空はいつからか
うそをつくことを忘れたようだ






また 冬に近づいた







寄せ集めた言葉で
とりあえず冬を迎える準備をした






 ....
キミとの思い出に蓋をする
上から錘を載せて
例え其れが未熟だとしても
私は大切に抱き締める

壊されてゆく今を
崩れて泣き叫ぶ事しか
まだ出来なくて
朝が来るのが怖くて

私に誰か ....
現在は遠く離れてしまい
過去が目の前に現れた
どんなフィルターも通さない
深い信頼に満ちた現在は
地球上に舞い降りた天使で
絶え間なく優しさを降り注ぐ
太陽のようであったが
一つの闇
 ....
最近さむいぜ、
手とかかじかむんだぜ
耳もいたくなっちゃうんだぜ! 

こうさむいとさ、やっぱりあったかいココアはおいしいから、

あなたがひどく淋しくなったときに
あなたのここ ....
セックスは小さな死だという

それならばこれは

五万字の熱情がこもった
劇薬による死だ



女は出産することもできるが

男は排泄しかできない

その事実に
絶望一歩手 ....
崩れた崖にしか
射せない陽射しがある

とがった石くれが こぼれ
風に拾われた 影を埋めた

朝焼けを浴びて 土の奥が泡立つ
浮かばなかった あの想いが

花のように上を向いて
踏 ....
紡いだ網を空に投げる
残月と夕雲の一部が
網と一緒に降ってくる
ほのかな緋色の輝きが
頬と月を染めている
もたつきながら網を払うと
のろのろと月と雲は帰っていく
そしてまた網を投 ....
なぜだか
ほんの少しだけ
淋しいのは
どうしてなのでしょう


綺麗な夜景は
思いのほか冷たくて
なぜだか
妙に泣きたくなるのです


悲しい出来事など
捉えてはいないのに
 ....
小道でつぶれた猫をみて
泣いて弔う ふりを、した。

人々は、まるで聖女でも見るかのような顔で空を仰ぎ見たけれど

私はそれを嘲笑した。


ひしゃげた命を踏みつけて、私は鏡を得たので ....
君から逃げた
君を無視した
君から離れて
君を嫌った

そう、君は特別だった

君を想って
君を追った
やりきれなくて
隠れて泣いた



そう、私は素直じゃなかった

 ....
ぼくら凡人は

すぐあやまちを犯す

ぼくら凡人は

すぐあやまちに酔う

そして

別のあやまちを重ねる


もう二度としないと誓う

姉を抱いた

姉に抱かれた
 ....
長く 細い
透き通った階段を
降りていった

さっきまで
長く 長く 昇ってきたのに
 ....
自覚なくリンゴみたいな顔の色
跳ねるたび、イチダン浮き上がるカラダ
片足でタン、タン、とキミのシャツ掴んで

斜面から涙の玉を転がしていくコロコロと
光に反射して弾んだりして笑ってい ....
溢れる私を
指先で小さな歌にして
空に、伝えようとしたら
途端に青く
それは多分
あの人形の瞳くらいに
青く、なってしまったから
私は未だ
その時溢れていた歌を
伝えられないままだ
 ....
めまいがするほどに単純な設問の数々
「はい」か「いいえ」のいずれかで答えよと記されていた
簡単な筆記試験だからと
人事部のひとはわたしを残し出て行った
小一時間もあれば出来るよね
何だかなあ ....
おめかししてまいりましょう
からす瓜もほんのり色づいて
アザミの花が熱いため息ついたから
あなたに逢いたくなりました


おめかししてまいりましょう
赤いカエデに負けないように
くちび ....
ぎくしゃくぎくしゃく
ぎくしゃくぎくしゃく

僭越ながら
ぼくは寂しさとともに生きる北風

包装したあいつは
どこへいくやら

閥族の片鱗をみせながら
シュールな言葉を
澄 ....
車を運転中に見える空は。

なんてキレイなんだろうか。

あなたに教えるために、

写真を撮ろうとしても。

やっぱり、難しくて。

出来なくて、もどかしくて。

僕だけが独占 ....
白い浄化を溢れさせて
黒澄みの空

甘く 冷たい
雨を滴らせて

カーテンの先
闇の深みから
雨音は ほてった一日を
冷却して眠らせる

人は明るい蛍光灯の下
深い息を溢れさせ ....
君がくれたものなら 唇に隠しておいた
手紙にするには 言葉が 足りなかった
誰かが逃がした涙 誰のもか僕にはわからない

今日犯した罪も 明日には覚えていないだろう
書き換えのきくルールに  ....
 
でかいクマの
ふわっふわの
ぬいぐるみに
コブラツイストをかけている
君が
極められているのがまるで自分自身であるかのような
苦痛にゆがんだ顔をして
これ男が急所蹴られるのより絶対 ....
キミは太陽でボクは月

ボクはキミに照らされて
キミはボクを照らしてくれた

たまに喧嘩したり拗ねたりで
姿を地球に隠して
みんなを困らせたね

曇りは雲がくれた優しい時間
雲に隠 ....
しゅくしゅく、しゅくしゅく

ちぢれを生みます



細かな襞をやわらかな手付きで

ほぐします



こわばったちぢれは

はじめ、

抵抗し

やがて、

 ....
寂しさに蝕まれる部屋
秋の日差しを隔離した網戸
閉ざしているのは自分の手で
核心に届かぬ温もりなど要らぬと嘯く

肌が冷える 孤独が蝕む
胸中を洗わぬ言葉など要らぬと嘯く
柔らかい膜が透 ....
わたしのものだっていうなら
わたしのものにしちゃいたいけど


わたしのものだっていわれたって
あなたは人間だから


行きたいところもあるでしょう
あきらめは
落葉に{ルビ埋=うず}まる倒木だ
{ルビ水面=すいめん}に浮かぶ枯れ葉の息だ

全てに対し
後ろめたいことの無い
青い空をあおぐ

倒木も枯れ葉も
{ルビ生命 ....
窓辺のヒヤシンス







薔薇戦争が波打ち際に青いヒヤシンス騒乱を呼んでいた...



青い油絵具のような花弁が幾重にも重なっている戦争を見ながら

 ....
狐の嫁入り





太陽の輝く静かな

野原に

千の雨粒と千の蜜蜂が降りました、

平四郎と清之介の果たし合いの日でした。

吟子が嫁入る日でした。

白い着物の夏 ....
猫のながぐつ、なっちゃんは
アヒルのくちびるで
せんべいをコリリ
よくきたね
あくしゅ、あっしゅ


星のくつした、さくらんぼ
唄いながらお絵かき
なっちゃんは、ようせい
(たんぷ ....
ミニチュアダックス あゆメイク 100均キティ
犬はツガイ 名前は決まって
マロン ココア ショコラちゃん
唯物主義者の象徴が
おめでた婚(実質「ヤリ婚」)で
産むよ増えるよ
DV夫になじ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
五つ目の季節なつぎ27*07/11/10 1:02
眩暈AKiHiC...207/11/10 0:58
三角関係[group]狩心2*07/11/10 0:27
とある冬のけつい。哀詩107/11/10 0:24
プラス十万字佐々木妖精5*07/11/9 23:47
絵描き砂木11*07/11/9 23:46
緋色の夜空ススメ307/11/9 23:06
別々の時間見崎 光6*07/11/9 22:47
虚栄の鏡比口4*07/11/9 22:30
こうかい三奈3*07/11/9 22:15
戦場のメリークリスマス吉岡ペペロ207/11/9 22:02
青い薔薇刑部憲暁307/11/9 21:56
「あたしとキミとあの満月は二日前」菊尾1*07/11/9 21:51
山中 烏流4*07/11/9 21:18
詩を書くことは好きですか恋月 ぴの33+*07/11/9 21:13
あかね色の慕情渡 ひろこ24*07/11/9 19:56
コンビネーションズタッチアプリオリ107/11/9 19:55
空が見たくて。狠志407/11/9 19:51
アハウ5*07/11/9 19:50
エシックス蒼穹8*07/11/9 19:41
イカスミ、痛覚まりょ207/11/9 19:34
太陽と月ライチ2*07/11/9 19:27
ちぢれ実夜107/11/9 18:15
falling light fall黒山羊107/11/9 17:41
所有物みへき渉207/11/9 13:56
晩秋の朝こしごえ9*07/11/9 13:00
窓辺のヒヤシンスm.qyi207/11/9 12:14
狐の嫁入り007/11/9 12:07
なっちゃん佐野権太19*07/11/9 10:58
恋愛至上国家の崩壊NSEW-L...0*07/11/9 10:24

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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