あ いやん くすぐったいわ
だめよ そんなところ
さわっちゃ
ママがかえってくるわ
ああん いやん
だめってばあん   あはん

という本をとなりの座席
の人が読んでいたので
な ....
羽根を嫌った僕たちは

飛べなくなる事を知らずに

一心不乱に羽根を千切った。

飛べなくなった事を知った僕たちは

風に舞う羽根を見つめて

只ひたすら涙を流した。
彼女は宇宙人のような人だった
首は猟銃の柄みたいに長く
顔はこぶしサイズの小ささで
手足はビョンと伸びていた

ウイダーインゼリーを実に美味しそうに飲みながら
私がイトーヨーカド ....
  僕らという生物
        は
        さみしいシステムで動いている
  あまり言うと何だから言わないよ

{引用=
  雨はアスファルトを打ち続け ....
近づけば 遠のく
宇宙の影を ゆめに
おいかけて かえりつつ
あるのか はじめの
ことばの 断崖へ  
疲れたときには

なにをしたらよいのでしょう

だれに聞いても

オレは素直になれないだろう


生きてゆくことの意味を

あたまの中でくるくると考えています

小さな願いご ....
雲ひとつ無い
染み入るように
晴れ渡った 青空

見上げていると
吸い込まれてゆきそうになる

黒いヘリコプターが一機
高く 小さく 飛んでいる

秋の終わりを告げる
句点、のよ ....
ドアを開けたら断崖絶壁あーれー落ちてくやばいやばいやばい服を風呂敷滑空出来るかな所詮夢でしたさてさて落下開始から割と経ってるなそのうち死ぬんだろうなたたき付けられるのかなうまい具合に足からいったら骨折 .... 捨てないで、なんて
自己中心的な話


おいていかないで、なんて
迷惑な話


君の手に、なんて

すがりつけない
頼らない


でも、もし私が
壊れてしまったら

 ....
 
 
 
突然君は振り返り、すぐ後ろにいた僕と目が合った。
欅の木に椋鳥たちが帰ってくる少し前で、街灯に灯りが灯った直後で、足許まで夜がやってきていた。ちっとも優しくない優しい風が、君の髪を ....
「あたし禁煙することにしたんだ」
そんなこと言ってなかった?

 ちょうど去年の今頃 僕の失恋直後に
 熱帯魚の水槽みたいな喫茶店の中で

遠くの席で若い男女が ....
水底に 沈んで
息を 潜めている

君を 想って
死ぬのも 悪くない
だけど 僕が望んでいるものは
それじゃないってこと

つないでいた手をはなす
少し舞ったあと 消えた

 ....
言葉はまるで腹話術師が操る人形みたいだ
玩ばれ、
からかわれ、
疎まれ、
諌められ、

けれど…
時に、“やつ“に
慰められ、
褒められ、
羨ましがられ、
 ....
赤くなった紅葉を
散歩のお土産にくれたのは
あまりにも小さな手に思えたからなのでしょうか

わたしはそれを栞にしました
いつかわたしを未来へ繋いでくれる{ルビ娘=こ}へ
贈ろうとした名です ....
冷めたパンプキンスープを飲み干したら
先刻までのゲームに戻ろうよ
君の伝えたい意図は僕には解らないけど
それでもいいんだ
今はただ、夕陽に満たされたプールみたいなグラウンドで
地図にない場所 ....
ごめんよごめんよごめんよ
気にしないでくれよ
っていっても無理か

じゃあちゃんと説明するぜ

言語は新陳代謝をくりかえし
生き延びているが

口から{ルビ溢=こぼ}れた言葉は
既 ....
18世紀のフランスに
アドニスという画家がいた。
貿易商の家に生まれた彼は
教育熱心な母親に育てらたため
学校での成績は優秀だった。
17歳の時に訪れた美術館で
向日葵の絵画を目にした彼は ....
拝啓 十日後のワタクシ様

今日は怒りあり余って
車の鍵を投げつけたところ
見事に壁に刺さりました

さすがにまずいと思いましたが
あれくらいの穴
言わなきゃ誰にもわかりません

 ....
あかるい空
カーテンをひいて{ルビ包=くる}まれて
そのどこかに羽根をみている
呼吸が彩度をわすれて
いつか廃れた街のようだった
足音は屋根をつたって
きみに会いにゆく
こ ....
上海を歩く

歩く、というより

車を見つめている

どこに帰るんだろう

いい暮らししているのかな


現地の商社マンと

下世話なカラオケにゆく

成立した女の子の家 ....
電信柱の先が
お墓のあたまに見えた
あそこでセミに鳴かれては
私は独り笑み
アイスクリームのとけるままに
いつまでも返事を、まつのだった

べとんべとに常温で濡れてしまった
床を拭きな ....
雪虫の柱と
煙の柱が宙に交わり
何が居るのかわからぬ卵が
草と木の根に降りそそぐ


ひとつの岩の上に生まれ
岩を呑みこみ育ちゆく樹
卵の音を浴びている
卵の光を浴びてい ....
愚かなりjesus
其の愛で破滅をもたらすがいい

いくら愛せども歴史は繰り返すのさ
殺戮の衝動は抑えられない
さぁ見な!!
黒き羊たちのshow timeさ

破壊しろすべてを
歌 ....
いつのころからか
こころとからだが辛いとき
いろんな病気の真似をするように
なっていた


呼吸が苦しいふりをした
通路でばったり倒れたまま、意識を失ったふりをした
突然、足が動かない ....
明るみが つぶやく
影が出来ていて

潅木に 優しい陽光が
密かに 染み渡って

今日 静かな作業を編む

コスモスを風は包み
清涼な空気は
明るさを溶かし込む
ソーダ水の輝きで ....
旅先の古い駅舎の木椅子に座り 
彼はなにかを待っている 

別段何があるでもなく 
時折若い学生達の賑わいに 
花壇の菊の幾輪はゆれ 

特別おどろくこともなく 
杖の老婆はゆっくり横 ....
天国も地獄もこの世のものさ
浮世のものだなんてそんなに惨酷じゃ無いんだ
死んでからだなんてそんなに甘くは無いんだ

未だにどちらなのか分らない
払い除け手を伸ばしてはいるけれど
 ....
涙はチロチロと泉へ落ちて
もう両手ですくえるわね
相手がいないとできないこともあるわ
天の川のように涙のつぶは宝石にならないかしら
薬指はまだ空いてるの
わたしの素敵な小踊りを
 ....
ガタピシのワゴン車でぶっ飛ばす
モップの台車にバケツたちへ
さっきからずっと唸っている
スピーカーから流れてくる
ぼやけたこうだくみの声は
もう一生分聞いた


螺旋状の道を青白い光り ....
フケ太郎は雨を降らす
地面につく頃には
雪になっている

雪太郎は黙っている
静寂を両肩に載せて
軒下よりも背は高く伸びた

巨太郎は物語の中に収まり切らない
こちらの方 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
途中下車 (再掲)mizu K5*07/10/29 23:40
邪魔な感情來稚1*07/10/29 23:16
プラスチック・ドール快晴407/10/29 23:10
さみしいシステム[group]ふるる12*07/10/29 22:45
そろもん(翼の歌)みつべえ407/10/29 22:27
疲れたときには吉岡ペペロ107/10/29 22:15
秋の句点、Lucy.M...207/10/29 21:57
真秋の夜の夢短角牛007/10/29 21:22
ガラクタ三奈6*07/10/29 21:18
欅通りhope107/10/29 20:41
十三夜に曇り無し北大路京介9*07/10/29 19:40
みずうみゆうと3*07/10/29 19:37
深い闇をなぞる秋九鬼ゑ女107/10/29 19:35
小原あき15*07/10/29 18:55
夢遊病白川水207/10/29 17:58
死ぬまでサンバudegeu...1*07/10/29 16:57
アトリエ[group]1486 1...6*07/10/29 16:26
拝啓、ワタクシフクロネヅミ507/10/29 16:07
スワロウテイルアオゾラ誤爆907/10/29 16:05
見つめている吉岡ペペロ207/10/29 15:39
ゆく夏の陽炎にてこしごえ7*07/10/29 15:00
午水帰木立 悟407/10/29 10:47
ジーザス・キリストlazy3*07/10/29 10:34
嘘からの解放池中茉莉花3*07/10/29 9:26
秋は逝くアハウ11*07/10/29 9:20
枕木の音 服部 剛507/10/29 6:35
「 」maynar...107/10/29 3:28
ゆっくり星空を見ててヨルノテガム407/10/29 2:44
夜と夜太郎冠者207/10/29 2:31
シリーズヨルノテガム107/10/29 2:23

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