もし彼女がさよならをいったなら

今の私は幸せだったでしょうか

もし私が出ていかなかったなら

あのときの彼女は今もいたでしょうか

もし、もし

ふたりがおわかれしなければ
 ....
美しくなった、本当に
美しくなった
成人を迎えるからだの中から
魂の
幼い部分だけ
すくい集めて
投げる

そこに生まれた空間が
やさしく
かたまったら
ほし
と名づけて
揺 ....
午前の安らかな居眠り

窓の風景が寒い冬枯れて
モノトーンの射し込む光に
アケビの橙が透視できる 窓に

うたた寝の前
布団をかぶり
空を呆然と見詰めて
表情のある天候と同期して
 ....
{引用=
灰となって春が舞い
けだるい光が夏を照らし
深いお辞儀のような秋が来て
桜のように冬が去る

あなたはいつも変わらずに
そこにある全てを慈しみ
琴のしらべに手を差し伸べて
 ....
ふるさとを求めて 
旅が続く

転んでも泣かない
雨が降ってもくじけない
わたしは
おてんとさまとおかげさまの
ちょうどまんなかで

胸に棲む虫がシクシク泣き出す夜も
脅えた鼓 ....
冬の寒い、寒い。

空気が。

熱せられた僕を。

冷たくさます。

温かいものを、包んで。

誰も触れないくらい。

冷えてしまう。
 だから、そっちへ行ってもいいか。







俺はむごたらしい目をしていた。冷蔵庫のブウウウンンという低い振動音が足もとを這いずっていた。でないと俺はどうにかなりそうだ、おまえが俺 ....
街の中央にあるパリサイ広場にて
毎週水曜日の夜に
聞く者を癒してくれたり昂奮させたり
時には恋をさせるような歌を歌う女がいると
狭い我が家に住み着いている居候が言うので
気晴らしに見に行くこ ....
笑顔の罵倒の応酬
芳潤な自殺を仄めかす
快楽犯の逃亡
足跡だけは残っている

釦を掛け違える位
当たり前の日常になりたい

もっとあなたに汚されたい

失意の行為の応酬
緩慢な自 ....
ただ一人
切り離されたように
見知らぬ夜に佇んでいる
塞がったはずの空洞が
胸の中で痛みを生んでいく
足元が掬われる
膝が折れていく

影にいくら問いかけても
返事は ....
手も足も動く
息だって容易いけれど
内側に空いてる隙間から
ポロポロ零しながら歩いてる

誰か叱ってよ
「行儀が悪いよ」って言いながら
それを捨ててくれて構わない
拾えな ....
祈りは
誰かにむけるのではなく
私の中に沈んでいくだけだった



地下鉄は
風景なんて
みえないんだ


しらなかったよね
電車に乗って
どこまでも
見渡す限り
風景が ....
そういえば 何時からか
独りぼっち

小雪舞う

スエードの夜は

月の近く ストーブのあたりで独りぼっち


「流れ星を待ってるんだ」


遠くで笑う 金星に呟いた
そん ....
20:21
8:09
10
:46
22:32
1:02
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7:47
15:29
2:
49
20:21
13:30
7:47
4:48
14:37
4:48
 ....
窓辺に立ったあなたは
たったひとこと
「外へ行きたい」と
言った。

もしかしたら
私の隣りにいた
あなたは
私よりも
おとなだったのかもしれないと

少しおとなになった
私は ....
 
 
 
 
 
 
水玉の反射光
少しだけ、離れた目線
 
水滴が頬を打つ
その、一瞬くらい前
私は私より
ずっと私だった
 
 
足元が脈を打つ
それは轟きであり ....
恋と間違えちゃいけない
このせつない気持ち
会えない気持ちがふくらんで
恋という妄想を作り上げる

間違えちゃいけない
これを恋と呼んではいけない
人が壊れていく
大人が強いと言ったのはどこの誰だろう
声をはり上げて
大声で叫んで
ただ静かにわたしは暮らしたいのに

誰かの心を疑うこともなくて
意味もなく何かを恐れることなく
静か ....
闇に包まれた空の下に

僕と君がいた


なぜか分からないけど
君には幸せになって欲しい


手をつなぎたいけど 
どうしても届かない

闇によって遮られている距離は
月が見 ....
薄い膜に包まれている
甘くとろける液体の中で静かに呼吸をする
触れるもの全てが薄い膜を通して
目にするものが全て薄い膜を通して
壊れそうな人の肩に触れる
悪夢を見る人の肌に触れる
とろける ....
気がついた時には箱の中にいた
体を小さく折りたたまれ身動きがとれない
ひざが箱にあたり
息苦しさは、箱のところどころにある小さな穴で和らいでいる
細い光がまだ生きていることを教えてくれる
お ....
すなおな円の中に
さかなや鳥や
そしてほ乳類を集めて
食べる

それぞれの
交差する部分で
わたしらは健康を保つ
それは罪深いことではない

ラベルには
聖書のことばのようなもの ....
虚脱して

テレビをつけて

「この人はなんでこんな顔の造りなのかな?」

と、ふと思って

吹き出して

「他人に興味を持つってこういうことなのかな?」

考えて

ちょ ....
ひとつ ひとつの
大切なものが

記憶と共に胸の中に



この街で過ごした日々は
君と共に僕の心に語りかける

季節が流れてゆく ひと時は
君との時間が大きな存在だった

 ....
母なりし君

小さな花産み

長い髪揺らして

いくつの波越えたかしら

幼子 言葉ひとつ とつ とつ 覚えてゆくたびに

通学路でぽつり唄ったメロディ

夜{ルビ来る=きたる ....
水族館のデンキウナギが
発電しているのは
何のため

自分を感電死させて
遠いところで待つ
恋人に会うため

遠いところで待つ
恋人が発電しているのは
何のため

旦那さん ....
見えていたはずの夢も

視えていたはずの君も

ぽっかり穴が空いたお月さまのせいで

夜の中に溶け込んだ

この日に生まれたのは、冷たい冷たい蛹に包まれて眠った青い蝶々でした

 ....
たった一度の人生だから

心のままに生きてみたい

後悔のない人生を
(照、らす/照、らす/天照、らす/照、らす/
赤い月、の/照、らす)

(真っ赤っ赤、のお月様/錆れた街を照、らす
/冷たい、光/孕んだ恐ろ、しさ/其れは形容
、出来ない/感覚)

(灰 ....
始まりではなく
初まり

無限の初まり

矛盾ではなく
今この刻も
無限の初まり


始まりも
終りもない
無限の初まり
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
別れの天気斉木のりと007/12/30 17:24
白い大人石田 圭太2707/12/30 17:01
白雲の 黒雲のアハウ607/12/30 15:22
あいだエチカ3*07/12/30 14:27
旅の途中as007/12/30 13:33
冷えて来たね。狠志307/12/30 12:03
こんな夜は凶暴になる、榊 慧1*07/12/30 11:56
パリサイ広場にて楢山孝介2*07/12/30 11:29
PINKHEAD BLUEFILM000007/12/30 6:20
「remain」菊尾2*07/12/30 3:27
「教えてよ」007/12/30 3:26
地下鉄佐藤伊織6*07/12/30 3:12
dearbilly007/12/30 0:48
Pass-Time2TO107/12/30 0:06
冬の日ざくろパイ107/12/29 23:31
俯瞰山中 烏流507/12/29 23:26
危険信号ざくろパイ007/12/29 23:25
母は強くない[group]暗闇れもん407/12/29 23:02
ある夜の君を考えた時間ark-ey...2*07/12/29 22:50
暗闇れもん007/12/29 22:40
おトイレに行きたい[group]107/12/29 22:09
食事tonpek...13*07/12/29 21:44
今夜僕は寝ないよudegeu...0*07/12/29 21:05
私と友へのark-ey...0*07/12/29 20:41
元気ですかkaori*1*07/12/29 20:33
デンキウナギ小川 葉307/12/29 19:42
蝶々し ん1*07/12/29 18:46
無題風花107/12/29 18:36
akai.manabe...407/12/29 18:17
初まり空麦007/12/29 17:52

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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