日々! 高度の中での 残照 悪意ある魔術 そして 安酒!
高い 眼下から 酒を 飲ませよ あの 労働者の 頭髪に!
更に 高い 山々から 自由の鐘を 鳴らそう
そして 一番 低い場所で お前の  ....
いつまでも 大切にしまっていたかった
けど もういいかな って 思ったんだ
冬の明けない 西の空の蜜柑色した 思い出
雲の過ぎ行くを裾野にみては
ため息の理由
この胸の辺りまた今日も零れ落ちてゆく
明日くるを忘れさせた 空
一人 風に触れることもなく過ぎていった 午後
お漬け物と繕い物と ひなたぼっこ
君が爪弾いたギターから
粗野な音がばらまかれて
僕の部屋の天井に沁みを作る


それらは光をうけて
くすくすと輝きながら
一つずつゆっくりと
確かに覚醒してゆく


指先で繋げて ....
 誰もいなくなった
 傷付いたスーパーマーケット

 一階には生鮮食品売り場があり
 上には日用品売り場と
 もう一つ上に家具売り場が
 整然と人知れず並べられていた

 蜜柑は一 ....
かんかん鳴る階段をあがると
お隣さんの
ドアノブにかかる
ビニ傘
ドアの前に置かれている
飲みかけのコーラ
朝には片付けられてたけど
帰ってくるとまた
首を傾げ
なんだろうと訊いてく ....
「言葉足らずでごめんね。」

君に比べれば、僕が伝えられる言葉はすごい少ない。
うまい表現や比喩とかそんなの全然わからない。

勉強はしたんだよ。少しでも君に僕の伝えたい気持ちを分かって欲し ....
ばっさばっさ。


ひかりがまだとおい、
ななめまえの目標は まだななめまえのまま
光源らしからぬ ぼんやり加減で眼前、から はなれない


羽、では力がはいらない。
翼と言い切る強 ....
新しい朝




新しい風だ
朝、
部屋を出て
飛び込んでくる
空の青
凛としていて
高く、高く
季節は秋だ
靴を履いて
エレベータの前で
きみを待つ


きみを自 ....
壊して
確かめる
この気持ちの意味
そして
終わったものに
ひとつずつ順番に
名前をつけて
それで
安心する
陳腐な構造で
思い込みの螺旋を
縺れながら滑り落ちる
交感
ある ....
ふわり
ほろりと



繋いだ手がほぐれてく




愛情も
憎悪も
変わりはないでしょう



肌の温度は
二人とも同じで
あまりにも心地良い ....
全部デタラメだったから
夜の濁流に呑まれていった
慌てふためいて流れ落ちる星を見た
消え失せた彼女の背中が白く浮かんでいた

誰かの手が加われば痕になる
だから誰も必要としなかっ ....
クリスマスに向けてラブソングが氾濫して

でもラブソングを聞いて思い出すのは

ツリーを飾ってある実家の居間から見た

黄昏れの深い緑

恋人と過ごすクリスマスに憧れた、いつも通りのク ....
夢の中ではいつも方向音痴
歩きなれた道なのに
なかなかたどり着けない
いろいろな障害を乗り越えて
長い長い道を歩く夢の中

巨大なヘビに追いかけられて
逃げ込んだ場所が
おばあちゃんち ....
資格というのは裸を晒す、他のお宅の感情を出すこと、
順調に平成に変わった、自虐的にインターフォンを押す、
ビニールハウスでワイドショーを見 て、
何から語るべきか。
あなたが殺したバブルはヒ ....
時間の狭間は裂けながら君を飲み込もうとしている、逃れる、逃れないじゃなく
それが運命というものだとしたら君はどうする?古い雑誌を読んでいた―忘れたものを取り戻そうとするみたいに
野良犬 ....
あの光 野の光

遠く続いてく 丘の緑

満月の夜に 話をした

色をとり色を読む

あの光 野の光

まだ覚めきらぬ 思い出

カーテンのゆらめき 慟哭

色は消えて色と ....
 
 
 
 あかるさはどこまでも横柄に白を敷く
 影は飄々とやってきて知らぬ間に返して黒くする
 律儀な神様は繰り返す
{ルビ 私たち= ・・・}は素直に受け入れて
 なにも疑わない
 ....
遠い遠い宇宙の空から
ひとりの女の子が
地球をのぞいておりました

「あら? あれは何かしら? なんだかとっても大きな草むらがあるわ!」
 
女の子といっても
髪は男の子のように短く  ....
何笑ってるの?

俺何か変か?

格好つけてるって?

良いじゃん

お前 俺じゃねぇんだし

何言ってもいいけどさ

俺にとっちゃ

お前ダセーぜ
誰かを救いたがってる自称詩人は

溺れかかっている誰かに

自らの手ではなく 詩を投げつけるので

いつだって誰も救えなくて

いつもいじけてばかりいる



自分のことしか書 ....
ゴダールの中で女が叫んだ

芸術とは フォルムを人間的にするものだ と。

生きた人間は、しばしば死んでいる
私はそこに存在していた
ただそれだけだ


あなたは 見ている


 ....
豊かさの中で
ぼくたちは泣いている

ほしいと思ったものが
いつでも手に入るから
いつでも捨ててしまう

持つべきものがなくとも
誰かが持ってきてくれる

便利さだけでは
豊かに ....
{画像=071202010012.jpg}
日曜日の昼下がりに
ぼくは窓に厚いカーテンを降ろす
日は高く空気は膨らんでいる
日光を部屋に入れてはいけない
厚いカーテンを降ろし
コカインを傾 ....
バス停に置かれた 
切り株に腰かけ 
川沿いの道の向こうにある 
斎場を眺める 

{ルビ一月=ひとつき}前に 
木魚の響くあの場所で 
遺影の額から微笑した 
老婆のからだはすでに溶 ....
私は祈っている

シナモンロールをフォークとナイフで食べることの違和感を覚えながら

私は気づいている

届くようにという願いの半分以上は届かない

私は祈っている

と ....
乱視の僕の世界
蝿のざわめく青空
蟻のうごめくアスファルト
猫の舌の様に泣いてみた

懺悔はトイレで吐くのがエチケットで
飛ぶ鳥が落ちるのを願うのが祈りで
神様は武装して何処へ?
子供 ....
 
 つまらないつまらない
 まとまらない 白みがかって
 結局
 なにもない
  つまらなければおもしろくすればいい
  なにもないなら作りだせばいい
 いつも湧く言葉を知って ....
 少しでもいいから綴っていこうと思う
 一日10分でもいい、一文でも
 誰に気兼ねするもことない ひとりあそび
 試している
 私の内臓を放ってみている
 楽である
 内臓 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
中間地奥津 強007/12/2 9:11
それは ひより3*07/12/2 8:23
遠鳴り0*07/12/2 8:22
窓の外は冬もとけ1*07/12/2 8:17
プラネタリウム藤原有絵3*07/12/2 7:57
心のビルdoon007/12/2 6:18
警告FUBAR5*07/12/2 5:40
言葉、足らず。クロイソラ107/12/2 4:13
イカロス途前(1+1)/...2*07/12/2 4:03
「新しい朝」ソティロ5*07/12/2 3:59
ラスト大覚アキラ307/12/2 1:43
世間体ロリータ℃。407/12/2 1:36
「プラチナ」菊尾107/12/2 1:34
独り者には悲しい季節ですね。考え方次第だと言われても。短角牛207/12/2 1:16
夢の中ではいつも方向音痴壺内モモ子4+07/12/2 0:33
デブが書き込む境内を横切って青木やっちゃ...007/12/2 0:22
ホワイホロウ・シカ...2*07/12/2 0:16
色をとり色を読む斉木のりと107/12/1 23:45
徒然 五鎖骨1*07/12/1 22:59
スキッピング ロープ007/12/1 22:44
バイバイ 友達っぽい人kei99007/12/1 21:55
自称詩人涙(ルイ)1*07/12/1 21:43
あい という芸術のかたちエチカ2*07/12/1 21:14
豊かさの中でぽえむ君18*07/12/1 21:12
カーテンを厚く閉ざして[group]beebee2*07/12/1 21:08
風のこころ 服部 剛207/12/1 21:01
祈り冬蜜柑107/12/1 20:41
スイサイかるび3*07/12/1 20:29
ひとりあそび九谷夏紀107/12/1 20:14
放る007/12/1 20:13

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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