の運命には賛成していた
だけど一度あなたの手に渡って
あなたに文字を書かれた絵葉書は
アタシの元に返ってきた
....
かそけき風の香音(かのん)を連れて
秋宵の橋を渡る
あふれる水の数を
わたしはしらない
契る言葉の薄紙
序(ついで)を忘れた指先で鶴を折る ....
絡み付いた糸がほどけない
不規則そうにならんだ規則的な網
苛立ち睨み合い一本の糸がきれた
振りかざした拳にはまた糸が絡み合っている
窮屈そうな
言葉たちをほどいて
その向こうの空を見る
いつかのため息もほどいて
その向こうの青空を見る
さよならさえも言えない
あの人は
何と戦っていると言うんだろう ....
滝壺に棲むさかなの家は
とても深いところにある
若者たちが浮遊している滝の上流
老人たちが沈黙している滝の下流
ちょうどその真ん中にさかなは棲んでいる
若者にも老人にもなれずに
さかなはい ....
ルージュを差してスクランブル交差点を闊歩する
マネキン
サングラス越しのレーザー光線が
斜めに風景を切り取る
溶けて秋風に癒される切り口は
ぼくには見えない
エナメルメッキを貼った乳房 ....
授業の間、生徒がノートをとりつづけるだけの
つまらない教室の窓の向こうにS山があって
半世紀かけて、削りとったそこには
これまたつまらない工場と採掘現場の跡が残る
どんよりとした曇り空。ワ ....
羽が生えた
獣の人は
鋭い牙と
鋭い爪で
社会の飢えを
飛んでいく
牙から滴る唾液と
爪から滴るドス黒い血液が
夜の街を歩く不眠の人の頬に
優しく触れて誘う
堅く閉ざされた建物 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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