落ちていく
底のない闇へと
もがく力すらない
落ちるだけ落ちて
光もみえなくなって
そうやって私は
過去をみて泣けばいい
            はり裂けそうな心を

            そっと胸から剥がして

            激しいROCKに浸してみる

            ドラムの振動に
 ....
乗っちゃったよ、セカイ最速最古最長の下りエスカレーター
巨大さと速さを美徳とした旧セカイ旧世代の遺物だ、1000000年前からソレはある
錆ついて、塵にまみれ、暗がりに殺伐とポッカリ開いた巨大な緑 ....
茫とした{ルビ陽=ひ}はため息をも受けつけず
溶けだした野原に足が吸いこまれていく
彼方に響く踏み切りとクラクションの音
向かい風に頬を殴られた{ルビ黄昏=たそがれ}
(岩陰ではレミングがひと ....
  鈴虫が鳴いている
  求め合う淋しさの塊
  夜闇が僕をそっと押し包む



  黄金の月が揺れている
  煙のような薄い明日
  きりなく君を探し続ける



  ....
観覧車は回っていなかった
小部屋は小学生のように
棒の周りを回り続けている
ジェットコースターは
ビニールで覆われて
休日の母親のように
動かず眠り続けている

敷地内に入れたことを
 ....
一人が怖くて
嫌で

今日もまた一人

顔見知りが増えていく

ねえあなた、知っていて?

一人 ....
声というのは
ふるえです
静かな水面に
小石を一つ
落としたような

円く広がる
その道のりで
小さくか細く
なりはしても
どこまでもどこまでも
同心円状に続いていく
とてもタ ....
深紫のマニキュア塗って
夜を部屋に呼び込もう
ここにも ほら
お前のカケラが居るんだぞ って
窓から両手ひらひらさせて
夜を部屋に呼び込もう
一人きりでも淋しくないよう


深紫のマ ....
飛び出せ 殻を突き破り
駆け出せ ここではない場所に
狭い狭い部屋の中
何にも始まりゃしないだろう?
探せ 行くんだ 今すぐに
捨て置け 余計なモノ全部
時間は待ってくれやせん
方向定め ....
鳥カゴに串を一本入れときたいな
小鳥がいないことの理由を
誰が見ても分かるように
飛び散った羽もきれいに片づけて
「青い鳥」って書かれた
プレートだけを張りつけて
鳥カゴに串を一本 ....
Birthday
灯 吹き消して
あの日 描いた 未来へ

Birthday
産まれて 叫んだ
「ここにいる」と叫んだ


雨が降り注ぐ 冷たく心を刺して
 ....
信じられた永遠の
イルカのパーツほどの
たしかな柔らかさで
目の前の海が
これほどゆるやかに
光を重ねている
日は遠くたゆたう
波のまた向こう
また向こうへと
消えそうになりながら
 ....
胸いっぱいの誉れのためにも
きこえないふりを
しなくてはならないが
よけいきこえてくるので
いたたまれなくなる

逃げ出しなんかしない
涙もださない
汗すらださない
靴底を地に押 ....
じいちゃんの言うこと分かるやろか。
人生なんてな
花火というか
花火の後の残像のようなもんやからな。

なんて言うのは
少し寂しいやろか。

でもな
寂しいところに人生はあるもんやっ ....
まどろみながら
僕が見失っていたのは帰る場所だった
それとも
もしかしたら行き先だったかもしれない

目に見えるものの手触りを確かめて
それをどう思えばいいのかを確かめていた
孤独な色だ ....
移り行く早さはお手の物
たいした男がいないんだから

似たようなセンスで髪型で
後は分類分け程度

あっちの人はこっちにもいるし
本質は隠してるけど
覗けばたいして珍しい物じゃないし
 ....
お天気雨の降った日に
何故だか不意に思い出す
ひいばあちゃんちのお隣の
赤い鳥居のお稲荷の
神社で遊んだ
誰かしら

今頃何を
してるやら
白無垢を着て
紅をさし
どこか遠くへ
 ....
秋風すずむ 夕暮れは
茜空が きれいです。

君にも 見せて あげたいな

ねこじゃらし くる くる 散歩道

君住む町は
今が 明け方

君は めざめて いるかしら
朝焼け 見 ....
ぼくはね

いま、よくわからないんだ。

どこに いって
なにをたべよう とか

だれと あって
なにをはなそう とか




伝えたいことがあるんだ
なんて
それすら朧 ....
洋楽のラブソング。

何言ってるかは、ちゃんとはわからないけど、

寂しかったり、愛してたり、懐かしんだり、悲しんだり、

さまざまな形を唄ってる。

やさしいメロディは、

僕に ....
引き金を引こうか。

口を開けて、押し込んで。

引き金を引こうか。

何もかも忘れられるさ。

引き金を引こうか。

おもちゃのように、軽く。

引き金を引こうか。

最 ....
硝子の風が
きりりと秋の粒子で
二の腕あたりをすり抜け
寂しい、に似た冷たさを残して行く

野原は
囀りをやめて
そうっと十月の衣で包まれている

わたしは
それを秋とは呼べず
 ....
 
厳格な王様がいた
優しいお姫様がいた
富める者がいて
貧困と差別があった
内外で争いがあり
子どもたちは時々
壁にもたれかかって
よく笑った
忘れる人がいたけれど
同じように
 ....
3つ葉のクローバーの様に思える

平凡な日々の中で

見落としていた4枚目の葉っぱを

見つける事が出来る人を

幸せな人って呼ぶんだよ
君のために作るよ

あまいあまい

ハニービスケット

大変だぁ

ふくらんでふくらんで

まるで私の心のよう

割れないように

壊れないように

そっと持ち上げて
 ....
登場人物が2人いると
何か話さなければならない
わけでもない

僕はからだの底から走った
でも君はそれに気づいていない
僕はからだの底から叫んだ
でも君はそれに気づいていない

登場 ....
今日は良くないことが
起きる気がする
例えば僕が息絶えるとか

なら今日は君に逢いに行こう

今すぐ歩いて逢いに行くよ
必ず行くから待っていて
花を持って行くよ
君の好きな花を沢山
 ....
それは
わたしがあなたに気がつくこと
あなたの今を、想像すること

わたしがわたし自身でいるためには
あなたがあなた自身でいることが、必要だということ
どこまでも。

欲望 ....
歩幅の合わぬ錦帯橋で
先人のそれを知る

真似てはみるが無駄なこと
染み付いたものを落とせはしない

悔しさは川に流れることもなく
虚しさが風に吹かれてやってくる

怨めしの吐息を柳 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
トラワレ優羽007/9/21 0:57
ロック・キュービズム渡 ひろこ6*07/9/21 0:47
セカイ最速最古最長の下りエスカレーターうおくきん007/9/21 0:42
カタパルト紙飛行機悠詩2*07/9/21 0:40
草野春心307/9/21 0:25
台風娘[group]木屋 亞万007/9/21 0:13
屍。。くるす.wh...2*07/9/21 0:08
ふるえ亜樹207/9/20 23:58
マニキュア明楽207/9/20 23:55
表へ出ろ107/9/20 23:55
不在Tsu-Yo407/9/20 23:27
『Birthday』しろいぬ107/9/20 23:19
永遠の果実小川 葉007/9/20 22:48
ひそひそ話と子供美砂3*07/9/20 22:19
残像花火ブルース瀬戸...4*07/9/20 22:06
光線チグトセ11*07/9/20 21:49
秋ノ空酸素の枷2*07/9/20 21:41
狐の嫁入り亜樹0+07/9/20 21:33
タイヨウのうたLucy.M...1*07/9/20 21:22
宣誓。 荒削りだと承知しているが故に僕はペーパーナイフを暫し ...空雪0*07/9/20 20:55
今日のおわりに短角牛207/9/20 20:53
くちずけ。狠志207/9/20 20:24
硝子の唇銀猫12*07/9/20 19:52
美しかった国たもつ307/9/20 19:46
クローバーせいちろ2*07/9/20 19:07
ハニービスケットcass007/9/20 19:02
物書きストーリーゆうと1*07/9/20 18:59
禍福路守 緒世留107/9/20 18:43
共に生きるmegie107/9/20 18:16
歩幅の合わぬ錦帯橋太陽の獣107/9/20 17:48

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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