悠々と泳ぐ金魚をぼんやり眺めてた
お前は溺れないの?
届くはずもなくて
口はぱくぱく動かして
尾ひれはひらひら舞い動かす――

生き縋るように見えて酷く痛い
きっと きっと ガラスの ....
 七色のビロードに溶ける思い出

 どんな楽しいことがあっても
 時の流れには逆らえない
 戻らない

 すべてが煙のように
 すべてが幻のように
 目の前を通り過ぎて行く

 あ ....
剥がれ落ちた僕のペルソナ

無言で僕を見つめてる

千切れそうな笑い

死んだような目

怖くなったから鋏でバラバラに切り刻んだ

風が吹いた ビルの屋上から捨てて処分

 ....
未来の自分への期待、こうなりたいという夢。
そのための、精一杯の頑張り。

でも想いが強すぎると
それはどんどん枝分かれして、収集がつかなくなってしまう。
自分でも気づかぬうちに、そ ....
この歌の横顔にあなたがいなくてよかった

坂の上にぽっかりあいた空は遠くて
青くない方がいい気がした
降ってくる光が指先を透過して
平面なわたしが散らばり始める

透明になれなかった二人 ....
僕らが待ち合わせるのは

いつも駅前のCD屋で


僕が 君より早く着くと 

たいして好きでもないんだけど

難しそうな JAZZを視聴して待つ


 *

     ....
水に降る水
白を摘みとり
蒼を咲かせ
水に降る水
空から空へ
伝うまなざし
水に降る水
水に降る水


子の胸に
しっかりと抱かれた鏡から
にじみゆく色
ほどけ散 ....
貴方の膝は暖かい。
 
空は薄い緋色。
 
 
たったそれだけ。
 
たったそれだけ。
 
 
失いたくない暖かさ。
 
 
離れていかないで。
 
 
 
離れてい ....
僕が詩を書く理由は

ナルシズムの披露でも

ストレスの発散でも

リハビリの一環でもない


同時に理解してもらうこと

届けることを意図していない


本当は深い意味な ....
はみだした、
木々
君の前で
秋は唄う

雨は止み
スコップの音が
(シャリ・・
かすかに
(シャリ・・・

君の頭が割れて
脳みそが
パカッと出てくるようで
興奮するよお ....
俺が一番恐れているモノ
俺が一番怖いモノはなんだ?

死か孤独か絶望か
何かが絶たれることを恐れているのか?

怖い怖い
何をそんなに恐れているんだ
何かを見つけてしまうこ ....
おれのうたは
いったいどこまで
とどくのか

けんらんこうかな
べゞをきて
かなきりのように
あげたおおきな
こえなどだせと
せんせいは
ゆうけれども

おれのこえは
 ....
五線譜みたいな電線
小鳥たち
遠くから車のエンジン
人の足音

朝焼けは街を色づかせ
青い空と白い雲

肌寒い風にのって




聞こえていますか?
このメロディ

ロ ....
りきまず
めをあけて
いきをして
かたにちからをいれずに
あるきましょう

したをみすぎず
うえをみすぎず
ぐあいのいいところを
みすえましょう

くちはでしゃばりすぎず
かい ....
モップで踊り
皿に脅され
夢を見る

僕の居場所は蒸気の中だ煙の中だ
罵声の中に怒声の中に夢を見る

僕のすべては空の瓶だ欲の欠けらだ
スーツを睨み布切れに誇りを持つ

ガラスのひ ....
 
あたしたちは愚かな生き物だから
ありきたりで当たり前なことで身を固める

真新しいことは理解できなくって、
どうにも受け入れられないから
昔ながらのことを恋人同士は語り合うの

明 ....
細く締まった自慢の手首を見つめていた。
そこに走る血管を見据えて、
そこから血が溢れ出すのを想像しては自分を慰めた。

あなたがどうしたら後悔するか、そればかりを考えていた。
疲れた
傷ついた
失った
何もない

冷たい夜の街
見下ろす

暗闇が包む
涙は渇いた

君は跳ぶのか?
それとも飛ぶのか?
上手く選べないことは分かっているので
国道へと続く道の折れ方を
君たちに任せることにする
右へ右へ、と街は緩やかなカーブで
今も回り続けているらしい

僕を追い越していく光線は
一日を開 ....
優しく君の手
握ってるつもりが
握力100キロ
潰してしまった

「優しくしてね」って
どうすりゃいいのかって
散々悩んで
結局最後は本能のまま


届く ....
感謝するとは
全身全霊で
その事実を
受け入れること

感謝は心が開いていないとできない
感謝は
とてもレベルの高い
満足だ
私という鳥は
かくも遠くまで飛べる
それを知る時
私は戦き 畏れた
行っても行っても
青い空間ばかり

悲しみも喜びも
私を通り抜けていく
いつの間にか
私の胸にも青い空間ができる ....
たまには荷物を捨て去って

自分を大事にしてあげて

苦しい苦しいばかりだと

張り合い見えずに終わってく。

辛い辛いばかりだと

頑張る自分が可愛そう。
仕事帰り、
原付に乗ったまま見上げた空に
ぽっかり水色がみえました。

きれいにまんまるく
くりぬかれた雲ははまるで、
あたしを吸い込もうとしている掃除機のホースみたいでした。
 
ど ....
コーヒーを飲みながら

オレオでオセロをすると

きみは決まって怒る

きみが黒

手持ちのオレオが両面黒になるよう、ハンディをあげ分けているのに

それがひどいとなじる

こ ....
さー さー さー さー


大きな幹を辿って見上げると
高い高い所で
葉っぱが風に揺られて擦り合っているのだった

庇と庇の間のわずかな空間を抜けて
この木は人々に囲まれ ....
時を巻戻すのは 解せぬ言葉

時を先送るのは 返せぬ欲望

消えない内に 証明したくて

見えない儘に 軸から外れる

隙間に伸ばすのは 足か手か

糧も枷も得られず 目眩き廻 ....
時に、西暦1988年


小生、小学校2年生


あのとき理科のテストで


「たいようはどちらの方向からのぼり、どちらの方向にしずみますか」


という問題に
 ....
目には見えないけど、
耳には聞こえないけど、
手で触れることも出来ないけど、
何となく判って来たことがある。


死んだ人は何処にもいかない。
ずっと傍にいて、
こちらを見ている。 ....
本当は明るい詩を書きたい

ラブアンドピースって歌ってみたい

だけどなんだか虚しくなる

音楽は神じゃない


辛いって言ってはいけない

死にたいって口にしてはいけない

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
金魚鉢し ん1*07/11/4 17:54
見つめて山崎 風雅207/11/4 17:52
ペルソナし ん0*07/11/4 17:51
想いmegie107/11/4 17:21
やがてかたちを変えるものku-mi13*07/11/4 14:46
Jazz[group]北大路京介11*07/11/4 14:26
降り来る言葉 XXXIV[group]木立 悟407/11/4 13:54
ゆっくり永遠音 史香107/11/4 13:29
苦悩 後編1486 1...4*07/11/4 13:10
秋には自殺が、よく似合うゆうさく4*07/11/4 11:43
A Perfect Circlemaynar...207/11/4 11:39
ほのおのうたかたや 剛3*07/11/4 10:59
夜が明けたらしーぷ107/11/4 8:51
いきかたkei99207/11/4 7:53
水口わする007/11/4 7:39
明日世界が終るなら、哀詩107/11/4 7:06
あたしにだって我慢できないことの一つや二つあるみへき渉407/11/4 3:44
あと一歩しーぷ207/11/4 3:29
梯子霜天507/11/4 2:30
『慈』しろいぬ007/11/4 1:38
ひとことでいうと渡辺亘107/11/4 0:10
遠く107/11/4 0:06
労り〜シリーズ仕事3(完)〜梓ゆい107/11/3 23:58
あたしの掃除機万里107/11/3 23:30
一通佐々木妖精5*07/11/3 23:09
九谷夏紀207/11/3 22:44
点人唯浮307/11/3 22:38
理科は難しいむむ307/11/3 21:44
ゆめのなか。有邑空玖5*07/11/3 21:42
苦悩 前編1486 1...4*07/11/3 21:16

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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