意味なき意味を詩人往き
あとにつづくは詩人のみ
素材の味はそのままに
繁る葉食うも便にそのまま
渡る連々 わずかに空

意味なき意味を詩人往き
あとに残るは意味ばかり
砂利も詰草ものけ ....
高速道路で、
料金所に座っているのは神父だった。
「これからどうすればいい?」と
ぼくは訊いた。しかし、彼はパントマイムするだけ。
「救済って命がけの手話みたいだな。」差し伸べられたその
真 ....
来年の今頃も
聞こえている唄
うたう命を
知ることもなく
野たれ死んだわたしの
希望のように
これからはじまることは
まるで懐かしい
出来事のように
知っているかのようだ
今わたし ....
あなたが感じた
その美しさを
僕の手のひらで触れることが出来るのなら

あなたが感じた
その痛みを
僕の右足で蹴ることが出来るのなら

あなたが感じた
その優しさを
僕の頬がさ ....
このままパッてさ。
消えちゃいたいな。
シャボン玉のように。

もう疲れちゃったんだもん。

本気でそう思った。

本気で…

本気で……

タイミングよすぎんだよっばぁか!! ....
 絶望という茨で身をつつむ
 わかる?
 流れる血は 私なの
 この痛みは 私なの
 私なの
 私なの


 あなたにわからないところで
 そっと泣こう
 もうあの抱擁は求めな ....
食べられる 側の稲穂が
頭垂れ

食べさせて いただく側の
人間の

高い頭の傲慢さよ
生きている理由なら ひとつだけ
例えば 今 「死ね」と言われたとして
きっと死ねないと思うから それだけ

与えられた意味なんて 後付にすぎなくて
美しいものよりも 汚れていないものを求めた ....
飛べなくなった僕の翼
もういらない
もういらないから
もぎ取った
痛みなんか感じない
心の方が悲鳴を上げてる
心の方が痛いんだ
もう飛べない
それは僕にとっての無を意味してる
もう飛 ....
時計 は ね
    ただ黙々と針を先へ先へと進めていく
    それでも時々
    時を刻む足音を止める時があるよね

    だからね
    それとおんなじ
ヨケ ....
いつもの路地で歩を止めて
通りの向こうに目を遣れば
隙間だらけの
小さな町を
関係のない
繋がり方をしている
建物と僕と真鍮と
霊魂とドブネズミと太陽と

一つの器に雨が降る
笑顔 ....
俺は残酷だから
ダメなものにダメと言わない
そんな親切なことはしない
世の中と同じようにしてるだけだぜ
 
 
 
照らす灯りがぼんやりと淡く

明るくはない だって空は雨で、今日は火曜日で、今は十月で、夜が始まる少し前
僕は帰り道の途中で迷子
今日のような風景にはモノ悲しい風景がお似合い ....
掴みかかった二階建てのバスに
白子が汗をかいて座って
手をふりもせず故郷との別れを惜しみ
心臓の嘆きも三角巾の純白も
一緒に連れ添っていました
その速さ時速60キロ

真っ白なビーズクッ ....
ふわりとしたなかに
グワリと揺れていく内耳を
参拝

泡が散らばる空中に
飛んでいける浮力は
いつも心臓で作り出されているね
白ゴマを口にいれ
たくさん喋りだす骸骨は
人類愛の ....
なんか、ちゃんとしたもの書こうかなァ。。
芸術的な崇高なやつ
柄でもないか。。
たおやかな とか せせらぎのなかに とか 書いてもなァ。。
本読まない人、なにこれだるい、で終了だもんなァ ....
如何しようもない 無力感に襲われたら

手を握って 少し傍に居てあげなさい

言葉を交わせずとも 通ずるものはあるから

手と手の温もりの力は 必ずあるから

そして 強く 御成りなさ ....
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ....
延ばした手の隙間が
ぽろぽろと泣いている
おどおどしたのは昨日のこと
今はなにも感じない
 
隙間に有る目は
人と目を合わせるのがこわいのよって
思春期の少女みたいな事を云う
携帯依存 ....
  *注
  http://www.quilala.jp/prize.html
  で読める掌編小説『鳥男』のスピンオフ詩作品


鳥女は鳥であるから空を飛び
女であるから山に降り
やっ ....
第七プラントに雪が降って
君の身体は灰に埋もれて
工場長は手錠に繋がれて連れて行かれて
世界はどんな顔で包まれたんだろうね
地下鉄の温い風に無音がよく似合う

第七プラントに水が流れて
 ....
人生って
生活って
一瞬にして変わってしまうときがある。

彼のケータイ 女の名前 発信記録 
余命半年と宣告されたような気持ち。

ガラガラガラガラ ガラガラガラガラ

いや まっ ....
盛りに

胸像の彼女は太陽の中に沈んで溶けた
彼は銅像のように停止して笑ってみせた
また、冷えて固まっていく季節だ
薄い皮膚から
光沢が失せて
にび色の空の
凍結する{ルビ質=たち}の ....
                 071021

納豆怖いと
グラジオラスが
饅頭怖いの
駄々を捏ね
寒い冬を迎えるためにと
2重窓の温室に閉じこもり
キリギリスの調理法を考える ....
教室の斜め後ろの席から
窓の外を眺めるふりして
本当は君だけを見ていた

机の隅に書いた相合傘
先生が通るたびに隠して
ずっと君の事を考えていた

それだけで良かった
 ....
 
ふられてしまいたい。
触れられてしまいたい。

ぴんと張ったものは全て
ちくり、 とした痛みで
ふにゃけてしまうでしょう

やさしさなんて、いらないよ。
(十七夜は素直になれない ....
壁に残る跡。ひとつ、ふたつ手を叩いて。軽い縁取りで足跡を残しながら進める日は、きっと幸せなはずで。迷うように降り注ぐ朝に、世界はその日に向かって。


壁に残る跡、弾痕。触れたくなりそうな光を残 ....
32時に電報が届く
引き摺った着物の裾を
捕まえようとする猫がいる


幾らかのカットインを経て
緩やかに溶暗している背骨
花柄のシーツは血に汚れ
さよならの挨拶は砂に埋もれ

 ....
彼は耳を澄ます
対する街のビル建物も耳を澄ます
皆は冒険の途中であるか
冒険の後の反省中であろうか
言葉が街に無かった
動く音だけが賑わう
携帯で歩き喋るネクタ ....
♪ http://www.myspace.com/a29free

Gadd9  Em9
ああ、僕ら

Gadd9  Em9
ああ、いつも

Am9 Em9 Am9 Em9
愛や   ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
後足高橋良幸307/10/21 22:45
フラれるプテラノドン3*07/10/21 22:29
冬になれば野たれ死ぬだけのキリギリス小川 葉207/10/21 21:12
出来るのなら乱太郎28*07/10/21 20:49
単純な僕amor107/10/21 20:44
悲しみのとなりでくるす.wh...1*07/10/21 20:42
頭(こうべ) むむ207/10/21 20:32
わずらい蒼穹11*07/10/21 19:53
痛みなんて海渡2*07/10/21 19:43
ヨケイナコト九鬼ゑ女107/10/21 19:01
俯瞰して、町の路地をなぞる水町綜助707/10/21 18:03
親切ボーイudegeu...4*07/10/21 17:19
ドアhope107/10/21 16:46
カイワレの芽たけ いたけ107/10/21 16:41
307/10/21 16:41
つぶやきチャット狩心2*07/10/21 13:31
手の温もりライチ2*07/10/21 12:39
四行連詩 独吟 <仮>の巻[group]塔野夏子5*07/10/21 12:26
隙間ゆるこ1007/10/21 11:57
鳥女楢山孝介607/10/21 11:18
code name "PLANT#7"0001*07/10/21 10:43
CHANGESouko007/10/21 9:30
夏が終わり、そして秋の無い冬が来る水町綜助707/10/21 8:35
冬になれば野たれ死ぬだけのキリギリスあおば3*07/10/21 6:43
アスピリン[group]1486 1...10*07/10/21 6:25
矛盾をばかになさらないで哀詩107/10/21 5:12
世界はその日に向かって霜天207/10/21 2:27
残滓さいらと307/10/21 2:19
ヨルノテガム2*07/10/21 1:49
♪虜A-291*07/10/21 1:49

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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