夢の中の砂漠で
私は「ジェシム」と呼ばれた
スワヒリ語で「砂漠のリクエスター」という意味だという

なんと呼ばれようとかまわないが
私は何者なのか
息が途絶える 闇の極北
袋小路 薄汚れた壁
暗黒の針 立つ  視界

視野はつづまる
うす暗闇の復員船
船倉の壁のシミを
いとおしさで見つめ続けた

どこへも行けない

終わりが ....
今年最初の日曜日 
近所のファミリーレストランで 
年賀状の返事を書いていた
筆を休める 
 
ドリンクバーで入れた 
緑茶をすすりながら 
昨日老人ホームの
仕事始めで踊った 
獅 ....
指をとりなさい
昔から着せられてた時間
粒を飲んだら海に帰るよ
青しまい終えた夜空のまつ毛に
つつまれたまあるい出窓
しゅっとひとふきで曇るガラスも
つやつやのくうくう
うぶな瞳
「好きだよ」  これは友情の好き

「好きだよ」  これはドーナツの好き

「好きだよ」  これは動物の好き

「好きだよ」  これは恋愛の好き

好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好き ....
みえないけれど おやみなく
ふっていたのだ 透過して
つもっていたのだ 襤褸の
矜恃よ 背をこえてゆけ
あふれて 雪崩れてゆけ 
大鷲はじっと期の枝からその眼光を光らせていた
鋭い爪で巨漢の体躯をささえながら
地上に広がるなにものも彼の眼からは見通せた
大いなる羽は彼の冠のごとく
あらゆるものから彼を際立たせていた

 ....
  水の底に置いた昔の言葉
  忘れられない君の手の
  最初と最後の温もり



  息が出来ずもがいている
  世界は古いギター
  鳴らせなかったFの和音



 ....
ノートの罫線は羊を囲い飼いするための柵で、わたしも
沢山の線を並べて眠らない羊を囲っている
放牧という体裁で、でも{ルビ消しゴム=力}を楯にしてどうにか飼いならそうと
試みてしまうことが ....
-Ein-

星の上では朝と夜が淀みと流れを繰り返すから、
歩む速度を誤るたびに大事なものを見失う。
太陽も月も同じ速度のフリをするから、
光の速度で世界は歪む。
いつもアインシュ ....
私は選ばない 運命を受け入れる為に   し説演で前の官判裁ていつに盾矛無の間
私は選ばない 貴方の声に耳を傾ける為に た後に 銃弾に倒れる 今夜から  人
傾斜する坂道を登る為に降りる       ....
眠れない夜は
心が怯えてるから
明日に行くことを拒む

誰もが笑える
そんな日が
僕の人生にはあるのかな?

ふと考えてみるけど…


眠れない夜は
頭が痛くて仕方ない
きっ ....
脳内革命じゃなくて 体外受精したいだろ↑          <ひっそりと暮らそう>
・−・−・−・−・−・−・−・−・−・上に跳んだまま帰ってくるな !!!      →
新しさを求めて彷徨う血 ....
さよならさよならさよなら
本当はごめんなさいが言いたかったんじゃないさよならが言いたかったんじゃない
私が言いたかったのはありったけの罵声と悪口と皮肉
それでボロボロにしてやりたかった
できな ....
おまえは「エメラルドグリーンだ!」と言った。
が俺にとってこれはクリムゾンと呼ぶんだが、
その程度の齟齬はどうでもいい。

俺はこのカンバスにはいつも
どうでもいい真実を描く事にして ....
ガスコンロに炎は無く
終終とガス臭い 窓が全て閉じられた部屋 充満する
奇形人間の部品 宅配されてきた これから宅配する
ガムテープで切って貼って ダンボールに詰める 「切って!」の山 過去への ....
診断はうさぎ熱
それも重症

止まらない
君に
大切な友だちに
手をかけるやまい

君は目を閉じて
やり過ごそうとするけれど
ボクのやまいは
それを越える

君を食む
最初 ....
ひとりの
少女が
荒れた
広場で
待っている

午後の光は
小さな花の
髪飾りに
舞い降りて
空の青さを
気づかせる

少女の体を
縛っているものは
何もない
翼を広げ ....
海を見ると
懐かしさがこみあげてくるのは
きっと私たちが受け継いできた命が
すべてを知っているからなのだ

私たちの親が見た海
そのまた親が見た海
さらにおよそたどり着くまで
私たち ....
心を のべひらく

凪いだ 北の方へ

静まり返った部屋で
北向きのベッド
伏臥した 頭の上を
船が通り過ぎている

北極海航路が開かれる時
涙は溢れるのだろう

極海に船影が ....
 
 
ふわふわと
水色のなか
クラゲのように
空を浮かべて
 
流れる流れる
音が聞こえる
開いた目はまだ
虚ろなままで
 
パステルカラーで
色づいて
握る手には
  ....
爆発する
夕日
の上を
駆け抜けていく走者
の影を
追いかけて
いく轍
に足をとられて
転びそうになる走者
の右手に
握られている
バトン
は理由のように
あやふや
だから ....
消えてしまったはずの欠片に
想いをのせていた筈だった

消え失せてしまったのは
人ごみの中で手を離してしまったから

転がり落ちて 気づかないままで
そのまま進んでしまったから
 
 ....
寂しい気持ちが寄り添って
結局自分の道が見えなくなるね

強く、強く

望んでみたり

幸せ、幸せ

訪ね歩いたり


どちらも
そんなに遠くに
在るわけなくて

 ....
お前が送る事の無かった人生
俺は今でも歩き続けてるのさ
だからお前は安全なんだ
そしてそこには真の痛みは存在しない
まもなくお前はそれがどんなものか忘れる
かつての気持ちすら忘却し ....
『歴史』


思い出と今は
本当のところどちらが重いのだろう
今が大事と叫ぶくせに
思い出に縛られて上手に動けない




『許し』



傷つけあって生きてきた ....
 
 
鳥として生まれ
鳥として逝く
その間にいくつかの
鳥ではないものがある

車の通り過ぎていく音を
人の小さな話し声を
洗濯物が風に揺れて触れ合う姿を
幸せと同等のものが包み ....
造花が偽る6分の1の現は
破棄のせつなに予感した誕生か
底の空気が薄らいで狭い瓶の箱庭に
蜜入りの中心から濃く漂う夢に

首を落とすより
健全な侵略
標した反逆
其の旗の意はまるで
 ....
ストーブのぬくもりを
あなたのやさしさと勘違いして
思わず抱きしめた夜

あたしの胸は
焼けただれて溶けて
あなたの一部分になることを
喜びとした

時には灯油がきれた
冷た ....
潜り込んだ布団から
寒い朝、這い出て
コーヒー飲んで
コーンフレークを食べる

今日は日曜日何もない
天気は良い
ヒゲをそり
歯を磨く

寝ぼけて新聞取りに行って
みかん食べて
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
砂漠のリクエスターA-29008/1/6 23:17
Father 鮎川アハウ308/1/6 23:09
獅子舞 服部 剛1*08/1/6 23:00
投げやりに辛口砂木6*08/1/6 22:56
好きだよ と 愛してるfuji208/1/6 22:50
そろもん(恥の歌)みつべえ108/1/6 22:42
大鷲いまじん008/1/6 22:36
F草野春心108/1/6 22:25
牧場鎖骨008/1/6 21:37
「Ein〜」しろう3*08/1/6 21:04
・秒読み・狩心2*08/1/6 20:16
明日という未来0*08/1/6 20:13
陥没した●のΩdance狩心1*08/1/6 20:04
消したいさよなら湖月2*08/1/6 19:24
「絵描きの真実」[group]しろう308/1/6 19:15
ガスコンロの衝突狩心2*08/1/6 18:54
うさぎ熱uminek...10*08/1/6 18:31
二十歳の日kaori*3*08/1/6 18:13
海の記憶小川 葉408/1/6 17:59
のべひらく北極海航路アハウ308/1/6 17:50
胎生からくり0*08/1/6 17:35
走者Tsu-Yo408/1/6 17:12
砂の欠片チェセロロ108/1/6 16:53
・・・いいな・・・シュガー・ソ...3*08/1/6 16:52
Lifemaynar...008/1/6 16:51
万華鏡ロリータ℃。008/1/6 16:32
鳥の間にたもつ708/1/6 16:29
賭事遊びICE108/1/6 16:04
やけど小川 葉208/1/6 14:03
ある朝の日にペポパンプ4*08/1/6 12:26

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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