なぜ そんなにも突然に
優しい言葉を呟いて
優しい顔をしているの

いつものあなたのはずなのに
どうしてわたしはどきどきするの
あなたの言葉は呪文だ
あなたのくちづけは魔法だ
肩越しの ....
無愛想に噛んでいるガムは
世の中つまんないの印
薄汚れたジージャン
色抜けた黒ジーンズ

髪の赤いのは生まれつきでも
やっぱり笑えるほど愉快でもない
泣き出しそうな坊やにだけ
ひらひら ....
通り過ぎた日々
忘れられない想い

通り過ぎた人々
喪失感だけを置いて

通り過ぎた誓い
時間と共に脆く儚く消えた

通り過ぎた衝動
この手ではなにも…何も掴めなかった

通り ....
注ぎ込まれて
無味と無臭の飲み物
ガラスコップの水は

器 照明にはえて
注がれた 聖な液体 みず

私の息づかいを飲み込んで

円筒形を保って

今 筆の勢いはテーブルを揺らし ....
神様がくれた隠し事に
毎日悩んでは忘れていく
何を焦っているのか
やたらと派手な飛行機が
どうしようもない青空に直線を引いて
もしもそれがチャックみたいに開いたら
想像できるのは人 ....
私の家族は四人だと
一瞬思ってしまった
もう父はいないのに…
母、弟、三匹の猫、そして私
それが今の家族構成

母は料理がうまくて
とても頭のいい人で
要領もよく
五〇 ....
 
夜明け前の校庭で
父が賞状を受け取る練習をしている
もう賞状なんて
誰からももらえるはずないのに
ひとつひとつの段取りを
生真面目に確認している
毎日この時間になると
不自由になっ ....
黄昏、あれは
{ルビ樹陰=じゅいん}に眠るあなた
穏やかな目鼻立ちに
風が吹きすぎる
私はそれを眺めるだけの


{引用=かげり
を知っていたでしょうか}

思い出、それは
静か ....
体も
心も
忙しすぎて
疲れてしまったら

大切な
休息の
時間

心も
体も
くたびれている時は
無理をしないで
休ませるのがいい

生き直しが
必要なら
こんな時 ....
争いは
心を
なくす
行為

周囲や
気持ちを
害する
行為

同国人
同士の
争いは
あまりにも
悲しすぎる

みんなで
争いを
無くすよう
願うのが
当たり ....
懐かしい
むかし
歩いた
あの
並木道

あの頃
みんな
とても
とても
輝いてた

通った
なつかしい
あの
並木道

今は
思い出すだけ

もう
行くこと ....
   「ほら これでも食っとけ」 
   そう言ってメクリあげたスカートが ひるがえった空に
   燃えて 灰になっていった 秋

   喫茶店の横でたむろしながら
   目線でくねくねと犯 ....
熱のいちにち。

いっこうにさがらぬ苛立ちから


どうでもいい


と、なげやりな僕。


窓をあけたら


プラスチックのような空が

雨を待ってた。
 ....
爆弾が墜ちると
デマが流れた街で
警報に追われ
バンクするカーブを走った
この街の建築は
爪先から斜めに削れていて
鋭角に尖った
笑みを浮かべている

濡れた雛鳥の翼
抱えて
ひ ....
      
     僕はどうして生まれたのでしょうか
     どうして 生きているのでしょうか
     僕がいることで
     一体誰が喜んでいるのでしょうか
     僕が生きて ....
「嗚呼、違うんだ本当は。」
「何が違うというのか?」
狐はニヤりと笑う。
寝たふりなんぞ通用するものか。
畳の上、寝転んでいると狐は甘えるように背中にもたれル。


飛行機事故の記事 ....
今日も街には危険な香り
七色に輝くこの街が
俺を何処かへ走らせる
倒れる訳にはいかないのさ
例えどんなに苦しくても
誰かが俺を待っている

Fly to the heaven ....
いつもこの電車を
乗り過ごして
海に来てしまう
もう誰もいない
スコップで掬って
持ち帰れるような
銀色の風景

はだしになって
ひとしきり砂を蹴り
波を相手に追いかけっこをして
 ....
夢の中でも、

顔はハッキリ思い出せず、

ぼやけていた、


ぼくは悲しくて、

泣きながら目が覚めた、



まだ夜明け前、

月がまだ名残おしそうに光っている

 ....
枝分かれしていく 夜の
長く、しなやかな腕は
わたしを覆いながら それぞれ
しだいにたわんで その先端からやがて
着地し、朝に触れる



不必要なほどに震える あなたの
声と、指先 ....
ぼくの聴いてるラジオはあたらしい

ピアニストが突如演奏を中断すると
「残業してる父親からの電話でした。」
とひとことコメントして演奏を再開する

しかもその放送を聴いているのは中年男性三 ....
手紙を書こうと思います

手紙に包みたい言葉を
一つ
二つ
頭の表面に浮かべては
想いを添えて文字にします

すると
私の声が録音されて
音となって
あなたに届きそうな気がします ....
(笑いに隠れた笑いが
私の笑い)

どうしてこの道なのか
花は空から伸びた手に向かって
口を開けている

私は守られていない
だが私は産み落とされた

体の奥に染み込んだ
遥かな ....
昔が辿る
私への流れ

風は撫でて
鳴き声が猫になる

陽射しから誘われた
笑いのように言葉は拒まれ
今が混沌から放たれる

海辺は溶岩の岩ばかり
みかん畑へと続く坂

おい ....
わたしの
I love you
には
こころがこもってないよ
だから
コーヒーを
トーストにもしちゃう

りんごのパンが焼きたいとか
イーストフードから金属を抜いて
銀のスプンを接 ....
可哀(カワイ)い、レンズ。


円筒の、真下、砂粒の上で微生物をあやす。

むすんでひらいて其の空は、押し潰された甲虫に似ていた。(私は多分に嫌悪しています)

網膜なんて外れていても、 ....
  抱きしめて 歌を (歌を、)



  あなたの 匂いや 
  あなたの 皮膚や 
  あなたの 内の世界

 
    特急電車が好きだった 普通電車と違って
    特急電 ....
感謝なんてきれいごと

ひとから言われたくない

いのちは永遠だなんて

おまえから言われたくない

未送信

近頃の紅葉がうつくしくないなんて

勝手なこと言わないでください ....
雲の影が
大地に映って

窪んだ土地に
雨は集まる

湖水は生成されて
鐘楼のような高い場所で

水面に雲は捕捉され
風が起きる

雲の鏡像は乱れる

人は湖畔を歩み
平 ....
乱雑にした
花のなか(花って
とても便利
だって
色彩があって
複雑)
文字を
ドロボーした
心のあやも
花のなか
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
なぜ そんなにも突然に[group]よしおかさく...3*07/11/28 17:56
スーパーで3*07/11/28 17:53
喪失中原紗稀1*07/11/28 16:44
ガラスコップの水アハウ3*07/11/28 16:31
隠し事小原あき7*07/11/28 15:28
家族麻生ゆり6*07/11/28 15:25
表彰たもつ707/11/28 14:08
黄昏、あれは石瀬琳々6*07/11/28 13:50
故郷妖刀紅桜3*07/11/28 13:20
争い2*07/11/28 13:16
今は・・・1*07/11/28 13:13
ジャズ・マシーン鴫澤初音207/11/28 12:31
そんな空をSa;207/11/28 12:26
S.O.S ———この星が落っこちる前に佐野権太5*07/11/28 11:20
自問無答の詩涙(ルイ)5*07/11/28 11:13
同棲。菊池ナントカ007/11/28 11:09
Fly to the Heaven虹村 凌0*07/11/28 10:12
冬の海shu407/11/28 3:11
男の子。角砂糖307/11/28 2:35
かさなりつづける、朝に望月 ゆき40*07/11/28 1:29
あたらしいラジオA-294*07/11/28 0:12
神話参はらだよしひ...207/11/28 0:08
神話弐107/11/28 0:07
神話壱007/11/28 0:07
ジャムとりんごの関係ないよ友里納207/11/27 23:28
背中ICE107/11/27 23:20
歌を鴫澤初音207/11/27 23:12
とことん疲れれば吉岡ペペロ207/11/27 22:42
鏡面のさざ波アハウ207/11/27 22:38
こんびにえんす☆おはなペタ007/11/27 22:27

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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