涙をぬぐう手の甲ごしに
おまえが見つめた火の生きものは
空に焦がれて死にかけていた


朝は目のようにゆうるり動き
世界は風のなかの風にたなびく


こすり
火を生み
 ....
   時は溯りくらりとした煙管
   沖田はどうして死んだのか 労咳ですよ、
   分らない 歴史(ペントクラフト)



   あの人が以内 人生とは「棘の道の夢の後」
   あの糸が ....
走る。

地面を蹴って。

斜め前に跳ねる。

走る。

そんな気持ちを。

全身で感じる。

走る。

軽快な歌を聴きながら。

口ずさみながら。

走る。

 ....
投げてよ
こっちに
液体

あなたの笑顔に撃ち抜かれちゃった
なんて
悪い冗談

氷水は飲めない
きらいだから
熱いものもダメ
猫舌だから
常温がいい

常温がいいよ

 ....
生まれたばかりのぼくの情熱よ
何処まで行くのだろう
此処か其処か
いや、何処でもいいんだよ
疑いたいのさ 単にぼくの実存を
そもそも情熱なんか無くたって……
結末は観て仕舞うなよと貴方に怒 ....
近づくクリスマス・イブに
街は華やいでいる
通りを歩くカップルは
皆 幸せそう


艶やかなイルミネーション
眩しいツリーのショウウインドウ


きらびやかな中に
とり残されてい ....
いまのところいつでも

あなたのなかにわたしがいて
わたしのなかにあなたがいる

   ・・すごく、すてき。
■「知らない金属の話をしないでください」


■「ぼくと話しても、あなたが知るということはありません」


■「どこかへ金属が行ってしまったのです。話をしてください」


■「 ....
けっこうそれは近いのだ
もし呪いだとしたら
あまりにも空白であり
ところで私は充たされているのだ
あまりにも空白であり
公園の側の枯れた並木を通る
あまりにも空白であり
ところで私は充た ....
ふたりを分かつのは

生死ではない気がするのです

だから

また逢う日までに

あなたについていた嘘を

本当にしておかなくてはならないのです


たとえばぼくは

善 ....
つまり
どうだっていいんだってことを確認するだけの思考回路
わたしはもういいかげん
大人になってしまったので
バカらしいことばかり増えて
「そんなのどうだっていいんだよ」
って言うためだけ ....
対で構成されている//眼球、肺、腎臓、四肢、/どうして命はひとつしか/与えてくれなかったの/かみさま///ひとつしかないから大事な命って/それなんかおかしくないですか///一回死んだら/またどうしよう .... 観耳耳耳

時事時事爺

子呱々茲

聴き聞き危機鬼

痢痢痢痢痢離痢

首里首里首里腫

サラバ

TOKYO

オレハ

旅に出る
あーだこーだとゴタクを並べてないで
目の前にあるペンで思うままに絵を描けよ
模写でもなんでもいいから描けよ
いちいち考えてたら
あっという間だ
どうせ君は暇なんだろう

目の前にペンが無 ....
 わたし知らない
 あなたの海を
(わたしは知らない)
 四季のない南国で生まれたことを
(どんな人間も知っているのに)
 銃口を突きつけられたら 黙ってしまうことを
(どんな人間も知って ....
{画像=080513015507.jpg}


自分を果てしなく励ましながら生きていく、

そんな生き方しかできない、

気がしないか?

自信もなく、

実績もない、

あ ....
アスファルトに
心臓を打ち付けて
白線に
手を伸ばす
剥きだした 傷跡

           指 は

震 えて

           チェックメイト

後ろ指
指さない ....
にゅうすぺぃぱーとかいうものには
お皿に盛った、たくさんの不幸せが
食べ散らかされているようです

幸福とかいうやつが
いつも私の目標ですが
そいつはいつも笑いません

今日も電車に乗 ....
在る様に見えた向かいのプラットホームに
止まる列車ばかりを待っていた

落ちかけた陽に照らされ
辺りの羽虫も塵も金色に飛び交う中
次第に此処へと近づく車輪の音を聴いていた

けれどそれは ....
永遠ども! はるか 向こうで 
巨大な 幻視達が 踊るまで

そこに 妻の死体がある
見えぬ部分に 彼女の墓地がある
永遠どもは 最終を 語るが
冥府では 巨大な 鬼達!
そして おれを ....
今までのキセキが
私のキセキ

生きてるキセキが
私のキセキ

これからも
キセキを生み出す

それさえも
キセキ
カエル声 夜風に乗りて 吹きわたり 遠くに近くに 満ち満ちて

月の夜に 声に誘われ  散歩へと  ふらりと向かう 田んぼかな

カエル声 風へとなりて 稲そよぎ  大気に満ちる その生命
 ....
感情を上手く話そうとして、何度も口を開けては閉ざした
感情を上手く捉えようとしていたが、目の中を覗き込むほどの
信頼ひとつそこにはあるわけではなく
不安の色は青空を埋め尽くす雨雲みた ....
      寒椿の深紅を映している
 モノトナスな庭に こだまするのは
    絶え間ないタナトスの呪文と
透明な四次元におののく血のなかの声

  DoCoMoの鉄塔を透して見上げれば
 ....
風に問う前に
石について知れ
幼きうちによく走れ
裸足の土踏まずで草に口づけて
幼きうちに思うまま遊べ
そのときにしか出来ぬことが知れるのは直ぐだから


 ....
テレビのリモコンボタンを押して 
ワイドショーを開いたら 
闘病中のある歌手が 
病院内の階下に身を落とし 

後日の葬儀で 
ひとりのファンが 
霊柩車の後を走った 

本屋で手に ....
亡き人を偲び 
酒の机を囲むと何故か 

予想外におまけな 
一本のビールや 

皆の和に 
入りたそうな誰かの為に  
余分なグラスが運ばれる 

皿に盛られたつまみはどれも 
 ....
数列のように確かな存在で
鎖のように深く凛と
続いていきたい
あらゆる事を差し置いてでも

混じり気の無い色に
侵蝕されていく
それは冬の中心に似ていて
意識が霞がかるの ....
今日もあなたが
いこうとして、
それでもやっぱり失敗してくれることを
俺は望む
   どこへゆくのか空はそら
   しんでもしんでも空はそら



   プリーズ。 プリーズ 空の楡和
   かわれば 変わる 空の顔



   しんでもしんでも改札口の色 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
こだま 手のひら木立 悟407/12/18 17:18
   紅と指紅山「そわか...107/12/18 17:16
走る。狠志507/12/18 16:17
常温チアーヌ207/12/18 15:36
児童に沸き起こる情熱蘆琴107/12/18 15:04
イブの憂鬱渡 ひろこ10*07/12/18 13:54
なかに、いる。[group]長谷川智子5*07/12/18 13:51
無題10010307/12/18 13:39
風塵石川和広8*07/12/18 13:32
また逢う日までに吉岡ペペロ107/12/18 13:29
つまりチアーヌ807/12/18 10:26
_猫之面007/12/18 10:24
烏合の衆kei99007/12/18 3:34
Audegeu...007/12/18 3:18
雪の結晶[group]狩心5*07/12/18 2:32
尖り行くもの[group]beebee307/12/18 2:20
交差点揚羽 欄符19*07/12/18 2:06
哂うしろはたエチカ3*07/12/17 23:29
落陽松本 涼707/12/17 22:41
奥津 強107/12/17 22:18
キセキ (奇跡/軌跡)緋月 衣瑠香6*07/12/17 21:58
アマガエルguchi_...007/12/17 21:56
イノセントホロウ・シカ...1*07/12/17 21:52
モノローグ信天翁207/12/17 20:52
好きに名づけてくれ鎖骨1*07/12/17 19:30
空の五線譜 服部 剛307/12/17 19:20
グラスの影 607/12/17 18:30
「詩境」菊尾3*07/12/17 18:07
宛てチグトセ107/12/17 17:24
   しんでもしんでも空はそら紅山「そわか...307/12/17 17:01

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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