飼い殺した新鮮な感情 目は曇っている
心に吊ったてるてる坊主 一体 何個目かな
絶えない否定と肯定 大丈夫 昨日は戻らない
慰めるだけ 虚しくなるから わかっているのに 忍ばせた
卵が ....
あってもなくても
同じだと
詩人は思っていた
どうでもいい今日が終われば
どうにかなる明日が待っていて
とっくに時化ちまった昨日ともおさらばだしな /しける
なのに
足しげくテ ....
老婆はいた
透明なアトリエに
少年とともに
パレットの上ではいつも
色がつくられている
新しい色は
ひょっとしたら 美しい色
かもしれない
ふたりはひとりで
....
全て奪われたわけでもなく
全てが嫌いなわけでもなく
かといって全てを愛しているというわけでもなく
何もないわけでもなく
年老いているというわけでもない
なのにひと ....
背が伸びる事
それは色々な『こと』がわかる事
『小さい頃に描いた夢のこと』
『大きいと思っていた世界のこと』
『明日を思い描いていたこと』
『宇宙飛行士になりたかったこと』
それが ....
今日もまた
一人 ベッドの上で
一日を遣り過ごす
陽が落ちて
段々と暗くなって
街灯にオレンジの明りが灯る
アタシは
貴方を愛しく想いながら
暗 ....
晴れた日の
親戚のように
父と二人並んで
日あたりの良い窓際
懐かしいことや
懐かしくないことを
とりとめもなく話し
毎日小さく丸くなる父は
明日はもっと
そうなんだろう
窓の ....
あららシャープペンシルの芯がきれちゃったみたいだ
俺のお父さん電気工事施工管理技士の資格持ってるらしい
政治と経済その他もろもろがあっちこっちで正面衝突
アローアロー?
西のゴミ箱に突っ込んだ ....
て、手を伸ばして
やわらかくてをのばして
その、影
ぼくらに届いて
君は
ぬりこめられて
たいよう
やさしくしずみこみ
耳のあな
つぼみのように閉じ
ふとんを頭からかぶ ....
空が届けた
永遠を
君は見つけて
微笑んだ
君が見つけた
愛の種
僕はそれに水を撒く
ただ水を撒く
咲いた蕾に
「光」と名付け
君は笑顔でそれを見る
僕はそれ見て
ひと ....
空に 空に
吸い込まれる
真っ白い太陽が
風の吹かない季節の王
海へ 海へ
ゆっくり溶けていく
真っ赤な太陽が
風の吹かない日の王
わたしたちの心を
焼いて 焼いて
記 ....
自分が中心部で
生まれたときから共にある
もしかしたら羊水の海からかもしれないけれど
光を得て
闇を育む
闇にのみ込まれそうに
幾度も嵐を超え
凪を迎え
....
がらがらくじをまわした
一等がでた
そんな感じで
人生のいちぶが
がらがらとかたちになる
とまどいは
変化をきらうひとの常
しあわせは
もうあるのか ....
短く切った
その言葉なんかでは
私の心は
死んでしまうの
赤い瞳は
あなたを待ち続けた
切ない結果
令徳の窓は 細く開かれて
虫の音を汲んでは
濡れた体表に 熱を奪いながら打ち掛ける
滴りが独居を証す秋の夜
言い替えを試しては 白く拡がる画面に
やっと馴染んだ目を時折 走らせる
「走 ....
「淡い思い出になればいい」
いつか、自分で自分に向けた言葉
だけど、どうすればいいのかなんて、わからなかった
遠いのか、近いのか
寄せては返 ....
は
なので
しないでください
通りすがりの商店の
入り口の看板
赤い文字のところが脱色して
(何故たいてい赤なんだろう)
黒い文字だけが残った
「葉なので ....
書きたいと思うのは
誰かに届く言葉ではなく
誰かに届けたい言葉
お気に召さなかったなら
反省はするけれど
スタイルは変えない
良い作品
悪い作品
選別され
格付けされる
....
最終回の今日は
この曲を
とだけ言い残して
あなたは行ってしまった
声は今も宇宙のどこか
空白のタイムテーブルを
さみしくさまよう
終わりの時が来れば
またアンテナが
あの曲をとらえ ....
ななこ 「 ねぇ つとむくん、おいしゃさんごっこしようよ。 」
つとむ 「 いいよ〜。どっちがどっちの やくをやろうか? 」
ななこ 「 わたしがおいしゃさんに ....
『うれし雨』
この雨は泣いてる雨なんかじゃない
きっとうれし雨なんだ
そうじゃなきゃいけないんだ
『何でも無い一日』
ただひざを抱えて
外を眺めていた
少し肌寒いのは
....
たいしたメッセージを持って僕が言葉を綴れば
誰かの心に響くかもしれない。でも
僕が1番知りたいのは
むしろ、何が届いたのか。
電話で寂しいと伝えたら、きっと
とんでもなく ....
『ころがるわ。』
みんなには内緒やけどな
うち、好きなひとおんねん
そう言って笑う
なぁ、なんで僕に言うたん
僕ほんまは君の事好きやねんで?
『ちゃうねん、あの、ちゃうねん』
....
一生なんて一瞬だなんて
(りんごが落ちるみたいにひどい顔)
好きだって言ってくれたのに
(だけども今恋してた)
笑わないでよ
(りんごの匂いは血の味に似ている)
笑 ....
n
ほのかに薫ってる。
いつからか、
いつまでか。
気が付いたら、微かに。
今、気付いたくらいに。
明日には、消えてるかもしれない。
ほのかな薫り。
火がつこうと ....
近頃あいつのことばかり思い出します。
あいつの顔
あいつの声
あいつの仕草
あいつの言ってたこと
全く違う二人だったので、
衝突ばかりしていましたが、
わ ....
蜘蛛の巣には
いくつもの欲望
仕掛けた消費に
そこにダイブ
先生と呼ばれて
足もとすくわれ
32階の部屋を
俺は選ぶだろう
蜘蛛の巣には
....
微熱のオブラートにくるまって
君の背に揺られているよ
あれは月をかじる猿だねぇ
バナナと間違えたんだねぇ ハハハ
のんきに雲を指して笑ったら
君は熱を出すと元気になるんだな と
あきれ声で ....
中日友好35周年と人間友好記念日
この日何万人が両国で往来しているとか
日経全面豪華広告
スピーチ 宴会
北京王府井イベント
周恩来と田中角栄との握手の瞬間の温度
その歴史 ....
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