ああ
そこの
ここからそこの
すみずみまで
感じている生命よ

あなたのそこの
感覚鋭く
ときには鈍い
生命よ

わたしは悲しい
青い鳥
空は命に溢れても
この地上の
 ....
言葉がなければ考えることはできないなんて、大嘘だ。
誰かに見える形で考えを伝えるツールとして、言葉があるだけ。
言葉は思考を変換するツールとして最も優れているが、思考は言語では行われない。
思考 ....
 
やってきたことが
無駄になるかどうかは
自分の気持ち次第
 
無駄だったと思えば
無駄になる
 
無駄ではなかったと思えば
意味有るものになる
 
 ざらめ雪
  背筋も凍るほどの
  ゆっくりと吐息
 体中が
  シーハーする
  檸檬を握り潰して
 吐息
  体中に染み渡る愛撫
  指先と
   指先の会話
 絡まり合う時 ....
彼女は何も欲しがらなかった

彼女は今を大切にしていた

彼女は周りを大切にしていた

彼女は「今が幸せ」と笑ってみせた



(私の理想は、いつだって貴女)



風が冷 ....
雪が降る
その国に
女が積もる

という字の形をして
組み合わさって
結晶を構築して
やがて
細い
細い
洞穴となる
思春期のこと
その奥の奥
たどり着いた先に
赤ん坊が ....
唇に唇を重ね
あなたの甘い血潮を感じていたい

目を閉じて
あなたの髪の香を嗅いでいたい

胸と胸とを合わせ
あなたの鼓動を聞きたい

抱きしめて
あなたを我がものにしたい

 ....
いつも待ってくれている
私がここに帰ってくるのを

表情はいつも違うけれど
優しく微笑みかけてくれるような
そんなあったかさがある

毎日毎日またせてごめんね
明日はもう少し早く帰って ....
神戸で真珠が有名なのは

真珠の良不良を見分けるのに

六甲の山にあたった柔らかな光が

最適だからだということを聞いた

なんとステキな話しだろうかと思う


この街でうまれ
 ....
今だって現状はたいして変わってない
数え上げればキリが無いほどの、嫌な事
片手で数えられれば十分な程度の、良い事

笑顔に意味を求めなくなり
ただ自分を社会に馴染ませながら
日々を振り返る ....
そーっと隣にいる

いつでも話を聞く

やさしく抱きしめる



それが僕にできるすべて



刺激を求めないで



これが僕にできるすべてだから
  痣が むこう三軒隣りのお姉さんの腕に塗り込まれていた
  
  (おはようございます)

  そう 言わずに  黙礼を交わし合って 互いの痣を青く

                  ....
    違法駐車を繰り返す   狂う
    
    音をたてて歩き続ける   狂う

    
    死ねって何度言った ? 

    唇が 
    繰り返す 
   
 ....
この大粒の雨は、

誰かの涙なのだろうか。

肩や頭に、ぽつぽつと。

降り注ぐ。

良い気持ちじゃないけれど。

少しの間、泣かれていよう。
遠い昔だった様な気がしているし、たった今過ぎ去ってしまった過去でもある様に、静かに流れて、少しの間立ち尽くす。
冷たい陽光を睫毛が遮って、風景の彩度を狂わせた。聞いた事のある声はしない、足元から背後 ....
私が貴方を追い掛けた青春時代
若かりし頃の映像に
あの頃へタイムスリップ

あの頃の貴方が
「唄の道だけを
 唄だけの事を考えて
 生きていけそう」
と言った言葉通り
今も貴方は唄い ....
夜は私に薄くて頑丈なバリヤを与える。
バリヤの中で幾ら絵を描いたって、
ひとりであることに変わりは無い。
手を伸ばすも 月は遥か遠く、
薄っぺらな毛布はツギハギだらけ。
沸き起こる破壊衝動と ....
前足をつかい
口をつかい
つぶさないように
犬はみかんをじょうずにころがします
わたしがきれいにむいて
ひとふさ食べさせてやると
犬はすっぱそうな顔をして吐きだしました
しかし犬は段ボー ....
 
 
 
 
二人の住む街は
汚れた雪しか降らないから
きみはそれしか
知らないでいる
 
街灯の光は
ぼくたちの知らない間に
静かに青白くなっていって
だからこんなにさびし ....
乾電池が足りない
と昨夜寝言を言ったあなたは
夢の中で久しぶりに
何を作っていたのだろう

今日は朝から雪が降ってる
あなたの故郷のように
たくさんではないけれど

もう誰も
あな ....
私は平凡ですが
詩人は王族にもなれますし
妖精にだってなれます

けれど
愛されたいからと

あなたの愛する人に
なりすましても
無駄でしょう

あなたの
こよなく愛する
姪 ....
お茶が入りましたよ

せんべいでも食うか

雪降り始めましたねえ

あったかいお茶はいいのう

こたつでみかんでも食べますか

雪が綺麗じゃ

もう少しこうしていますか

 ....
枯れ木をライトアップして
ごまかしてる家は
きみのであってください

ツリーだとかんちがいをして
サンタはその家を目指すよ
僕はすずをしゃんしゃんってして
サンタを導くんだ

枯 ....
ずどん
と降ってくる

忘れていた
昨日 投函する約束だった
あの手紙のこと

鼓膜を破るほどの 響き
もし 頭蓋骨の中が空洞ならば
きっと 永久に反響し続ける
そんな感じの 響き ....
夜のアスファルトに響く
女の足音は 毎夜何をしに来るのだろう
その足音は 決まって必ず湿っている
扉のまえで それはピタリ
と止まり
重いけれど圧力のまるで無い
気配のまま夜明 ....
土壌が土壌を掬い上げて
つるると滑る
日本人の顔が 45℃傾いて
土壌が
海抜ゼロメートル地帯に
三日月型の太陽を落とす

花火大会のカキ氷マシーンは
トーキングマシーンにそっくり
 ....
窓の外を眺めろ
夜だ
空白がやってくる

ネオンの光に何があるというのだ
美しさに中身は伴わない
いつも置き去りにされているじゃあないか
本を買わずに店を出る
夜風に我を忘れる時間のな ....
少年が泣いていました
つばのある帽子でしたが、ガラスにぶつかって
へにゃりと泣くのが印象的で

忘れもしない
月曜日
誰もいない観覧車
あの小さなゆりかごに
私たちは別々のBOXのなか ....
朝がわたしを起こす
光の言いなりに顔を洗ってそれから
わたしは適当な時間が来るまで時間を潰そうとしている

適当な時間
適当な時間
適当な時間

被害者Aが言った
被害者Bが言っ ....
冷たい風が吹いていたその日
冬が近いのを感じていた
君がドアを開けた時
僕は地下鉄で眠っていた


君が奪われたものは何だったのかな
ドアを開けた時
知らない顔の君がいた
君から香 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
生命よ小川 葉307/12/11 1:48
ありがとう佐々木妖精6*07/12/11 1:29
11次元☆★107/12/11 1:26
思考の恋人狩心2*07/12/11 1:21
Birthday三奈1*07/12/11 0:54
スノードーム小川 葉207/12/11 0:44
抱擁いまじん107/12/11 0:38
夕焼け空優羽2*07/12/11 0:31
山の光吉岡ペペロ007/12/11 0:16
ただ一人、恵みの雨を待ちわびる松本 卓也007/12/10 23:47
できることユウ007/12/10 22:58
重ね鴫澤初音407/12/10 22:57
懐柔307/12/10 22:56
なみだ。狠志107/12/10 22:46
冬の日 二龍二107/12/10 22:41
いつまでも貴方の傍で…@ショコラ207/12/10 22:10
つきあさみ007/12/10 21:43
犬とみかん壺内モモ子5*07/12/10 21:42
処女雪森さかな207/12/10 20:21
スノードームたもつ1307/12/10 20:13
愛されたい、青い鳥。シュガー・ソ...6*07/12/10 20:11
縁側そらの とこ2*07/12/10 18:34
cristmas for childcass2*07/12/10 17:38
ずどん大覚アキラ107/12/10 16:54
認知こしごえ3*07/12/10 16:41
傾斜角狩心2*07/12/10 16:32
空白[group]よしおかさく...1*07/12/10 14:37
ゆりかごと少年エチカ3*07/12/10 14:18
[group]よしおかさく...107/12/10 14:03
水道局員水口わする107/12/10 9:42

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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