24時を撃て!
5分前ではいけない
5分過ぎてはいけない

ピアノソロ始まって
その時刻
最高に高まるはずが
いつも不満だ
音に文句は言いたかないが

24時の音は何とかしてくれ
 ....
自転車に飛び乗って聖蹟桜ヶ丘へと漕ぎ出す
夕刻は燃えはじめていて
ペンタブレットを壊してくれた天使に少し感謝して
関戸橋
私みたいに粋がった多摩川を見下ろした
嵐がえぐった流域は
新しく生 ....
この管理社会に狂気を携えて
部長の頭をかち割るぜ

この管理社会に狂気は正気
いじめる奴は股裂きだ

不条理 矛盾 渦巻いて
叫びにならぬ 嗚咽 飲み込む
今日も晴れ
元気ににこにこ ....
彼女は僕の詩だ
光り輝く日曜日
彼女は際限なく
僕に降りそそぐ
恵みや潤い
優しいぬくもり
彼女は僕の詩だ

彼女は僕の生命の源
これくらいは未来があって

このくらいは過去がある







なにもしらない。

が、どれほどの弱さと強さをうむか。

ぼくはまだ、しらないでいる。


まだ ....
妻との空


コーヒーハウス
霜月の昼
コロッケ・ピラフ
翻る女さざめく
雰囲気になじむ

美術館
妻と二人
平山郁夫語りあい
笑い声
あれは女だ

アサヒスーパ ....
軽快なモーニングコールで
目覚める僕の朝
 
始まりの鐘が鳴る
まだ 眠ってたいのに 
 
布団のブラックホール
もう少しくらい
あと少し
 
引き寄せられて
引き伸ばさ ....
     


朝焼けの 光の中に 立つ影は 鏡を無くし 空を見上げる




あなたの言葉が 今も 耳に残る
点滅する街燈の 下は 黄昏時
じっと見ていた あなたの顔を 遠ざかっ ....
唾液
の中に
残る記憶が
行き場を失って
外に
吐き出される

消滅音は
未来
店頭に並ぶ

果物が
口の中で
溺れて

切れた唇
上手く発音できない
歯は
トウモ ....
灰色に曇った窓の雫を
つ、となぞると
白い雨は上がっていて
弱々しい陽射しの予感がする

こうして朝の死角で透けていると
ぬるい部屋全体が
わたしの抜け殻のようだ

だんだんと色が濃 ....
こんなに幸福に笑っていられる時間が
なんだか少し 怖い気がするよ
明日になれば何もかもが
ウソに変わってしまいそうで
あなたがそばにいてくれる
今日が止まってしまったらいいのに
時が過ぎた ....
街の片隅で 捨て猫のように凍えているボクと
傷だらけの君の瞳の中に
同じ色彩が見えていたら
それはたぶん
愛と呼ぶのだろう
 


ふたりが十字架を構成するラインになったら、
今度こそは誓いをたてよう
なまぬるくって抜け出せる程度
うらをかける隙をのこしておこうね
あなたはなわぬけが得意だから
そくばくに気 ....
空に飛沫を上げ
雨飛ぶ

暗雲しかし
太陽の眼光
硬直した頬を打つ

漆黒の夜しかし
太陽の眼光
蒼ざめた心臓を打つ

蒼ざめた空を見上げる
蒼ざめた夜がやがて来る
それでも ....
言葉の言葉は。(分かり易く帯を付ける)

実体の実態という実体でさえ。(脳を揺らす)

のされてしまった、

のされた、

のされている。(「言葉だけになってしまって」/「あいろん」「 ....
ソファーの彼女は雑誌の右側しか見ていなくて
星占いによると君は明日死ぬらしい
ポストに入った絵葉書を手に取って 遠くに行ったアイツの口癖真似る
面影ばかりが此の街を覆って
住民は一歩を踏み出せ ....
しわしわの祖母の指を見る
指のシワはそのまま五線譜のようにのび
窓を抜け
空の彼方まで飛んでいった

飛びつづけた時間の
縫いとられた時間の
針と糸の通った縫い合わされたところ
日々の ....
 
 
 
 
 
 
耳の、奥
疼くであろう膜は
憂いのように湿りを帯びて
たしかな変化を
告げる
 
その呼び声に
ほんの少し瞬いたあと
通り過ぎる光の筋は
私が知る ....
 昨晩は錯乱して
 まるで
 密林で春をひさぐ女たちの
 割烹着に付いたシミのよう
 
 木漏れ日の夜を塞ぐバスクが
 なりをひそめ
 フランス調の哀歌が響くとき
 騾馬に詩歌をつまび ....
なぜか君の名前をググってしまう いつもなら
真横から朝日を浴びる時間に
ライトを点灯させた車が
飛抹をあげて通り過ぎていく
ふいに
まだ夢が続いているような
不安にかられる

クレーンを折り曲げた重機が
ごうごうと ....
世界を愛したり、隣人を憎んだり

二股かけたり、三股かけたり

そんな器用なこと、できないんだ


劇的なことのなにもない

はり合いのない日々だよ


世界を愛したり、隣人を ....
母は
今も悔やんでいる
父が逝き
毎日
毎日
こんなにも悲しいのに

泣けないのはなぜだろう、


私もそうだ
父の
いるべきそのあたり

ふすまを背にした
低い食卓
 ....
例えば君が思うこと

赤い自転車 甘い香り 新しいシーツ

より良く僕たちが暮らしていくために必要なもの

例えば僕が思うこと

おいしいごはん 楽しい夢 ふわふわの毛布

明日が ....
                   071213



 なにかをもとめてなかにしさんのうちにゆくと、
かけらのようなおとこのこがかけてきて、
たもとをひっぱるので、
なくなったはずの ....
夜を、
わたしの、夜を、
誰かがたやすく追い越して
ちがう、
誰か、は、
待ちぶせる



かけら、
手のひら、かけ、ら、
わたしの言葉は瞳を閉じ、て
もうじき嘘になる ....
 街角には、白い柱が一本立てられている。象牙の色のなめらかな小さな突起に覆われ、大人が手を回しても少し届かない程度に太く、もたれるのにちょうどいいへこみがいくつもあった。 手を触れると、人によっては柱 .... きよらかな ふゆの
卵を ひとつだけ 
孵らせる ために
些細な じぶんを
しきりに ふりおとす 
愛してもらいたいなら愛さなければならないとか誰かが言ってませんでしたっけ?
俺って実はプライドの高いさみしがりなんです知ってたかい?
愛せるものも見つからない俺って愛される資格がないってことで ....
たとえば鏡を覗きこんでも自分が見えなくなったとき

そこに詩が生まれる




たとえばシャーペンの芯をシャーペンの先から入れようと

凄い顔をしながら必死になっている人 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
24時を撃て音阿弥花三郎107/12/14 18:02
夕刻・聖蹟桜ヶ丘たちばなまこ...8*07/12/14 17:32
この管理社会に・・・アハウ6*07/12/14 16:23
だいたばし007/12/14 16:20
過程Sa;107/12/14 15:41
「妻との空」生田 稔407/12/14 15:38
グッドモーニングノウム107/12/14 13:26
暁の空川口 掌5*07/12/14 12:31
瘴気の壁狩心2*07/12/14 12:24
ふゆの空蝉銀猫18*07/12/14 11:58
ひとりぼっちの風涙(ルイ)1*07/12/14 11:36
共通項4*07/12/14 10:57
あいしてるちぇーん哀詩007/12/14 9:59
雨駆ける時結城 森士007/12/14 7:31
ことばの×4[group]ゼロスケ107/12/14 4:08
STARDUST000007/12/14 3:30
五線譜服部聖一407/12/14 2:02
伏し目山中 烏流207/12/14 1:03
 騾馬/蜘蛛/鬼/ピーカフ鈴木107/12/14 0:43
恋の予兆めぐちみ007/12/14 0:00
雨の街、雪の橋佐野権太15*07/12/13 23:28
はり合いのない日々吉岡ペペロ007/12/13 23:17
日時計uminek...9*07/12/13 23:13
スフィンクスのお漏らし斉木のりと107/12/13 23:07
中庭あおば3*07/12/13 23:04
オセロ[group]千波 一也9*07/12/13 22:43
なにかの柱リーフレイン307/12/13 22:34
そろもん(木の歌)みつべえ507/12/13 22:26
心臓を吐き出そうかと思いまして榊 慧807/12/13 22:10
詩が生まれるときと消えるときむむ207/12/13 21:57

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