クラクションの音と共に衝撃音がこだまする

窓の外を見ると

ハザードランプが点滅していた

しばらくして救急車が来て

まだ

なんかしてる

なんか

なつかしいな ....
明るく 狂いはじめた
台所で 近代の抒情を
さんまいに おろして
こんがり 焼いてから
店頭に ならべておく
あさ まどをあけたら
ひものをやくにおいがした
隣家はさかのしたにある
我が家はさかのうえにある

日暮れ さんさくにでたら
しろいよじげんのにおいがした
雑木林のおくから
みじめな戦 ....
今は 花屋さんにさえ あるけれど
わたしが子供の頃
すみれは

ひっそりと 一株
人知れず 咲いていました。

そんな すみれを 見つけると
いじめられた
ひとりぽっちの 帰り道も
 ....
音がたりない
音がたりないよ
音がたりないんだ
はやくはやくはやく

きみみたいになれないぼくを
どうか許して、かみさま
願いが叶いますように、なんて
ちょっと図々しすぎないかなあ ....
おりがみの花は 指先で生まれ
おりがみの花は 手のひらで育つ

思うようには動かない きみの指先から
空の色をした 花が生まれて
思うようにはならなかった 私の手のひらを
四月の色で満たし ....
早朝、床に坐り 
瞳を閉じるマザーは 
今日の路上で出逢う飢えた人と 
お互いの間にうまれる 
あの光で 
幸福につつまれるように 
無数の皺が刻まれた 
両手を合わせる 

身を包 ....
コンクリートの壁に囲まれた 
独房のような病室のベッドの上
路上に倒れていた男の 
ふくらはぎに密集して肉を喰う
すべての虫を布で拭き取る 
白い服の老婆 

「 マザー・・・  
  ....
氷の絨毯に
雪の壁
冷蔵庫はいらないわ
洗濯機はいるけどね
冷たい男と暮らしています
おやつはいつもアイスバー
毎日とても幸せよ
氷の絨毯に寝転んで
遊んでばかりなの
さかさまとんびが
てんとちをまちがえて
いっちょくせん
そらめがけて
じょうしょうした
そこにもちゃんと
そらはあったのさ
ひとにうまれかわって
かれはいった


The kit ....
ハンガーに黒いコートを預けて
白いシャツを汚した
洗濯機を回して
青い思いを吐き出した
綺麗な思い出は飛び散った
飼い犬は尻尾振っていた

何が哀しい訳ではなく
夜が冷たいのをただ受け ....
俺の目
俺の口
俺の鼻
俺の耳
俺の毛

どこにある?
なんである?

俺の手
俺の足
俺の胸
俺の肩
俺の腹

どこにある?
なんである?

見えないくせに
話 ....
雨に打たれた少年は
人知れず涙を流す
こぼれた涙は空に溶け
悲しみ混ざった色を成す

涙の理由は
君なのに
君は何も知らないね
涙の理由が
気になるの?
君には何も言えないね

 ....
やっぱり残業してから見舞いに行くと
二十歳の彼が仕事を続ける
おじいさんの入院で家族も忙しいのだろうが
今 自分が抜けたら仕事も大変だと見極めた
この二年近くで働き 大人になったなと思う

 ....
問題

次の数字を答えなさい

【七千三百五十一】



この問題は漢字を数字に直せという意味で

もちろん「7351」が正解です



しかしウン十年前

 ....
私は自由です

何をしてもいいんです

好きな事をしていいんです

ワガママも言いたい放題です

他人の事なんて気にしなくていいんです

  ・

それはもう
境界線 ....
飾ってある刀や
歴史的な意味を持った資料を
ぼくらは
すごい。
としか言わない
だってぼくらには
どうでもいいことだったから

江戸時代に書かれたすごいエロ画像も
無修正ということに ....
都会に迷い込んだタンポポの綿毛が
アスファルトの上で花を咲かせた

道行く人は忙しなく
誰もその存在に気付かない

それでもタンポポは咲いていた
人に踏まれても風に吹かれても  ....
たゆたう水、ゆらぎり。
荒れた部屋(生活感はある。)
きみのことばはいつもゆめみがち。

「たったひとつほしいもの」はいつもたくさんで、
雨水、涙音、浸水。

いつだって僕はここ ....
始まりは
待っていてくれる人がいるなら幸せだよ
そんな言葉だったかもしれない
いつしか
待つ人がいるなら幸せだよ
その人がたとえ来なかったとしても
信じて待てるものがあるって素 ....
さよなら

気泡みたいなことばを
無造作に夕暮れに飛ばしてみると
橙にすっと溶けていったのは
声が震えていたせいかもしれなかった

車輪の音、渇いた
ペダルを思い切り踏みしめて
陽炎 ....
桜の舞う春の風のもと
初めて出会った君は
もうすでに
大人だったんだよね

夏の灼熱のなか
偶然出会った君と僕
止まってしまいそうな時を
僕はせきたてていた

夏の名残りの秋の陽射 ....
ブランコを
こぎもせず
僕はからだを
そこにあずけて

僕の腕
長く
細く
白く
地面にたれて

歓声は
そばにあったのに
すごく
遠くできこえていた

僕は沈んでゆく ....
どんなに 踏みかためても
道は じぶんのものに
ならない どれだけ
あるいても あなたの
背中に たどりつけない
その目や耳や心は本物か?
確かな事を捉らえているのか?

その本に音楽に映画に人に
?を感じないか?
操られてる恐怖はないか?
あなたの本物にそんな事を感じなければ大丈夫
本物

た ....
青色と緋色の境界
急ぐ足
丘を駆けて
このまま翔んでゆきたいと


神様という やさしい人が
与えてくれた やさしい時間
わたしは悟る
誰しもが赦されるため
生まれてきたと
 ....
あなたを取り戻そうとすればするほど 自分の無力さを知る

想いの強さが 美貌や知性に変わるのなら

こんなにも 苦しむことはないだろうに
芸術が権力を持ったとき
自ずと芸術性を失うだろう
ジャーナリストが権力を監視するように
芸術も権力と反目
成功した芸術家が
安全な場所で表現したところで
何の感動もない

目に染みるよ ....
殆どの人間が
近視か遠視だ
もしくは目がない
目が飛び出して
破裂しそうな奴もいる
無論、私もその一員である

私達と世界の間には
電子機器の画面や書物
カメラのファインダーがある
 ....
ゆるされない原色のスニーカーをはいて/きみは逃げる。
閉ざされた校門をぎい、と引いて赤錆にふれる。
チャイムを背中に叩きつけられながらそうっとすきまを抜けていく。
クラスメイトの顔はも ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
懐かしい音ポンテク1*07/9/23 20:55
そろもん(朝の歌)みつべえ207/9/23 20:55
好日信天翁107/9/23 20:44
ひめごとLucy.M...407/9/23 20:27
スローテンポゆうと1*07/9/23 19:54
折り紙の花西尾607/9/23 19:39
足裏の顔 服部 剛6*07/9/23 19:01
天使の人形 5*07/9/23 18:01
氷の絨毯チアーヌ207/9/23 14:45
さかさまとんび/The kite of the invers ...小川 葉107/9/23 14:44
ELECTRO cute YOU(DARLIN')000107/9/23 13:36
ドコナニ?kei99007/9/23 13:29
空色Rain美月朱恋2*07/9/23 10:05
空を描こうと思って砂木9+*07/9/23 9:15
算数は難しい5むむ207/9/23 8:41
自由優飛2*07/9/23 5:47
古城ソラノツバキ007/9/23 4:11
小さな花1486 1...13*07/9/23 3:56
ゆらぎりR207/9/23 2:25
To all the waiting peoplemaynar...007/9/23 2:07
夏追い夕凪ここあ1807/9/23 1:47
時を刻んでシホ007/9/23 1:28
微熱美砂4*07/9/22 23:37
そろもん(星の歌)みつべえ407/9/22 23:15
酸素の枷107/9/22 22:34
夕焼けみちる207/9/22 22:24
無力[group]北大路京介6*07/9/22 21:58
太陽狩心2*07/9/22 20:17
必敗の歴史7*07/9/22 20:17
かぜになるアオゾラ誤爆907/9/22 19:38

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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