なあ
おまえがいないと
おれは飯も炊けなくて
酒の相手もいなくて
洗剤の量もまったくわからないし
だいたい
おれはバター派なのに
あの買ったばっかりのマーガリンどうするんだよ


 ....
それはまるで童話のように
二人でダンスをしていたわ
お花を摘んで頭の上に
お昼は小屋で食べようね
そう言う私はスキップし
そっと小鳥にキスをした

けれど私は迷ってしまった
振り返れば ....
散歩に行こうって
ドアを閉めた

右手をのばしかけて
気づいた

もう
右側にはだれもいない

わたしのあとを
誰かが埋めようとしているあなたの

手のぬくもりが欲しいの

 ....
今日も君と騙くらかし合い

きっと君の名前は僕の来世の恋人の飼い猫の前世の名前だね
なんて言ったら
僕の名前はメトロノームの親戚に違いない
なんて言ってくれたね
仕方がないから聞こえなかっ ....
あなたは私を暗がりでは
抱かない

ただ
感触で繋がっているだけ
それは
あなたの
言葉だから
一緒にいる

いう
感覚をつかむための行為

抱く
というときは
大 ....
敗北に酔いしれないように

俺はそっとやりなおしてみよう

足りないことを知ることは

そんなに悪いことじゃないよね


落ち込んで

極端なほうへ走らないで


敗北に酔 ....
都会の
雑踏のなか
たたずんで
想うは君の黒髪
かがやいて
夜空に瞬く星は
揺らめいて
逢える時間が
せまっては
身体のなかに
灯りは点る

ルララ
ルララ
恋の色差す
 ....
ねぇ。
体のふるえがとまらないよ
さむいんじゃないって
さびしいの




ねぇ。
携帯チェック、してもいい?
浮気してる証拠をみつけようなんて思ってないよ
浮気してないってしょ ....
あなたに聞こえるかな
クラクションの音
私の叫び
あの人が嫌いなんじゃない
エンジンの音
私の迷い
あなたが離れない
私の心から
あなたが居なくならない
私の思考回路から


 ....
まるでひとつの季節が終わるように
僕は死んだので
周りの誰もがそのことに
気がつかなかった

僕だって少し前から
予想はしていたものの
実際にははっきりと
自覚している訳ではなかった
 ....
「 誕生 」という地点から 
「 死 」へと結ばれる 
一本の糸の上を 
わたしは歩いている 

頼りなく両腕をひろげ 
ひとりきりのサーカス小屋の舞台上を 
よろよろつなわたる道化とし ....
あなたは
空を見ている

そして
夢を見ている

希望とか
理想とか

明日へと
将来へと
光射す未来へと
繋がる何かをつかまえようと


空を見ている

わたし
 ....
うずまきうずまきぐるぐる巻いて
いつか解けなくなるといい
いつかひとつになるといい


木枯らしが吹いて淋しさが増すのは何故だろう
乾ききった落ち葉を踏むと靴がカシャカシャと音を鳴らす
 ....
うずまきうずまきぐるぐる巻いて
いつか解けなくなるといい
いつかひとつになるといい

木枯らしが吹いて淋しさが増すのは何故だろう
乾ききった落ち葉を踏むと靴がカシャカシャと音を鳴らす
騒が ....
私達は宇宙の静寂に包まれている。
その内の一人、A君(35歳独身)は一人考え込んでいた。

誰も居ないこのチャットルームで俺が全力疾走したら、
誰かが俺と一緒に走ってくれるだろうか。
四畳半 ....
羊水を飲み込んで
胎内で、死ねたらいい

なにも知らないまま
黒の髪をたゆたわせ、あなたはふたり
目をつむったまま
茶の髪をたゆたわせ、わたしはふたり

出口のないアイホールで
眼球 ....
ある日蛤は石につまずいて転んだ
石は蛤を笑った
蛤も蛤を笑った
蛤は転んでも焼かれても捨てられても笑っていた

なぜなら蛤は喜びの象徴だから
象徴としての蛤は蛤である前に象徴であり
象徴 ....
                  071114


月平線に地球が近づいたので
夜なのか
朝なのか
分からなくなって
月の兎に電話をしたら
声が届く前に
地球は見えなくなっていて
 ....
            071114


昼休みにうしろを見ると
日本語に親しみましょうと
大きな文字が現れて
大きな文字が
日本語に
親しみましょうと
決めつけた
誰かの声が聞こ ....
蜂の子の
蜂の子の気持ちの
眠ったまま齧られる
蜂の子の
場違いな
欠伸

欠伸


乳白色の砦から
半透明の世界から
光ですべてにケリがつく現へと
つまみ出されて齧られる
 ....
大空の広がる屋上も、
そこを飛ぶ飛行機も、
カッターシャツの影も、
檻に思える、

例えば、煙草を1本2本と吸う事が経験ならば
投げ捨てるわけにはいかなかった。

高い山も地球のまるみ ....
語りつくせないものを語ろうとして
思い出せないものを思い出そうとして
居るはずのないものを探して

不可能なものが彼女を永遠へ誘い
可能なものが彼女を埋め尽くし固めていく

彼女が一つの ....
これは詩ではない
でも詩ということにしとく
14歳万引きで警察に捕まって
3人のうち俺が主犯だと
引き受けて
それにはいろいろ事情があった
万引きでも相当大きいのだった
裁判所に ....
浅い眠りから目を覚まして
とりあえず煙草に火をつける
目覚めた原因である上の階の部屋から聞こえるベッドの軋みに
苦笑って煙を吐き出す

壊れて下がらなくなったブラインドは
皮肉にも健全なオ ....
右のまぶたが痙攣している
右のまぶたが痙攣している
乱れて震えて
知らないあの娘と痙攣している
右のまぶたが痙攣している
右のまぶたが痙攣している
左のまぶたの由緒正しきその姿 ....
「これ以上何も要らないんだ」
似合わない無欲
ヘタクソな言い訳で自分を成り立たせてる
何を気取ってる?
その何かさえ未知のまま

情緒不安定
異国情緒溢れる思い出のあの場所
 ....
未熟すぎる、この気持ちなんて
春風に吹かれてどっか飛んでってしまえばいい。

なんにも分かんなくって
何度も振り返っている。それ以外を知らないみたいに。

ただ離れて、また一歩近づい ....
オレは空き缶を踏み潰す

海峡

空を映す鏡

オレは煙草を食いちぎる


夜の波

潜在するものの実体

昼の光

顕在するものの抽象


オレは空き缶を踏み潰す ....
好意施したのなんて
そんなの単なる客としてだから
お前はタツノオトシゴでも食ってろ

と言われ路上に放り出される

曲がりながら伸びて行く道筋を
たどるナメクジですら
確固た ....
起きたら天井に在るはずの照明が
ベッドのすぐ隣にあって私を照らしていた

余りに眩しいので消してやろうとスイッチを
一生懸命 手探りで探したけれど
いつもあるはずの場所にはなぜか
暖かい風 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
帰ろうなつぎ7*07/11/14 22:38
花冠揚羽 欄符1*07/11/14 22:34
手袋を買おう風音1*07/11/14 22:31
まどろっこしい紫苑2*07/11/14 22:27
せいめいしいこ。107/11/14 22:20
俺はそっと吉岡ペペロ207/11/14 21:37
恋はSiriusの遠くゆらめいて[group]りゅうのあく...4*07/11/14 21:17
嫉妬深いの。たのうち107/11/14 20:53
聞こえる平 哉人2*07/11/14 19:59
本日松本 涼607/11/14 19:45
彫刻の顔 服部 剛6*07/11/14 19:24
いつかあなたに追いつくから風音1*07/11/14 17:51
うずまきうずまき冬の恋榊 慧507/11/14 17:27
うずまきうずまき207/11/14 17:24
同性愛者の孤独 : 深夜のチャット : 宇宙の闇を飛行狩心4*07/11/14 16:13
わたしのカリカチュア目子307/11/14 15:36
【蛤の詩】つむじまがり0*07/11/14 13:59
小春日和あおば10*07/11/14 12:29
昼休み2*07/11/14 12:13
欠伸雨女207/11/14 11:15
心象風景からの脱却狩心3*07/11/14 10:48
立ち止まる為の公園 〜 未来 〜0*07/11/14 10:11
ふとした思い出生田 稔207/11/14 9:33
サボテンオレンジ虹村 凌7*07/11/14 6:14
「痙攣」菊尾2*07/11/14 2:15
「離すけど」107/11/14 2:12
「四月前」007/11/14 2:04
海峡吉岡ペペロ307/11/14 1:31
食いたくないa207/11/14 1:27
別世界 あなざーでぃめんしょん①相良ゆう107/11/14 1:14

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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