さらさらと

お前は何しに来た

 こんこんと

お前は何を話しにきた

 しんしんと

お前は何を聴きにきた


 さらさらと

また人々の掌に舞い降りてきた
 ....
初めての 君と俺が一緒に写ってる写真

一緒に遊園地に遊びに行ったときの写真
    
君がつけているストラップは誕生日に俺があげんたんだ

{引用=
  う  そ  だ  よ

 ....
食べかけにしたのは飽きたから
ワガママな性格を許してよ
よく笑うのはよく笑う娘を可愛く思えるから
本質?裏側なんて汚いだけ
甘美な人が何よりも好きなだけ

弱さを売りにするつもり ....
一、たらちね

ふるさとの町は
訪れるたびに輪郭を変えてゆく
けれど
夕暮れどきに帰りつけば
あいも変わらぬ暖かさで
湯気の向うから微笑みをくれる
あの人のおかえり

ただいま、と ....
裏切りはやがて 憎しみへと
色を変える 亀裂が入るは
この心 その奥
優しく疼く

思い出が砕けて 散って
床できらきら光る
ひとつ、拾い上げれば
頬を伝う 冷たい涙

どうして  ....
夕方、
神様が道路にしゃがんで蝋石で車の絵を描いている、
ぶーぶーぶー。。。
僕を見離した神さまが、ロケットとか、飛行機とかを描いている、
びいーん、びーん、びいーん。。。
僕にはよくわ ....
 
わたし、
だからうまれたの
 
 
きゅうたいのいのちに
いくどとなく
はもんがつたうとき
わたしは
すいてきになる
そのあと、
またいのちになる
 
からめるいとは
 ....
直感で伝えようとして
反れる
裏側にマーガリンを塗る
 
 
どちらが正しい
どちらとも言えなくて 
また
 
 
 
無邪気に君は笑う
それはほんとなのかな 
 
小さく ....
小鳥を逃がした事がある
さみしい時に啼いてくれたのに
鳥籠にいる姿がかなしくて
僕の目の届かない世界まで遠くへやって
今もふとすると胸うちで啼いている
傷ついたその折れた翼で


   ....
-----------------------------------------------------------
造船家の仕事部屋は紙と鉛筆と分割器が置いてあるだけだ
そして窓の夕暮れの光  ....
遠い風の透けた
銀のしずくが
{ルビ月影=つきかげ}おぼろにひびいて
さびしく薫る
ぬれた黒髪
結いあげる白い手

静かすぎる吐息の重さは
うつろな視線の光
映る予感の静寂が ....
 
 
曖昧無気力な輪郭
 
闇に溶けて
 
雨雲ぽつり
 
泣けない雲さ迷う
 
歪んで歪んで
 
曖昧模糊な感情
 
泣けない雲連れて
 
どこか連れていって
  ....
                    このくらい→ ,



















 ....


青暗い空

白濁したむこうに

オリオン

深い赤

やがて釘付けになる

麗しき赤


キミの唇の美しさを
綺麗に際立たせる深い色


その「赤」の
存在感は、ボクの頭にこびりつき

ハナレナイ


紅を ....
どれだけ金を稼いでも

どれだけ周りに立てられても

闇のなかを焦るのは

しぜんの摂理というものだ


なあ、その塗り絵、

オレにも、塗らせろよな、


どれだけ金を稼 ....
散乱している風景を、工場街の白煙越しに掴む事を試みる。背中を焼いた真夏の陽炎と瓜二つの屈折した光を、諦めにも似た抱擁で迎え入れた。

ひどく人工的な幹線道路を基本線とした網の目の様な街の中を、眉間 ....
背中を通して響く声の揺らぎ
どこかで聞いた懐かしい声
春の夜は人が消えていく

暗示をかけられたい
風の強い日に何もかも忘れる暗示を
薄れてまともじゃない視界の中
散々見てき ....
つま先立ちで そっと
両腕を広げて
目蓋は閉じたまま
屋上で こうしていると
天使になれる
そんな気がしてた

天使は僕の憧れ
純白のワンピィス
柔らかな羽根
羽ばたかせて空を舞う ....
あたりまえのような空白に
止まったり動いたりする記憶

五つの夜のうち
一つはあなたが入り交じる

あたりまえのような静寂に
現れたり消えたりする感覚

五つの夜のうち
一つはあな ....
窓ガラスが曇りすぎていて
朝の陽射しが眩しすぎて
景色がよく見えない

平坦な道のはずだから
何処にも隠れる場所は無く
見覚えのある標識を過ぎて
がむしゃらに向かっていれば

いずれ ....
きみの言葉の行く先を
わたしはひとつに
収めてしまう


 無限に広がりそうな
 孤独の定義の
 予感に
 おびえて



きみの言葉に
息づくものと息づかないもの

 ....
灰皿に盛られたオードブル
そこに手を伸ばすことをよしとしない
もらい煙草が正解。街へ出る際には
誰かに聞かせる小話だけあればいい
もう春なのか
私は暁を覚えていない
布団の底はじんわり温かく
一夜の体温の溜まり場

冬の朝はまだ寒くて
張り詰めた明星の氷が
体温で溶けてしまいそう
私が眠っていることで
誰の邪魔 ....
お父さんはね
お母さんを口説いたとき
自分の故郷には
おはなばたけという駅が
あるよと言ったって

夏に嫁いできた母は
駅前に花畑があると
おもってたと
文句を言ったらしい
お父さ ....
 鎧に突き立てた刃
 カスカな鉄の響きを奏で朽ちる
 無様に砕け落ちる刃の破片
 映し出される情けない男の顔

「やっぱり、ダメなんだね」
 
 響く女の声
 
 もう挑まなくて ....
 
 
 
何かを見ている
何かを聞いている
何かを感じている
 
そんなことを繰り返す
定規で区切った四角の中で
 
ひたすら歩いている
ひたすら喋っている
ひたすら寝ている ....
17時35分発のスーパービュー踊り子号新宿行き
銀行でお金を下ろし忘れ
財布の中に、三千円しか入っていない私のために
お母さんが買ってくれた切符

グリーン車はちょっと広すぎるよ
大きな大 ....
僕の中の男は、二度目の眠りについたまま、まだ微睡んでいる

鈍い渦が沈殿していく

カーテンの隙間から差し込む光が
僕の足をゆっくりと
犯す
寝返った筋肉が軋んで
いつか誰かとの曖昧な ....
何杯かの紅茶を
飲み終えた机の上に
本の積まれた頃 

小皿の上に 
時計回りで倒れ{ルビ萎=しな}びた 
ティーパック

真ん中に置かれた 
{ルビ空=から}のスプーンのみが 
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
乱太郎20*08/1/7 18:34
夢恋fuji108/1/7 17:44
「girlie」菊尾0*08/1/7 17:44
春へ佐野権太13*08/1/7 17:32
月色飽和液AKiHiC...108/1/7 17:06
夕方m.qyi508/1/7 16:06
ふぉんでゅ山中 烏流12*08/1/7 15:38
アイキューノウム108/1/7 15:27
Loneliness石瀬琳々22*08/1/7 14:00
造船家音阿弥花三郎108/1/7 13:16
うすげしょうこしごえ13*08/1/7 10:17
無題永遠音 史香108/1/7 8:43
僕のちっぽけさ青木龍一郎1*08/1/7 8:04
冬の座吉岡ペペロ208/1/7 6:47
赤澤るろる008/1/7 5:59
闇を焦る吉岡ペペロ208/1/7 5:55
廃工場龍二008/1/7 4:56
「猶予」菊尾008/1/7 4:45
天使の翼AKiHiC...508/1/7 2:35
一つの夜mayaco508/1/7 1:11
今はまだ相応しくない松本 卓也108/1/7 1:02
閉じてゆく言葉[group]千波 一也7*08/1/7 0:57
[:smokeプテラノドン108/1/7 0:45
遺された朝木屋 亞万1*08/1/7 0:42
駅・御花畑[group]たりぽん(大...13*08/1/7 0:41
告白玲瓏008/1/7 0:37
定規で区切った四角の中で蟹太郎108/1/7 0:16
明日から仕事だ壺内モモ子3*08/1/6 23:46
不真面目な果実虹村 凌4*08/1/6 23:46
一匙のひかり 服部 剛5*08/1/6 23:21

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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