ばかだな
いまなら
ばらだって
いきていたろうに
さびしい
よるには
なしくずしに
らんどすけーぷをちぎる
オリオンの三つ星
・
ルビーの睫
ヴァリエーション4、 ....
む かしむ かし の し かけ
うご き だし 崩壊 の とき
はや まっ てい る 関節 を
分解 して 組み立てな お し
今 日はやっと さんぽ 歩いた
学校で学んだことが2つだけあるよ
この世が弱肉強食ってことと
人間ってのが意地悪な生き物だってこと
最高に吐き気のする12年間
学校で学んだことが2つもあるよ
この世が弱肉強食ってこと
....
もし、私が幸せで
願いが全て叶っていて
満足しているなら
詩など書いていないでしょう
詩作は生きると云う事であり
詩を書くことは生きてる証です
不満があり
絶望 ....
多摩川に架かる鉄橋を渡りきる頃
メールの着信を知らせる携帯の光が走る
両親も恋人と認める彼からのメール
簡潔な朝の挨拶に優しさ溢れる短いことば
先輩は幸せ過ぎるから
傍から見ると憂鬱 ....
四、五日前から眠れぬ夜が続くので、
なんだかすべてがぼやけて見えます。
あなたからの手紙で十分励ましてもらったのに、
この淋しさと虚しさはいっこうに立ち去ろうとしないのです。
それどころか ....
あなたの写真を連れて
中学校の
あの校庭に
行ってみよう
夕陽の
大きな日がいい
風がふいて
あなたの髪がなびく
そんな日がいい
夕陽のなかに
出会ったときの
あなた ....
柔らかな世界を
忘れたくなったので
アスファルトと
同化する夢を見ました
たくさんの人に踏みつけられて
なんだか悲しくなったので
あの青い空に
飛んでいってみました
....
台所の蛇口は少しゆるいのか
夜中にぽたぽたと音がする
間取り1K、家賃6万5千円のアパートの
玄関をキミがあける
コンビニで買った焼き鳥と
缶ビールを手に持って
外階段をトントンと ....
今日は友達と遊びに行くんだ〜。
ふぅん。
週末は職場の人と旅行なんだ〜。
ふぅん。
今日はパチンコしてるんだ〜。
ふぅん。
えぇねん。えぇねんで。
したいこと ....
ホームレスが灰皿に
深々と頭を下げている
制服の女性が後ろで睨みつけている
歩道に頬杖を付き
Yシャツに血が滲む
彼女の脚の下
フォーカスをぼかし
そこいら中に降ってくる
皮のアイスピ ....
080110
チュウチュウねずみが
チュウチュウ
中央線でチュウチュウ
竹輪を食べ過ぎて
チュウチュウ
猫いらずでチュウチュウ
毒を食べ過ぎチュウチ ....
手を叩いて
肩を叩いて
足をもんで
背をさする
マッサージで
スキンシップを
図る
良い気持ち
雪の日心は寒い
1人ぼっちで
ボイスパーカスで
ラップを歌う
私には仕事がある
関根友彦の「広義の経済学」を宣伝すること
あん餅を食らいつつ(あっつちーぃ! チンしたら味落ちてる!)それを行う
真の経済学よ、生成せよ!(あー、やけどした…)
....
曇ってても干し物
ネコがガラス越しにそれをみつめて「ウーン」と言った
わたしは水筒をつかんで「冷てえ」と言った
昨日、珈琲を入れておいたやつ
まだ日のあたらない街灯が夜道を照らしている。
ネオンの光を辿って私の電話が鳴った。
シーラカンスからです。
「僕の骨を探してください」
そう言ってシーラカンスは言葉をおいた。
「見つけて僕の ....
初詣デート前日
明日 お参りした後
おみくじ ひくことになるだろう
『大吉』か『大凶』じゃないと 中途半端だから
さきに神社に行って『大吉』か『大凶』出るまでひいておこう
『大吉 ....
知らないきみは嘆いた。
海のあおさと空のあおさははなから別物ときめていた。
そんな中ぼくはゆらめきをみつけた。
きみは蜃気楼のなか、たっていた。
ふたりにはじまる物語はな ....
俺はいったい何を求めて
こんな所まで来てしまったのだろう
何処にだって行けた筈なのに
何故ここに辿り着いた?
どうしてここを選んだ?
考えたって答えは出ない
感じるんだ
....
100円ドロップ
100円ドロップ・アウト
円ドロップ・アウト・サイダー
忘れた頃に 蝿
飛んで火に落ちる夏の虫
何も無い 何すら無いよな
ピンク色した 唇
咽喉から 吐く ....
赤い感情線と
青い感情線の
交わる先で
蛍光灯に揺らめく 影
まるでだれも気付いていない
まるでだれも存在を認めない
寄生することをゆるさない
この 手のひらの
翻されたときに ....
自我の無欲を知れ
何者でもない声を発する
雪と似た咽頭音
一点の曇りも無く
降り積もれ
欲望の先
掲げられた理性の
希薄なる存在感
撃ち砕け
己が身の希薄さを
水銀にも似た ....
襲いかかるおぼろげな未来から映像
油断した夢の上に降り立つ
怯えるだけでは無能で
かと言って無駄あがきするのも
なんだか腑に落ちず
建前では普通だけど
そ ....
一月一七日が近づくと 朝靄の中 仮設住宅の立ち
並ぶ 通学路を抜けて 初めて学校へ行った日を思
い出す 眠る街は 雪を待つ すれ違うこともでき
ず 呼び止められて 思わず受け取ってしまった 優
....
雨が降っている
今は夜中
過ぎ去る日々は音もなく
ないものねだりの心に雨音
一人の夜
決して寂しくもないけれど
それもどうしたものなのか
ただ、日常に麻痺している ....
揺れているんだ
青い葉の木に吊されて
揺れているんだ
僕は味気無い無地のブランコ
揺れているんだ
夕方の風にさらされて
揺れているんだ
僕はオレ ....
拾い出すか
無理やりに
見つけ出すか
偽者を
ああ、こんなものを
見せたら君は悲しむだろうか
だけども、発作。
効果のある薬はありません。
ただただ、撒き散らして
喚いて ....
16790億と、幾つ、あぶくの夜を数えた。
僕の白い凍えた冠は、少し、角を失った。
それでも、変わら、無い。
あのヒトが、朝を迎える迄に、ふわり、
ワルツをひとつ。
あのヒトが、明けを迎 ....
冬の雨は
フロントガラス曇らせて
季節はくりかえし
ふたりになにを言い聞かせていた
/
あれは冬の白いひかりだ
鳥たちの一斉のカーテン ....
妻が増殖しているのを
街で見かけた
その数はおそらく
億単位だった
そしらぬ顔で
妻が帰ってきた
一人だった
いつも通り
二人で夕食を食べた
お母さんが本当は
恋愛結婚だっ ....
4312 4313 4314 4315 4316 4317 4318 4319 4320 4321 4322 4323 4324 4325 4326 4327 4328 4329 4330 4331 4332 4333 4334 4335 4336 4337 4338 4339 4340 4341 4342 4343 4344 4345 4346 4347 4348 4349 4350 4351 4352
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.58sec.