あんたがオンにならへんと あの娘と一緒やと思ってしまう
でも あんただけオンやったら あの娘があんたの部屋に来てるかもしれへん
あんたも あの娘もオンにならんと あかんねん
とく ....
フィルムケースくらい
すっかり死語になってしまった
大きさで
文庫本のページがめくれる
広いままの建設予定地で
長い時間をかけてファインダーを覗いていた
空ではなく
空中が写り込むの ....
静粛な雰囲気に耐えられない
縁側でぴしやり、汗がしたたると
しわだらけの手はいつも布を差し出してくれる。
スイカの種が萌芽するころ、
白い手ぬぐいのぬくもりをわすれて
塩分ばかり ....
いろんなこと
楽しいこと
しよう
いっぱい
尾行されて
ばらまかれて
いいじゃん
よくないけど
よくないこと
してるのはどっちかと
わからない人たちに
いわれるような筋合いはない ....
悲しみも
かなたから見れば
あめ綺麗
そういうこともあるよね
日常もね
かなたから見れば
あめ綺麗
そういうこともあるよね
天気あめ
あな ....
The Flaming sun
The Cloud red as burn
Splendid morning
and depressed morning
欠けて沈む月
....
夏の余韻を確かめるために
線香花火を燃やしているらしい
懐中電灯が無くちゃ
何も見えないような夜の中
笑い声と破裂音が響く
車輪の音に泣き声さえも掻き消されそうな
高架線の下で
生ま ....
一本の 果てない 直線の 上を
ただ ひたすらに 踏付ける
理由なき 旅 か もしくは 業 か
付き纏い 続ける 疲労と
唇から 零れ落つ 溜息
緊張の 糸を 切らない よう ....
噴水のある公園を見渡せる高台に
子供が三人
カップルが二組
上半身裸のおじいちゃんが一人
うらぶれた僕と私一人づつ
ハシャグ奴らが
シットリしてる奴らの邪魔をし
ハツラツ翁が笑い
....
めがしらとめじりに溜まった
いちにちのめやにを
両薬指の先でこすりとる癖となった
ねつかれぬ夜
果てしない四次元からの
ひ ....
彼女は
僕の肩を
ベシッー!と
たたいた。
彼女は
僕の頭を
ベチッー!と
たたいた。
友だちが
楽しそー!と
言った。
友だちが
笑顔で
出て行った。
風 ....
落っこちてる
わたしの心を拾い集めて
lonely heart
大好きなあなたに会いに
電車に乗るわ
高鳴るこの胸のときめき
きらきらして
あの頃のわたしたち
きれいだ ....
膨れ上がったお腹を擦る
ただ単に太っただけだ
そうか、もう私の中に子供はいないのか
歩くだけで一苦労だ
足の横には義足、義足の横には杖、杖の横にはバイク
バイクの横には自動車、と言いたい ....
あらゆるものから離れて佇む時
落ち葉のソファに横たわる
この皮膚感覚だけが頼りだ
あらゆるものは絵画の如く
静止している
そこに漂う空気は氷のように張り付いて
追いかけてきたものを思い ....
夕方5時、泣いている子供に出くわす
私は
甘い声を出してあやすほど
手馴れた大人ではない
でも私は
大音量で泣く音源を
置き去りにするほど
子供でもない
うろうろと周囲 ....
落葉がそぞろに風にふかれ
雲は青く高い空をゆく
うらの{ルビ小径=こみち}の縁石に腰をかけて
杉といっしょにゆれている
夏の{ルビ遺言=いごん}は朽ちることなく
静かに実 ....
私が何もしなくても
時間は流れていく
社会もまわっていく
つかみとるには
うって出て
多少傷を負ってでも
闘うしかない
張り裂けそうな胸の内を
君は何処へ持っていくんだい?
君の想いが
地中深く根をはって
一輪の華が
咲くといいね
重い扉をゆっくり開けて
ビルに盗まれた青空を探す
声ならまた明日探せば良い
君の空白を少しずつ
満たしてあげたい
笑顔なら造らなくても良い
君の現実を少しずつ
溶かしてい ....
宵月が、点滅する
熟したサンドウィッチに齧り付く、君の90°は
壊れる「僕、遠視だから」
頂を避けて、着信履歴、文明機器の縊れを
誘う「頬骨を、殺してよ」
後手に仇、蜜の様なバスルームで ....
珈琲さへ飲まなければ失恋しなかった
珈琲さへ飲まなければ指は無くならなかった
珈琲さへ飲まなければ妻を刺さずにすんだ
珈琲さへ飲まなければ
珈琲さへ飲まなければぐっすりと眠 ....
「自由」って言葉ほど魅力的なものは無かったけれど
それを手にして振りかざして生きてきたけど
本当は誰の手中にも納まっていない
そんなちっぽけじゃないんだ、じゆう。
何にも縛られない世界で息 ....
何を失ったの?
何で失ったの?
何か忘れてるの
どうして?
どうして忘れたのかな
大切なものを失ったのに
大切なものを忘れてしまった
血塗られた心に
光はもう届かないかな
助けは ....
パクリのパクリの
パクリのパクリの
パクリのパクリの
パクリのパクリに
影響を今、受けています。
僕らしく生きてきたんだ
結果として周りに誰も何もなくなったって
これが僕が決めて選んで遣った事
蒼穹はいつも深く深く
ため息を吸い上げてくれそうな気がして
疲れた時はよく見上げたものさ
....
君を好きになって 嫉妬がオマケについてきた
あさはきっつつつつつーい
二さいの夜空
『ある人が言っていたのですが星は人間が死んだら流れ星になるそうです』
今日のお仕事いえるかよ、
蛇。
....
手をきれいに洗ったら
きれいな鼻がありました
化粧していて
うごかない君
家族はうれしそうに泣いていると思いましたが、
i love あなたは・・』と逝っ ....
僕はとほうにくれている
手術のまえの十分間
いっぷん
手を洗う
にふん
足を洗う
....
透き通るアルコール
血脈を流れる躍動に
音にならない声は空を切る
ある日、真昼に映った少女
ラジオが空を飛んでいった
気違い染みた水族館に浮かんで消える
プランクトンやら光の粒子やら
....
4458 4459 4460 4461 4462 4463 4464 4465 4466 4467 4468 4469 4470 4471 4472 4473 4474 4475 4476 4477 4478 4479 4480 4481 4482 4483 4484 4485 4486 4487 4488 4489 4490 4491 4492 4493 4494 4495 4496 4497 4498
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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